古いパソコンのレスポンス対策

客間に古いDELL Pentium4機を設置してみました。2003年購入の奴です。捨てても良いのですが..
しかしあまりの遅さに絶句。P4-2.66Gでメモリ1G、HDDは旧規格なPATAです。OSはXP。

＜設定変更＞
細かくは記載しません、やり方は検索で。
1.　画面は16bitへ
2.　「パフォーマンス」重視へ
3.　「スムーズスクロール」を停止
4.　マウスの影を無しへ
5.　クラシック画面へ
6.　デスクトップの背景も無しへ
7.　「休止状態をサポートする」を無しへ
8.　デフラグ
9.　自動更新を無しへ（タスクバーからも非表示・邪魔ですから）

このなかで、最も効果があったのが9です。自動更新は、いつまでもDISKを検索され続けて負荷が大きいです。
電源投入の際に、手動でMicrosoft Updateを掛ければ良いのです。


youtubeの360P動画でさえカクカクしますが、この年代のPCへの投資は無駄です。

GA-G31M-ES2Lに、Windows2000を適用

マザーボード GA-G31M-ES2Lは、正式にはWindows2000をサポートしていません。
しかしメーカー（GIGABITE）は、G41チップまではドライバを提供してくれています。ありがたい！
ちなみにASUSもMSIも、提供していません。

そのままインストールしたところ、以下の設定が必要となりました。

１．Windows2000では、C1EやEIST等の省電力機能は、BIOSで設定しても作動しません。これは仕様です。
　　よって、GYGABITE社のソフトEASY TUNEで制御します。FANの回転を落とせば静かになります。
　　環境にもよりますが、E6500で1000rpmでアイドル約42℃。問題ない温度です。

２．ところがデフォルトのインストールの場合、休止できなくなりました。LANドライバが引っかかってます。


　　デバイスマネージャの「電力節約の・・・」にチェックを入れます。これで休止できます。突然、長時間離席する方向けです。


　　再起動後は、EASY TUNEの設定が落ちておりFANが五月蝿いです。しかし、電源OFF後の次回の再起動では静かになります。

３．休止後の再起動でEASY TUNEが解除されてしまう状態を回避するために、休止自体を止めます。

　　スタンバイ時間を設定して終わり。スタンバイは電源・CPU-FANを停止し、再起動時間を短くするためにメモリへ給電します。
　　私の設定は「1時間」です。

次回、休止・スタンバイ・スリープの違いを説明します。

「Avira AntiVir」使ってみました

昨日の続きです。「Avira AntiVir」は当方のWindows2000では駄目でした。

1.　時々、操作中にフリーズ。
2.　稀に、立上げ→デスクトップ表示で即フリーズ

設定し易い画面なのに残念です。レジストリを修復してもNG。
他のソフトが影響しているのかも知れません。

「avast！」「AVG」のどちらかが良さそうです。

無料ウィルス対策ソフトについて

以前はウィルスバスターを導入していました。2005年の例の事件までは...........ぶっ殺す！
その後ノートンを経て、今は「キヤノンITソリューションズ」の「イーセット スマート セキュリティ」です。
所在地は泉岳寺の近くです。実は、お仕事で何度もお邪魔していたりします。このソフトは軽いしバグ無いし最高ですね。

本題ですが、Web専用PC以外は、無料ソフトを使っています。無料といっても、本来は有料なソフトの一部機能を無料で提供している製品が大半です。
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「avast！」
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/security/antivirus/avast.html
安定した動作＆品質で信頼を感じます。ちょっと重いことと、XPのシャットダウンが出来なくなる場合があります。
マカフィーを削除してコレを入れたら発症。マカフィーを再度インスト＆削除しても駄目でした。レジストリを修復して回復。

このMS社の方法で回復できますが、面倒くさいです。
http://support.microsoft.com/kb/307545/ja

「EasyCleaner」が有名ですが、
http://www.altech-ads.com/product/10001537.htm

私はこのソフトで修復しています。
「Glary Registry Repair」
http://www.glarysoft.com/rr.html?tag=download

コツは3回くらい回すことです。

「avast！」は設定で少しは軽くできます。
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「AVG」
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/security/antivirus/avgfreejp.html
以前は英語版で軽かったのですが、今は日本語版となり重くなりました。avastよりほんの少し軽いだけで、大差ありません。
常駐のメモリ消費が少ない分だけ、低スペックなパソコンに向いていますが、差は僅かです。
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「Microsoft Security Essentials 」
http://www.microsoft.com/Security_essentials/
昨年、Windows7に合わせてリリースされました。Windows2000は、MS社自体がサポートを終了していますので提供されません。
OSメーカー純正で、AVGと同等の重さであることを考えると良いですね～。肝心の防御系も悪くないようです。
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「Avira AntiVir」
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/security/antivirus/aviraantivir.html
有名らしいのですが、使ったことがありません。広告が煩いとか....
Webガードが無いのが×らしいのですが、無くてもダウンロードの際に検出されれば問題ないのでは？今度、使ってみます。
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私は、Web専用機以外のWindows XP・7の全てに「Microsoft Security Essentials 」を導入しました。
Windows2000には、「avast！」を導入しています。

遅いデュアルメモリと速いシングルメモリの比較

とある事情でメインPCを再インストールしました。そのついでに遊んでみました。

同じ速度であればデュアルメモリが速いのですが、PC2-4300（DDR2-533）のデュアルとPC2-6400（DDR2-800）のシングルを較べてみました。

4300シングル・4300デュアル・6400シングルの順です。4300デュアルと6400シングルはほぼ互角の値です。デュアルはRead＆Writeが速いですね。
ちなみに体感では、どれも区別がつきませんでした。マザーボードはGA-G31M-ES2L・intelG31チップです。CPUはPentiumDual E6500です。

