はい☆ようやっと奄美日記もラストですよー。
こんばんは。sachiakiです。
◇
詰め込んで遊び倒したので一週間以上滞在したように感じた奄美も
今日でとうとう帰る日です。
朝起きて、久々にサイクルジャージに着替えて正装完了。
今日はお昼に23日に断念した『鶏飯』を食べてから、
空港側の道を走る予定なのです。
山ばっかで奄美を走れなかったヘタレなので
久々の自転車はちょっと楽しみだったり。
え?自転車のチェーンの鍵??
ち ょ っ 、 パ ン ダ 様 ! ?
えーと、自転車と自宅の鍵がくっついてるキーホルダーを
昨晩のうちに送りつけた荷物の中に入れちゃってたそうです。
これって、ちょっと違うけどインキーみたいな感じ?wwwww
自宅の鍵は私が持ってるのがあるので問題ないとして。
とりあえず一番近いバイク屋さんでチェーンを切ってもらおう!
ってことになり、行ってみるも開店休業中…orz
通りかかった車からおじさんが顔を出して
「そこは誰も出ないから、あっちの通りの自転車屋へ行きなー」って言われる。
はい。そうさせて頂きますっと。
防犯目的と、個別で鍵かける面倒くささから2台連結させていたんですけど
それが仇となって、持ち運びしにくいったら…もぅ。
パンダ様の顔面から汗が噴き出して、あっという間にシャツもビショ濡れに。。
(連結されているから2台分の自転車を肩にかけて運んでもらったのです)
なんとか徒歩5分の自転車屋に倍の時間かけて運び込み、
お店の人にチェーンを切って欲しいと依頼したら
すっげアッと言う間に切断してくれましたw
あんまりアッと言う間なのは、鍵としてどうかとも思ったけど
業務用のチェーンカッターとバッテリーを持ち運ぶ方が大変だとも思うので
取りあえず盗難のことは考えないことにしようかと…。
さて、思わぬハプニングがあったもののその後はいたって順調に。
婆ちゃんに次会えるかどうか分からないけど長生きしてね。って挨拶をして、
一時間に一本のバスに乗り込む。
時速20~30kmのペースでノロノロとバスは走り、
名残惜しい南側の奄美をゆっくりと楽しませてもらいました。
奄美の中心街・名瀬に入り、バスを下りてタクシーに乗り継ぎ
ようやく目的地の鶏飯を食べる『ひさ倉』へ到着。
子供の頃連れてきてもらった時はもう少し店内が狭かったように感じたのに
あれ?って思っていたら、新しく広めに建て直したそうです。もうかってるのね~。
まぁ、でも現地の人たちも鶏飯食べるなら『ひさ倉』って言ってるくらいだし
良い仕事してればやっぱ報われるものですな。
で、これが噂の鶏飯です。
錦糸卵やあお海苔、パパイヤの漬け物、しいたけなど薬味をお好みでご飯に盛り、
鶏をまるまる使った出汁を上からかけてお茶漬けのようにして食べます。
やっぱり素朴で美味しいなぁ。
奄美の料理は婆ちゃんが作ってくれる豚の角煮が一番好きだけど、
二番目にこの鶏飯が好き。何回でも食べに来たくなるんです。
はー、また来よう!うん☆
そんなわけで腹ごしらえも済んだので、さっそく自転車を組み立ててレッツサイクリング!
