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あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

光の方向を考える

2021-04-16 | from:sachiaki
デッサンちゃんとやっておけば良かったな〜〜〜〜〜〜
なんて改めて感じているsachiakiです。
いや、やり方知ってるんだからやれよって話なんですけどね。

撮影してる時にライティングを何度かいじっていたので不思議に思っていたら
「さっきのストロボが自然光ライトで屋外にいるみたいに見えるものです。
 ほら、こんな感じ」
− へー!ただのちょっと暗めのスタジオって思っていたのに
 こんなに真昼のようなライトになるんですね!!

「で、今使っているストロボがバキッとした仕上がりになるやつ
 こんな感じにコントラストが上がりますよ」
− わ。ほんまや。そして肌の質感やべーですね。
 BBAな肌だってことに気づいてしまいますわw
「まー、それはねー…(苦笑)でもほら、なんかかっこいいでしょ?」
− たしかに、なんか外国のポートレートっぽいですね。

こんな感じで3つぐらいライティングを変えたもので撮影をしてきて
その時に「結局は基礎が大事だよね」なんて話をしてきたわけです。
ライトの位置やら色温度やら、そういったものをキチッと知っておけば
プリセットのことばかりいじりまわすわけでなく
自分の思った通りの色ズバリを演出できるし、
それ以外はまた選択肢として残して加工する。
加工をするかしないかについても、
結局は表現したいものが出来上がるなら過程はどーでもいい。
仕上げたいものの完成度を上げるために努力した方がいいけれど
仕上げる過程についてあーだこーだ言うのはナンセンスだという話をしていました。

グラフィック畑である私からしたら、
なにを当たり前のことを言ってるのだ。
しょせんはツールだろって話にしか聞こえないのだけど、
なぜか写真畑の人たちはツールについてうるさいので
不思議だなって素朴な疑問を呈したところ
上記のようなことが返ってきたわけです。

で、グラフィック畑の人間として完成度を上げたいなら
やっぱ基礎はデッサンよね、ってところに還ってきたぞって話で……。
小手先の技は覚えていくけれど、
土台がしっかりしている人とそうでない人の差というのは
積み上がれば積み上がるほど見えてきちゃうので
ちゃんとできていないとイカンなぁって思ったのです。
レタッチをしていても、その関節はちょっとおかしいと思う。
みたいなことを肌感覚で意識できるかどうかってのも
結局人間の骨格や仕組みを理解していないと気づけないし、
光の当たり方なんかもそうで、
瞳の大きさとかを変形かけたりする時に
虹彩の位置ずれとか、ライトが当たったであろう位置がズレていると
なんとなく斜視のような感じになってしまうし
やっぱりデッサンができているのといないのでは
だいぶ仕上がりが違ってくるな〜って感じがします。

とかいう自分はだいぶレタッチをしなくなっているので
腕が鈍っているんじゃないか?って気もしなくもない……。
そもそも腕が鈍らないために、友人を写真に撮って可愛く仕上がるっていう遊びをしていて
友人のスケジュールを抑えるのが面倒なのと
自分が撮られるのもナシではないなっていう心境の変化から
自分が写る側になって、その自分をレタッチするっていうことを始めたりしたわけだから
もっと絵を描くのと同じぐらい、
自分で自分を撮影してレタッチする修行をしても良いのかもしれない。
う〜ん、でもそれはちょっと苦行だなw
どんんだけ自分好きなんだって言われそうw

なんにしてもデッサンめっちゃ大事ってことに気づいたって話なので
基本の箱物から描いて、複雑なものへとやっていきますかね。
デッサンする暇ないならクロッキーでもいいし。
素描でもいい。
とにかく基礎をやり直そう。

なんて日記を書いていたらいい時間になってしまったぞ。
おやすみなさい。モイモイ。
コメント
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