コンプレックス産業の広告について

先日モーリー・ロバートソンさんがものいうツイートをしてくれたので
テレビに出るような人でやっとそういったマトモなことをいう人が出てくれたなと
ちょっとだけニヤリとしてたsachiakiです。

私もついつい久しぶりに会った友達とかに
「あれ？ちょっと太った？」とか
「痩せてかっこよくなりましたね！」とか
そういったことを言ってしまうけれど、
本来そんなことには触れなくて良いところなんだよね。
なにかを心配して
「太った？検診とかいってる？」みたいなのなら
また話は違うのだろうけれど、
自分の裏側にある太っている＝醜いという
ルッキズムがまとわりついていることを感じる今日この頃です。

私の個人的な趣味で締まっているボディにうっすらと脂肪が乗っている
完成された肉体、ことプロレスラー体型が好みってこともあるけれど、
そうでないものはイケナイってわけじゃないのにね。

そして、この体型へのコンプレックスを煽り立てるように
テレビでは少しでもポッチャリしている芸人さんたちを笑い、
激痩せして若い女性をことさら美しいの最高峰に褒め称えて
年取った人に対してもコンプレックスを抱かせるようにしているわけで
テレビの罪深さを感じずにはいられません。

まぁ私はほとんどテレビもYoutubeの芸人さん枠も見ないので
たまにチャンネルをつけてみて見ると、
ウ〜ンってなることばかりなわけです。
ブス、ブ男いじりというのは自虐からくるものだと
ちょっと面白いのですけれど、
自虐も自分の評価を落としてしまうので
あまりやらない方が良いと思います。

でもって先ほどネットの広告に
「男性が好きな40kg台になろう！」みたいなのが出てきた時は
なんで自分の体を男性主体のものに寄せなくちゃならんのよ。
自分の体ぞ？！自分の体を好きになりなよ。
って思ったし、そもそも40kg台だろうと50kg台だろうと60kg台だろうと
言われなきゃ分からないし、見た目でスリム（相対的な数字）を目指したいとこに
絶対的な数字を入れるとおかしなことになるからヤメロって気持ちになりました。
もうご存知な方も多いように、160cm台の人が40kg台にいるなんて
かなり少数派ですし、健康に害をなすことが多くなる数字にもなってくるので
そんな危ない数字を目指すのは良くないことです。
女性の平均身長が150cm台だからこそ40kg台と広告しているのだと思いますが
それでも筋肉のついた体になると軽々とオーバーしていきます。
その人の骨密度とか、様々な理由で体重にはバラつきがあることは
ちょっとでもマジメにダイエットしようとしたことがある人なら自明の理なのです。

そして好きな人に好かれたい、というような可愛らしい理由だとしても
基本的には自分の体は自分のものですから
まずは自分が好きになってあげることが大事ですわね。
そのためのダイエットなら正しいと思います。

また、毛髪類に関するコンプレックスに関しても
ガンガンに広告は煽ってきますけれど
本人が困っているわけじゃないのに
「まだ気づいてないの？」みたいな感じで
あたかも「ハゲていると嫌われますよ〜」というような
煽り方はやめなさいって思ったりします。

欲望の集まるところ、
すなわちコンプレックスを拠り所にするところには
お金の匂いがしますからね、
集客したい経営者の本音が透けて見えそうですが
そんなのに乗せられてたまるかって気持ちで
自分が本当に叶えたい欲望以外には耳を貸す必要はないと思います。

人の欲望にお金が集まる話は昨日の夜学バーでもしたな……。
そこへきて、コンプレックス産業についての話が
ちょうど飛び込んできたから、ついネタにしてしまったよ。
そして長い……。

もともとテレビはほとんど見ず、
（見ていた時期は深夜番組ぐらいだったなぁ
　ゴールデンタイムと呼ばれる時間はほとんど違うことしてた）
代わりにラジオとポッドキャスト、ネットぐらいが私の情報源で
その中でも教育、知識番組を好むばかりに
エンタメ部分がおろそかになっているのは否めなく
この辺についてはもう少し貪らないと
会う友達との会話がかみ合わなかったり
共通のミームが消え失せてなんの話をしているのかが分からない、
なんてことになってしまうので
もう少しマルクス・ガブリエル（ドイツの哲学者）を見習って
せめて話題にのぼりがちなM1とかそういったものぐらいは見よう
って思ったりしましたとさ。