前日にパンクをしていたので、ちょっと怖いなーとは思ったんだけど
漕ぎ始めて速攻で登坂が始まり、それどころじゃなくなりましたwww
奄美着いてから遊び倒してはいたものの、それ以上に飯を食っていたので体重がwwww
重たい体で坂を上るのは拷問に等しいです…。
その上すっごいピーカンだし。熱中症には気をつけないとね。
さすがに南側と違って北側は開けているだけあって道も平坦に近く、
登坂もあるけど、山って感じじゃなくなんとか走れる感じです。
予定ではとりあえず空港に着いたら、残っている時間を使って北側制覇を目指しているため
さっさと空港のロッカーに荷物を預け、息を整えてから再出発です。
この時空港に着いたのが14時半。飛行機は19時。
皆既日食のツーリストたちがまだけっこういるそうで混雑が予定されているというので
17時には空港に戻ってきたいなーとかナントカ。
空港より北側は一周約30km。
ならば2時間半あれば余裕ですわね。
てことで、まずは『あやまる岬』を目指しました。
空港から車だと10分くらいの岬。自転車でも5kmくらいなので20分くらいで即到着。
この岬では360度阻むものなしで島の全景を見る事ができます。
絶景かな、絶景かな♪多分、日食がうまく見れていたら相当気持ち良かったハズ。
それからさらに北を目指し、奄美の最北端『笠利岬』へと行ってみました。
海沿いの道は『ザ☆南国』って感じにソテツやヤシの木が多く
なんだかリゾート地にでも来た気分ですw<間違ってませんよ!
岬の途中にあった『夢を叶えるカメ』こと浦島伝説のカメちゃん。
沖縄地方の文化を汲む奄美は『ニライカナイ』の思想を受け継いでおり、
海のむこうには神様の国があり、そこから民へ幸福が届けられると信じられていたそうです。
まー、これについてはイチャモンをつけたい人たちも沢山いると思いますが
伝説なんていっぱいありますからね。そのうちの一端と思って頂ければ幸いです。
奄美や与論、沖縄地方にある遺跡があるので、それもそういう信仰に多少関わっているのかもね。
とはいえ、当時は浦島伝説とは別のカメなどを祀った土着信仰だったと思いますけどねw
そんなわけで、岬についたら道がなくなっていたのでターンして戻り、
今度は一周する県道601号にそって走り続けます。
さっきまでビーチだ☆リゾートだ☆って言っていたのに
今度はグイグイと山を登っていきます。
途中で、昆虫採集のお兄さんと出くわしたり。
山の上りで体力をガッツリ削られてしまったので
冷たいドリンクが飲みたいと思い自販機を探すも
このあたりは集落に出くわしても自販機がありません。
延々とも思える山のアップダウンに心が折れそうになります。
さすがにこれはシンド過ぎる…ジイちゃん助けて。
なんて祈りに近い気持ちにシフトしかけた頃、
やっと平坦な港道に出れて、冷たいドリンクを扱う自販機にも出会えました☆☆☆
まー、その後すぐにまた山の洗礼を受けたんですけどね…。
そんなこんなで、たかだか30kmの周回コースが地獄のコースとなり
17時に間に合うかな…ていうか19時の便に乗れるのかな…
なんていう不安に煽られながらも、なんとか完走しましたよ。
辿り着いたら16時台。なんとかなったんだな…と一安心。
これ以上は一歩も動けませんよ?!
なんて思いながら自転車を分解して輪行バックに詰め、
さっさと手荷物に預けて身軽になったところでカツ丼食べてグッタリしてましたw
帰りの便は色々と遅れて大変だったけど、
それでもすごい充実した旅行だったなーと。
久々にリフレッシュしてきました。
5年に一回くらいの頻度で奄美に行ってはいるものの
晴れていることが少なかったり、予算的な問題なんかもあって
ここまで遊び倒したのは初めてだったような。
またいつか来たいな。
沖縄のほうが色々と揃ってて楽だけど、
やっぱ私はこういう土着感が好きだ。
リゾート開発をずっと嫌がっていたのも納得です。
今はさすがにそうも言ってられない島の経済事情があるので
これからリゾート化していきたいらしいそうですが…。
とりあえずまた行った時にアマミノクロウサギが生存しているくらいには
自然が残ってて欲しいなと願いを込めながら。
長~~~~~~~~~~~~~くなった日記を締めくくりたいと思います。
最後に、ここまで気長に読んでくれた方。
本当にありがとうございました☆
こんばんは。sachiakiです。
◇
詰め込んで遊び倒したので一週間以上滞在したように感じた奄美も
今日でとうとう帰る日です。
朝起きて、久々にサイクルジャージに着替えて正装完了。
今日はお昼に23日に断念した『鶏飯』を食べてから、
空港側の道を走る予定なのです。
山ばっかで奄美を走れなかったヘタレなので
久々の自転車はちょっと楽しみだったり。
え?自転車のチェーンの鍵??
