あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

ケンカをすると消費ダメージが大変なことになる

2021-04-06 | from:sachiaki
滅多に口論すらしないsachi家ですが
珍しく口調が若干荒くなるようなディベートをしてしまい
二人して「死にたい。ていうか泡になって消えたい」と
言ってションミリしてました。
うちは二人とも生きるのが下手くそです。

どっこい、それでも生きてるsachiakiです。

ディベートしていた内容は
”車椅子の人がエレベーターのない駅で困った”
というようなことを抗議文としてネットにあげてシェアを求めたのを機に
ネットでプチ炎上している案件で
まぁ無知ゆえの抗議が斜め上で、生意気っぽいというか
反論したくなるようなものだったというのもあるし、
それがメディア(とくに左とされるリベラル人に刺さったというのもある)が
大きく取り上げたこともあり
健康的な、そして普段は我慢をすることを美徳としているような
保守な人たちに攻撃の糧を与えてしまい
ネット中でも議論が加熱している最中のものだったのですわ。

結論とすると、二人とも「いつ自分もどうなるかわからない」
「言論を封じるというようなことは認められない」
という二点は同意できたものの
現実的な視点として貧乏なのだから我慢しなさい
(金で解決できないところに旅をするのは現実的でない)という
リアリストの点で語っているパンダと
よりよい未来のために投資は必要だろう
(理想主義に立った机上の空論)という対立になってしまい
喧々諤々したのち、ご飯を一緒に食べてアニメ見てグッタリしていたところです。

うちは二人とも声を荒げるようなことは苦手なので
二人とも膨大なダメージを受けて
冒頭の「死にたい。ていうか泡になって消えたい」
とか言っていたわけです。(バカじゃないの?

私の小学校は杉並区立の中でも実験校的なところがあって
高速道路沿いにある学校だからと全教室エアコン設置済み。
パソコンなど早い段階から導入されていて
コード打ち込みの授業があったり
(私はサッパリだったので隣の席の子に任せてた)
などで、ちょっと珍しい学校だったんですよね。
もっとすごい学校もあったけれど、まぁそれでもいい方でした。
そんな学校だという背景もあったからか、
住基ネットワークを拒んだ23区唯一の区の性格のゆえか
私が高学年になる頃に車椅子の子が入学するということで
全てがバリアフリーになり、階段も手すりに車椅子の人が移動できる
車椅子用の昇降機が取り付けられ
たった一人のために学校全てが変わるという体験をしているんですわ。
当時は「なんで一人のために?」とか「ずるいなぁ」なんて感想も持ったりしたけれど
あれは「たった一人」のためでなく、未来への投資であり
「たった一人」のために動ける学校の姿勢に知らずのうちに感化された私たちは
どこかで「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という
先進的な考え方を身につけたのではないかと思われます。

だからこそ「杉並育ちはなんかウザい」と言われてしまうのかもですがw

中学校も制服の廃止まで早かったからなぁ。
私は服考えるのが面倒くさいし標準服ってことで3年間着用したけれど、
小学校のサービスの行き届いたものとは違った
中学校はなんか退化した世界に無理やり詰め込まれた感があってすごく嫌でしたね。
私と同じ小学校から来た子はほとんどがエアコンないことにブゥブゥ言ってましたなぁ。

と、話が逸れました。

サービスが行き届いてくれていたのも
それは杉並区が税金高いからで(実際特別区民税って高い…)
そういった税収がないところではサービスなんて望めない
っていうのが現実的な話ではあるんだけど、
現実的な落とし所を見つけるにしても
ただただ落ち度のあった人を責めているだけでは
未来は絶対に良くはならないよってことを残しておきます。

そんなこんな。
全員が一律に貧乏になって手詰まりになれば格差もなく、
格差で恨めしい気持ちなども減るからいいよね
っていう考え方もありですけどね。
願わくば未来が明るいものへと繋がっていますように。

そんじゃまた。モイモイ
コメント
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