「性」の匂いのするものっていうのに
かなり惹かれるからこそアンダーグラウンドに
半分足を突っ込んでいる身なのに
自分が「性的対象」になることだけには嫌悪があって
今も自分のセクシャリティを受け入れたものの
なんでそう見られるのかな?って
不思議になったりするsachiakiです。
記憶の中で一番古いものは
7歳になるかどうかくらいの年齢の時に
「この子はずいぶんと色っぽい目をしているのね」
って言われたことで、
いまいちよく分からない言葉だけど
それが褒めと別のものが含まれているのを
なんとなく察したりしてたものです。
小学校に上がる時に母に髪をバッサリ切られたので
たぶん小学校に上がる前の話なんですけど。
それはさておいて。
小学校に入って髪をバッサリ切ってからの私は
二年生までは引っ込み思案だったものの
男兄弟がいる強みもあって
男子とも普通に遊べるという利点があり
三年生からは活発とまでいかなくても
ボーイッシュという言葉そのままに進み
中学時代に一度髪が伸びて「女らしく」を
意識していたこともあったけれど
高校時代には再びボーイッシュに戻り
その頃には自分の性志向などが分からなくなり
彼氏はいるものの自分が女性なのかどうか
そこそこ悩み、「女性」扱いされることは
気持ち悪いなって思ったものです。
だからその当時から最初の結婚までは
付き合っていた彼氏とも「男友達」のような
割とサラッとした付き合い方をしていたのもあり
「性的な眼差し」ってものとは
そうそう遭遇するものではなかったのですけれど、
お仕事先の関係で喪服を着たり、
ジャケットを羽織るようなことがあると
なぜか
「そういう格好している方が色っぽくてイイよ」
と言われることがちょいちょいあって
なんで?って思ったりしたのですよねぇ。
おそらく喪服やジャケットの類っていうのは
女性の体のラインを意識した縫製になっているので
普段は隠れている女性らしいラインなどが
前面に現れるのだろうなぁ
なんてことを思ったりしてました。
というわけで、自慢的な話にも見えてしまったかもですが
眼差しというものからは逃れることができないし、
自分の持っているものは隠す必要もない
って感じにまとめたら良いのかな?なんて。
私のことを古くから知っている人なら
「あいつに色気?ハァ?」って思ったりするんじゃないかしらん。
実際、言葉遣いはガサツな方だし
雑な身のこなしなど、「色っぽい」からは
正反対にいるような振る舞いが多いはずなんですけれど
独り立ちしてからは自分の何気ない仕草が
相手に必要以上に伝わってしまうこともある。
ってことで気をつけるようにはしてるので
そういうのが「たおやかさ」のように映る
ってことはあるのかもしれません。
なんにしても「人に見られている」ということに
どのぐらいの意識を置くかで
振る舞いや身のこなしってのは変わるので
「いまいち異性から意識されない」って人は
常に人に見られている意識を持って
どんな時でも上品めを目指した行動様式をとっていれば
見ている人は見ているので
「あの人なんか良いよね」ってなるんじゃないかな〜
なんて思います。
指先の一つにまで意識を乗せて
柔らかい動きをしているといいんじゃないですかね。
(私はそういうことを意識しているので)
各自の健闘を祈っています。(何様だよ)
そんじゃまた。モイモイ。