ち ょ っ 、 パ ン ダ 様 ! ?
えーと、自転車と自宅の鍵がくっついてるキーホルダーを
昨晩のうちに送りつけた荷物の中に入れちゃってたそうです。
これって、ちょっと違うけどインキーみたいな感じ?wwwww
自宅の鍵は私が持ってるのがあるので問題ないとして。
とりあえず一番近いバイク屋さんでチェーンを切ってもらおう!
ってことになり、行ってみるも開店休業中…orz
通りかかった車からおじさんが顔を出して
「そこは誰も出ないから、あっちの通りの自転車屋へ行きなー」って言われる。
はい。そうさせて頂きますっと。
防犯目的と、個別で鍵かける面倒くささから2台連結させていたんですけど
それが仇となって、持ち運びしにくいったら…もぅ。
パンダ様の顔面から汗が噴き出して、あっという間にシャツもビショ濡れに。。
(連結されているから2台分の自転車を肩にかけて運んでもらったのです)
なんとか徒歩5分の自転車屋に倍の時間かけて運び込み、
お店の人にチェーンを切って欲しいと依頼したら
すっげアッと言う間に切断してくれましたw
あんまりアッと言う間なのは、鍵としてどうかとも思ったけど
業務用のチェーンカッターとバッテリーを持ち運ぶ方が大変だとも思うので
取りあえず盗難のことは考えないことにしようかと…。
さて、思わぬハプニングがあったもののその後はいたって順調に。
婆ちゃんに次会えるかどうか分からないけど長生きしてね。って挨拶をして、
一時間に一本のバスに乗り込む。
時速20~30kmのペースでノロノロとバスは走り、
名残惜しい南側の奄美をゆっくりと楽しませてもらいました。
奄美の中心街・名瀬に入り、バスを下りてタクシーに乗り継ぎ
ようやく目的地の鶏飯を食べる『ひさ倉』へ到着。
子供の頃連れてきてもらった時はもう少し店内が狭かったように感じたのに
あれ?って思っていたら、新しく広めに建て直したそうです。もうかってるのね~。
まぁ、でも現地の人たちも鶏飯食べるなら『ひさ倉』って言ってるくらいだし
良い仕事してればやっぱ報われるものですな。
で、これが噂の鶏飯です。
錦糸卵やあお海苔、パパイヤの漬け物、しいたけなど薬味をお好みでご飯に盛り、
鶏をまるまる使った出汁を上からかけてお茶漬けのようにして食べます。
やっぱり素朴で美味しいなぁ。
奄美の料理は婆ちゃんが作ってくれる豚の角煮が一番好きだけど、
二番目にこの鶏飯が好き。何回でも食べに来たくなるんです。
はー、また来よう!うん☆
そんなわけで腹ごしらえも済んだので、さっそく自転車を組み立ててレッツサイクリング!
