3/29-30(火-水)夫婦で温泉旅行です。まずは「三毳不動尊(みかも)」へ。猫の"ゆるみくじ”目当てです。道の駅「みかも」の裏でした。平成10年開山で真言密教系とのこと。弘法大師・東寺ですね。久々の大吉ですが「色に溺れ酒に狂えば凶なり」とも。
大丈夫です。最近は修行僧のような食生活ですし。
「旧篠原家住宅(重文)」 JR宇都宮駅近くにある江戸~明治末期の商家です。2枚目写真の大黒柱付近で醤油を計り売りしていたそうです。
床の間が広いです。陶器の名品とか飾ったのかも。
2枚目右側は江戸時代の蔵です。
当時の工法が分かります。大谷石を貼ってあるのです。
上部の黒い部分は鉄板ですが、当時はモルタルでした。下半分は大谷石です。おかげで空襲でも焼けませんでした。
鉄板部分には黒いL字金具が付いていますが、火災時には藁を濡らして引っ掛ける為の物だそうです。説明員が居るので質問出来て良いです。
妻より「スカイベリー(いちご)を買う」とのことで「道の駅たかねざわ」へ。プリンも美味しかったです。
宿は日光湯元「美や川」 部屋はいつもの「あわゆき」で@31,350円 毎年泊まっていますので部屋・浴場は以前の画像で。2枚目は貸切露天で2ヶ所ありますが、この時期は寒いので妻も入りません。まだ路肩や周囲は雪景色でした。
今年は部屋風呂が濁り湯となっていました。例年より湯量が少ないのか温度も適温に近かったです。いつもは貸切状態でしたが、まん防後なのでほぼ満室でした。
大きな湯葉や川魚の塩焼きが無くなりましたし、前菜のお味も落ちました。
お肉も脂身が増えていましたが質に不満はありません。揚げたての山菜の天ぷらも消えました。
ホタルイカの鮮度が・・・ ブリは普通に美味しかったです。
朝食は良いですね。私には多すぎますが。
「日光田母沢御用邸記念公園」江戸・明治・大正と増築されて全106室もある旧御用邸です。ここじゃ温泉も出ないですし那須にもあるから要らんよね。VTRも良く出来ていました。私は2回目、妻は初めてとなります。
「謁見所」椅子が螺鈿と金張りで豪華です。
「御日拝所(ごにっぱいじょ)」大正天皇は皇居の宮中三殿(仏壇&神棚)に向かって毎日拝んだそうです。狙撃を防ぐためと思いますが鬱蒼と木が茂っています。2枚目は観光客が歩くルートなので安っぽい絨毯です。しかし広いです。
方々に襖絵が展示されています。2枚目は通行禁止なオリジナル絨毯です。分厚いのです。
これは浴場で使う湯を溜める筒だそうです。2枚目は女官部屋。商家の女中部屋と違って陽当りの良い場所です。
「内謁見所」
お庭も歩けます。左側のしだれ桜が咲いたら綺麗でしょうね。ここは広いので1時間以上掛かります。上野等の展覧会と同じです。
明治10年の中善寺湖畔です。宿は6軒あって各宿に舟遊び用の桟橋があります。各大使館の別荘がある位ですので避暑地には最適でした。
銅山方面に下ってみました。「富弘美術館」へ。妻も私も暫くぶりです。24歳で手足が不自由となってここまで大成するのは才能と努力と忍耐力と運なのでしょう。
独特な世界観があります。
草木湖側の陽当りの良い部屋はカメムシ多数ですので、踏まないように気を付けましょう。