かつて京阪京津線の各駅停車の普通列車運用で活躍していた80型電車。
既に廃車(1997年10月付)されていますが今年がその80型の誕生から55年という事で
記念イベントとして701+702編成に復刻カラーが施され昨日から走り始めました。
平成32年3月31日までの運転という事でこれから暫く撮影の機会は有りますが
せっかくなので下回り機器を含めてピカピカの間に記録しようと本日撮影に出掛けました。
日曜日という事で沿線各地には80型復刻カラーの701+702を撮影しようと
多くのファンがカメラを構えていました。
まずは近江神宮前の車庫に向かい復刻カラー編成が留置されているかどうかの確認です。
どうやら車庫に留置されていないので運用に入っているようです。
小一時間も待っていればどこかで遭遇出来る筈です。
Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f5.6 1/1300sec ISO500 (125mm)
これが車庫内に保存されている80型の前面カットボディです。
1961年の登場とは思えない流麗なスタイルですね。
この後は浜大津駅に向かい復刻カラー編成を待ちます。
Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f5.6 1/1000sec ISO400 (46mm)
近江神宮前行きの復刻カラー700形がやって来ました。
石坂線では最新鋭系列となる700形ですが想像以上に80型カラーが似合っていると感じました。
それだけ80型がデザイン的に進んでいたと言う事なんでしょうね。
なかなかヘッドマークも凝っていますね。
前回の京阪特急色の復刻もそうなんですが京阪はファンを喜ばせる演出が上手いと思います。
今度は場所を移動して近江神宮前で折り返す700形を待ちます。
Panasonic LUMIX DMC-G7+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f5.6 1/1000sec ISO400 (32mm)
先程の併用軌道から今度は専用軌道での撮影です。
台車や下回り機器はいうに及ばずスカートや連結器までピカピカの状態はまるで新車のようです。
やはり登場直後に撮影するのは気持ちの良いものですね。
車庫に朽ち果てるままにされてた,
京阪には貴重な近車製車両ですよね。
旧京阪特急色も素晴らしいですが,
この旧来の塗り分けはもっと良いですね♪
汚れる前に湖国へ行くしかない?
前回の京阪特急色にしても今回の80型復刻カラーにしても
ファンの喜ぶ京阪電鉄の演出には頭が下がる思いです。
蹴上~九条山間の最急66.7‰を含む勾配区間を軽快に駆け上る駿足や
独特の電制音を響かせて下っていた80型の思い出が蘇りました。
京阪のHPで運用も掲載されていましたので宜しければその勇姿を記録して頂きたいですね。