皆様、ブログが大変ご無沙汰しておりました!!
楽しみにして頂いているお客様、本当にすいませんでした。
さて、早くアップすれば良かったのですが、先日岡山の中国料理はすのみの加藤さんと、徳島の鷲敷町、旭若松醸造元、那賀酒造さんにお伺いして参りましたので、ご紹介です♪
松浦社長から、散らかってるけどいいですか?と言いながら、蔵の中を見せてもらいました!!
いやいや!!とても、スッキリ、清潔感のある、なんと江戸時代に建てられた蔵内です!!
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↑ ↑ 仕込みタンク&貯蔵タンク
ビニールの蓋が付いているタンクが只今タンク貯蔵熟成中☆
↑ ↑ 右に見えるのが、今も現役!木樽半桶
そして奥に見える万力見たいな機械が、槽搾り機
3日かけてゆっくり搾られます。
これは何でしょう???
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松浦社長自家製の機械!?
モーターみたいなのが見えます!!
ヒントは・・・・
松浦社長が、得意そうに持ってます!!
なにこれ??
プロペラ??
これをさっきの機械にとりつけて、タンクの上部に設置、醪(もろみ)に入れ、ゆっくり混ぜるのだそうです。
櫂入れ(かいいれ)みたいなものです。
松浦社長がほとんど一人で仕込んでいるため、工夫をして作業をしやすくするための発明品。
以前には、タンクの高さまで上がる手づくり昇降機も見せて頂きました。昔からの造り、工程を変えないスタンスで自らの手づくり機械器具の製作、凄い方ですね社長(^^)v
ある程度蔵内を見て回った後は、試飲です!!
やった~\(^。^)/
あっ!!
僕は車だぁぁ~!!
とほほ。。。
というわけで、試飲の方は加藤さんに全てを託します(笑)!?
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2011年もの→2010年もの→2009年ものと、それぞれタンク違いで垂直試飲をします。
お~!!とか、へ~!!とか、これは良い熟成してる~!!とか、加藤さんのって来ました~!!
加藤さんにつられて、松浦社長ものってきました~!!
この本は大正時代に書かれた、醸造のテキストです。
今、松浦社長がこだわっているのが、自然に任せる醸造法です。
醪(もろみ)の温度調節は極力せず、発酵が盛んになっても、ほうっておくこと・・・(笑)!!だそうです。
ですから、醪(もろみ)日数も、早い時は、19日くらいで出来上がるらしいです。(普通は27~30日くらい)
19日で発酵が出来上がる、この自然的発酵法!!
実は、大正時代など昔は、当たり前だったそうです。
逆にいえば、現代のお酒は、温度管理もしっかりしていて、きれいになりすぎているところもあるのかも知れませんね。。
大正時代の醸造書を今もバイブルにして、時代に流されない酒造り。
日本の田舎の原風景がそのまま残る阿波の山間の地で、今も頑張って造っている。
おお・・・これぞ ザ・地酒蔵!!
すごい蔵元さんだなぁ~と、私も加藤さんも、衝撃を受けて帰路に着きました!!
皆様、旭若松をこれからも宜しくお願い致します!