試しにWeb専用機のDDR3メモリをPC3-12800（DDR3-1600）からPC3-10600（DDR3-1333）へ設定で落としてみたら、何となく遅く感じました。「何となく」程度です。

CPUのクロック・バススピード・ストレージ（速いディスクやSSD）に投資したほうが体感できるみたいですね。

Flash Player バージョン10.1

入れてみました。youtubeからダウンロードせずリアルタイムな再生で、カクカクしていたフルHDが、スムーズ見れるようになりました。（HD4670）
CPUの負荷が減る反面、VGA側が上がります。我が家では、5年モノの疲弊したPCのみPCI側が不安定になりました。どのみち交換時期だったということです。

http://labs.adobe.com/downloads/flashplayer10.html
「Flash Player 10.1 Release Candidate 2」からOSに合わせてどうぞ。正式リリースを待てる方は、もう少し我慢しましょう。

先に古いFlashを削除してからインストールしましょう。

パソコンの故障を調べる（その２）

さて、昨日の続きです。マザーボードの故障は決定ですが、実際の状態が不明ですよね。

＜新たな疑問と調査＞
1.　CPU倍率を変えても温度表示が変わらないのはおかしい。
　　　　　　　　　　↓
　　倍率が変わっているのか検証します。ソフトはCPU-Z、ダウンロード先はこちらです。
　　 http://www.cpuid.com/cpuz.php
　　　　　　　　　　↓
　　適正な値でした。CPUとCPUFANは、正常に動作しているのです。温度表示の不良です。

2.　最小・最高とも温度表示が不良なのか？
　　　　　　　　　　↓
　　思い切って高負荷を掛けてみます。Prime95を使いました。30分程走らせます。
　　ダウンロード先　Windows2000でも、XP用で動作します。
　　http://www.computerbase.de/downloads/system/prime95/
　　　　　　　　　　↓

　　CPUFANはリテール（純正品）ですから、MAX73℃は適正に近い。
　　不正確な値は、「CPUTIN最小温度の72℃」「計測時のFAN回転815rpm」「最小温度1℃」です。
　　　　　　　　　　↓
　　たぶんマザーのブリッジセンサー故障です。もう、死にかけのマザーだってことです。キャパシタかな...

＜対策＞
1.　マザー交換又は、壊れるまで放置（笑）

以上、ソフトと他のPCを使いながら、障害を切り分けています。ご参考迄。

パソコンの故障を調べる（その１）

ファイルサーバに余ったグラフィックカードを刺して、ベンチマークを掛けました。
あれ？CPUの温度がおかしいですね。このモニタから以下が解ります。

1.　計測時のCPU温度が高すぎる。オーバークロックはしていません。
2.　グラフィクカード7600GTは、負荷時から計測時で15℃も下がったのに、CPUは5℃ですね。
3.　CPUファンは、1800rpm以上回っています。クーラーファンの故障ではありません。
4.　最小温度が1℃になってます。マザーボードのセンサーが壊れてますね。
5.　以前、表示されていたコア温度の項目がなくなっています。7600GTの上に表示されていたハズ。

＜思いつく可能性は＞
1.　ケースの空調に問題が起こった。ホコリとか。CPU付近だけ熱が抜けなくなった？
2.　マザーボードが故障している。CPUTIN温度はブリッジ経由で伝達されます。　
3.　マザーボードへの給電に問題が起こった。
4.　CPUが壊れた。

＜確認順序＞
手間の掛からない順で進めます。

＊　項3の給電は、このモニタで確認できます。許容範囲は5%です。
　　12Vと5Vが今一ですが、見ての通りブレは少なく許容範囲でしょう。
＊　項1を確認します。問題ありませんでした。ケースの蓋を開けても下がりません。

＊　項2ですが、2つの可能性が考えられます。
　　1.　センサー故障。
　　　　BIOSから見てもほぼ同じ温度でした。CPUの倍率を大きく落としても、温度が変わりません。んな馬鹿な！...壊れてますね..

　　2.　マザーとCPU間に異物があり、ピンが一部接点不良かも。再度、CPUを外して確認しました。
　　　　見た目はピンに異常は見当たりません。新たにグリスを塗って装着。温度も高いまま変化なし。

＊　面倒ですが、他のPCのCPUと交換します。やはりCPUは正常でした。
　　
＜結論＞
マザーボードの異常です。明日に続きますｗ

ちなみにモニターソフトのダウンロード先はこちらです。フリーソフトです。
http://www.cpuid.com/hwmonitor.php

Core 2 Duo + Windows XPと同等性能のWindows7パソコン（纏め）

Web専用PCが、安定稼動しましたので、まとめ。

温度表示は、（計測時・最小・最大）です。右側が負荷を掛けた状態での温度です。

CPU: AMD Phenom2 965を3.9Gで駆動
クーラー：KABUTO　純正では厳しいです
メモリ：PC3-1600（＋0.05v）定格、2GB×2枚
ストレージ：intel SSD
マザー：785GT エクスペリエンスはグラフィックボード付（HD5750）ですが、不要です。4.0あれば十分。

これでやっとWindows XPのE6600＋ハードディスク機と同等のレスポンスです。
とにかくAeroが重いですね。新しく買う前に、エクスペリエンスを調べましょう。
安易に決めると、今までより遅くなっちゃいますよ。

右のベンチマークソフトのダウンロード先はこちら。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hrdbnch/benchmark/crystalmark.html
左上のモニターソフトのダウンロード先はこちら。
http://www.cpuid.com/hwmonitor.php