12/9-10(月-火)のお出掛け。まずは伊豆高原の「徳造丸」で「金目鯛の紅白二色丼」2,700円を戴きました。美味いです♪ 出し汁で茶漬けにも出来まする。前回は金目の煮付け2,300円でした。
胃腸が落ち着くには2時間を要するので、事前にトイレSPOTも調査しておきます。稲取駅には送迎駐車場がありまする。「伊豆ならんだの里 河津平安の仏像展示館」は以前から知っておりましたが、前回は「松崎見物」を優先しました。が、何と今年の夏に26像が国の重要文化財となりました。
結構坂が厳しかったです。下にMYカーが見えますが、これで2/3程かな。他の客はタクシーで本堂横に付けていました。タクシーは見学中も待機して貰わないと帰れません。御親切にも地元の方お二人に話しかけられました。地域として観光に力を入れてるのでしょうね。松島を思い出しました。
左が「南禅寺(なぜんじ)」で、昔(1432年以降)はここに下の黒い3像のみが奉られていました。元は1099年に7堂伽藍の「那蘭陀寺」が建立されたのですが3像を残して1432年、土石流に埋まりました。3像のみは南禅和尚がお堂を建てて奉ったとのこと。他は漸く500年以上も経って掘り起こされました。
2013年開館。中央の3像は埋まってなかったので綺麗です。次の2枚は四天王像のうちの二像とのこと。びんずる尊者像は、重文となって触れなくなったとのこと(苦笑) 受付兼説明員の方は説明上手でした。
ノーフラッシュ撮影が許可されたのは、他の客が帰って居ない&カメラにストロボが無いからかと。
粘土質に埋もれた像は保存が良く、黒土は大きく腐敗したとか。十二神将のうちの三像も残っていました。最も大きいはずの阿吽の像(山門)がありません。埋もれているのでしょうね。
宮殿造営を纏めていた藤原 為憲(南家)が国司となって伊豆に藤原+木工=工藤氏を起こしました。その100数十年後に建立されています。その後は北条氏のテリトリーかと思いますが、室町に入って管領上杉氏の頃に大飢饉と一揆が発生。この頃に土石流に飲まれてしまったので再建出来ませんでした。
時間が余ったので下田の「上原美術館」へ。1枚目は絵画館で2枚目は仏像館です。上原氏は大正製薬で下田が女房の実家らしいです。パブロンですね。
受付は段取りが悪かったですね。人が遊んでいます。ここで働きたかった。大部屋一つと小部屋二つと規模は小さめ。シャガール・ユトリロ・モネ・ピカソ等の有名所も御座いました。
麗子像もありました。 2枚目は仏像館ですが上原氏が彫らせた現代仏像はほとんどで、平安・鎌倉時代を謳う物は修復が稚拙なものが多かったです(たぶん江戸期の修復かな?国の重文も皆無でした)
宿は下田駅徒歩3分の「野の花亭 こむらさき」@33,000-@3,500じゃらんクーポン=@29,500 全5部屋で11:30チェックアウトです。溜まったポイントも突っ込んで10月に予約しましたので更に安く泊まっていますが。下田駅って山に挟まれているので宿もこんな感じです。部屋は12.5畳+堀こたつ6畳です。
単純泉の源泉掛け流しですが特徴はありません。隣の蓮台寺温泉と同じ混合泉です。大浴場は無く部屋食となります。湯温は自分で調節可能です。
金目プランですが、バーナーで炙ってあっても金目鯛は生臭かったです(泣) 左下はしゃぶしゃぶなので美味しく戴けました。握りの金目もしゃぶしゃぶで食いました。これは評価外ですな。
煮付けは美味しかったです。肉は味が濃く、少々硬め。朝食は洋食も選べます。アジの開きも大丈夫。サラダと小皿は2人分です。そういえば天童温泉 「松伯亭 あづま荘」は朝食にサラダが無くて偏っていたよな。
半露天からは終わりかけですが、紅葉とボタンが見えます。やはり下田は暖かいのですね。駅前なのに静かで鳥の囀りが聞こえてイイ感じです。
通常の懐石コースならマシかも。全てしゃぶしゃぶで食べればOKですし、駅前で11時半OUT、掛け流しで温度調節可能で部屋も綺麗でした。雪も降らんので冬でも散策出来ますし電車旅ならお勧めできます。埼玉県央部から車では5時間以上掛かりますが(汗)、踊り子なら東京-下田は2:50 往復@11,520円となります。
<以下 ご参考>
<内閣府発表> 拡大して見ると伊豆半島では下田のみが黄色なのです(津波3-5m)
<下田市ハザードマップ> 矢印が2階家の絵 黄色は下田駅 下田は入り江となっており色付部は危険度MAX
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