前日にパンクをしていたので、ちょっと怖いなーとは思ったんだけど
漕ぎ始めて速攻で登坂が始まり、それどころじゃなくなりましたwww
奄美着いてから遊び倒してはいたものの、それ以上に飯を食っていたので体重がwwww
重たい体で坂を上るのは拷問に等しいです…。
その上すっごいピーカンだし。熱中症には気をつけないとね。
さすがに南側と違って北側は開けているだけあって道も平坦に近く、
登坂もあるけど、山って感じじゃなくなんとか走れる感じです。
予定ではとりあえず空港に着いたら、残っている時間を使って北側制覇を目指しているため
さっさと空港のロッカーに荷物を預け、息を整えてから再出発です。
この時空港に着いたのが14時半。飛行機は19時。
皆既日食のツーリストたちがまだけっこういるそうで混雑が予定されているというので
17時には空港に戻ってきたいなーとかナントカ。
空港より北側は一周約30km。
ならば2時間半あれば余裕ですわね。
てことで、まずは『あやまる岬』を目指しました。
空港から車だと10分くらいの岬。自転車でも5kmくらいなので20分くらいで即到着。
この岬では360度阻むものなしで島の全景を見る事ができます。
絶景かな、絶景かな♪多分、日食がうまく見れていたら相当気持ち良かったハズ。
それからさらに北を目指し、奄美の最北端『笠利岬』へと行ってみました。
海沿いの道は『ザ☆南国』って感じにソテツやヤシの木が多く
なんだかリゾート地にでも来た気分ですw<間違ってませんよ!
岬の途中にあった『夢を叶えるカメ』こと浦島伝説のカメちゃん。
沖縄地方の文化を汲む奄美は『ニライカナイ』の思想を受け継いでおり、
海のむこうには神様の国があり、そこから民へ幸福が届けられると信じられていたそうです。
まー、これについてはイチャモンをつけたい人たちも沢山いると思いますが
伝説なんていっぱいありますからね。そのうちの一端と思って頂ければ幸いです。
奄美や与論、沖縄地方にある遺跡があるので、それもそういう信仰に多少関わっているのかもね。
とはいえ、当時は浦島伝説とは別のカメなどを祀った土着信仰だったと思いますけどねw
そんなわけで、岬についたら道がなくなっていたのでターンして戻り、
今度は一周する県道601号にそって走り続けます。
さっきまでビーチだ☆リゾートだ☆って言っていたのに
今度はグイグイと山を登っていきます。
途中で、昆虫採集のお兄さんと出くわしたり。
山の上りで体力をガッツリ削られてしまったので
冷たいドリンクが飲みたいと思い自販機を探すも
このあたりは集落に出くわしても自販機がありません。
延々とも思える山のアップダウンに心が折れそうになります。
さすがにこれはシンド過ぎる…ジイちゃん助けて。
なんて祈りに近い気持ちにシフトしかけた頃、
やっと平坦な港道に出れて、冷たいドリンクを扱う自販機にも出会えました☆☆☆
まー、その後すぐにまた山の洗礼を受けたんですけどね…。
そんなこんなで、たかだか30kmの周回コースが地獄のコースとなり
17時に間に合うかな…ていうか19時の便に乗れるのかな…
なんていう不安に煽られながらも、なんとか完走しましたよ。
辿り着いたら16時台。なんとかなったんだな…と一安心。
これ以上は一歩も動けませんよ?!
なんて思いながら自転車を分解して輪行バックに詰め、
さっさと手荷物に預けて身軽になったところでカツ丼食べてグッタリしてましたw
帰りの便は色々と遅れて大変だったけど、
それでもすごい充実した旅行だったなーと。
久々にリフレッシュしてきました。
5年に一回くらいの頻度で奄美に行ってはいるものの
晴れていることが少なかったり、予算的な問題なんかもあって
ここまで遊び倒したのは初めてだったような。
またいつか来たいな。
沖縄のほうが色々と揃ってて楽だけど、
やっぱ私はこういう土着感が好きだ。
リゾート開発をずっと嫌がっていたのも納得です。
今はさすがにそうも言ってられない島の経済事情があるので
これからリゾート化していきたいらしいそうですが…。
とりあえずまた行った時にアマミノクロウサギが生存しているくらいには
自然が残ってて欲しいなと願いを込めながら。
長~~~~~~~~~~~~~くなった日記を締めくくりたいと思います。
最後に、ここまで気長に読んでくれた方。
本当にありがとうございました☆