今年のプロ野球は阪神タイガースが38年ぶり、かつ二度目となる日本一を見事!制しました。
熱闘という言葉だけでは言い表せない日本シリーズ、勝っても負けても毎試合手に汗握る素晴らしい試合を見せてくれました。
リーグ優勝はもちろん嬉しいのですがやはり『日本一』という称号に勝るものは有りません。
阪神電鉄では『日本一』を記念して特別ラッピング車の運行や日頃は武庫川線で走る、それもタイガースにちなんだ
『TORACO号』+『トラッキー号』特別編成を本線で運行する事を発表しました。
わたくし、鉄ちゃんであり虎党でもあるという事でこの日本一を記念したラッピング車が走るとなれば
その姿を記録しない訳にはいかないでしょう!
という事で出撃して参りました。
8000系 日本一記念特別ラッピング編成
土曜日という事もあるのでしょうが各駅のホーム端には5~10名程の撮り鉄ファンが待機している状況でした。
取り敢えず先着者の邪魔にならない位置から何とかカメラを構えその姿を記録しました。
個人的にはどうせなら希少?な9300系の方が嬉しいという気持ちとやっぱりこの塗色は
阪神タイガースのイメージには合わないなと思いました。
過去の株主総会でもライバル球団をイメージさせるこのカラーについて問題となったそうですが
至極、当然だと思います。
やはり虎と言えばオレンジ系ではなくイエロー系のイメージですからね・・・。
まあ文句はここまでにして移動開始。
阪神のHPに特別ラッピング編成の運行情報が掲示されておりこの日は短区間を行ったり来たりの
運用だったので粘れば数カット狙うのも楽な状況でしたが先程も言いましたが同業者の待機状況は
各駅とも満員御礼状態でしたので撮影ポシションの確保には苦労を要します。
何とかギリギリ6両が収まりましたがこの時は構えてレリーズまで4~5秒だったでしょうか?
手前右に写るホームの処理まで到底及ぶ事が出来ませんでした(汗)。
古豪・5000系ジェットカーも阪神の日本一を祝うヘッドマークを掲示しています!
こちらは逆光覚悟での記録撮影です。
残念ながらこういった撮り方をしているとこの列車の売りの一つである、側面にラッピングされている
監督・選手の姿まで写らないのですよね。
選手のラッピングが気になる人はこれはもう停車駅で待ち構えホームから一つ一つ記録するしかないですね。
さらに移動し11月10日(金)~12日(日)の期間限定で運行されている『TORACO号』+『トラッキー号』特別編成の捕獲へ向かいます。
4両という事で駅撮りが主と成らざるを得ない阪神では望遠レンズを用いた圧縮撮りではイマイチ。
画角を広げ少しでも編成の奥行き感を出す必要が有ります、が・・・。
という感じで本当に記録するのが精一杯という感じでした。
3日間限りの運行 5500系『TORACO号』+『トラッキー号』特別編成
日頃の編成の向きなど知る由も有りませんがパンタグラフが近接対向していますね。
いわゆる“パンタ障害”なんかは大丈夫なんでしょうか?
朝は陽が差していたもののどんどんと雲が増えて来ました。
これらの折り返しを狙う事も可能なんですがこの天候だと意気消沈気味・・・。
再び移動開始。
実は阪神本線を走る8000系特別ラッピング編成とは別に阪神難波線・近鉄奈良線向けの
1000系特別ラッピング編成も存在しています。
色合い的にはこちらの方がタイガースらしいので曇りの天候が気になりますが近鉄線へ移動します。
鶴橋で昼食を摂り近鉄奈良線で1000系特別ラッピング編成を狙います。
阪神線よりも近鉄線の方が撮影場所を把握していますのであるポイントに天気の回復を祈りながら向かいます。
祈りが通じたのか?
少しづつ雲の切れ目が大きくなり青い空が覗いて来ました。
1000系 日本一記念特別ラッピング編成
薄い雲に掛かってしまいましたが納得の一枚です。
編成の右側に僅かな紅葉を配する事が出来て季節感も出せました。
よく見れば誰だか判りませんが(笑)選手の姿も確認出来ます。
慌てて側面も数カット記録してみました。
この写真を見ると一度監督や選手の姿を見に行くのも良いかな?なんて思いました。
阪神タイガース、出来れば今年だけでは無く悲願の日本一連覇を目指して欲しいものです。
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