偏りは個性になるけれど、偏りすぎると偏屈になってしまうからな。

とはいえ、昨今のテレビは本当にひどいので
実家に帰るとつきっぱなしになっているテレビに対して
番組次第では私がチャンネルを変えるなどしていたり。
でもこれも私の思い込みで良くないって思っているだけの可能性もなくはないか。。

ママンには面倒臭い子ねぇなんて思われているだけだわね。

色々と思うところはあるけれど、ともかくだ。
自分の欲望は大事にしようって話！

あれ？そうだったっけw

某アニメでも言われてましたしね。
ー手放すな、欲望は君の命だ。

欲を持つのは悪いことじゃないけれど、
欲に踊らされていてはもったいないってこと！

そんじゃまた。モイモイ

天邪鬼な私が（比較的）素直になったわけ

今もまだ天邪鬼ばところはあるし、
人が一致した意見になりそうになると
「それ本当？」って言い出したくなるような
性格の悪さはあるけれど、
それでも本当に自分がしたいことがある時などで
誰かに言われたからやりたくない、とか
楽しそうなところに交わっていたくない、とか
そういったものからはだいぶ遠のいたと思っているsachiakiです。

一番こじらせていた時はめちゃくちゃ反抗期で
「これから家族で外食するよ〜」って言われた時に
小六にもなって家族といるなんて恥ずかしいから行かない！
なんて言い出して、本当は家族といるのは多少の恥ずかしさはあるものの
外食は楽しみだ！ってなっていたのに
結局強く誘われるほどに頑なになって行かずに過ごし、
一人でカップ麺食べて家族を待つってことをしてました。
今考えると相当かっこ悪いんだけど、
当時の自分は自分をコントロールすることが難しくて
結局心の嵐に負けてしまっていました。

というわけで、当時から自分の中の自分ってやつと向き合う機会が多く
素直な気持ちを表明するのが難しい時期をいくばくか過ごしたものですが
素直になった方が色んなことが楽になる！
っていう風になってからだいぶ自分の声に負けることは減った気がします。

で、肝心の素直になれた経緯ってなんかあるの？
っていうと、多分自分のやることを否定されないというか、
”やりたかったけれど、やれない”というようなことを
「やればいいじゃん」って言ってくれる人が周りに増えたのがきっかけなんだろうな
なんてことを思ったりしています。

子供の頃はなにかといえば
「お姉ちゃんだから」「女なんだから」「もう高校生にもなったんだから」
みたいな感じで我慢するのが当たり前で
自分の中で「否定される理不尽」に対して
うまく咀嚼できなかった部分が天邪鬼という
心の嵐になって生まれて暴れまわっていたのだと思います。

今は「それはダメだと思う」って言われて「なんで？」って返せば
ちゃんと道理や理屈で教えてもらえて納得できるぶん
心に筋が通るから「否定された！」ってなりにくくて
素直にいろいろなことが聞けたり出来たりしている感じです。

理由がなくても（わからなくても）ダメなことっていうのは
きっと理由があったはずのことを忘れてしまっていたりしてて
思考や主体性を閉じる作業に押し込められるものなのですよね。
仕事とかで主体性を問われるまでもないような
歯車になった方が良い時があったりして
自分の考えが邪魔になることもあるけれど、
それは自分を任せられるほどの信頼があったりとか
そういう土台があってこそだったりするので
窮屈なところにいると、とたんに天邪鬼が発動してしまうのだろうな
とかなんとか、そんなことを思ったりしていました。

天邪鬼とはいかなくても、自分が素直になった方が
うまくいくことがまだ分からない時というのは
素直になった自分を否定されるのが怖いとか
そういった不信があるからで、心が子供のままなのだと思います。
生き馬の目を抜かなくてはならないような
大変な環境にいるのでなければ人や環境を信じて、
したいこと、したくないことを声に出してみると良いと思います。
なかなか難しいですけどね。

大人になった自分にとって
否定をしてくる人の声は聞かなくても良いし、
注意をされたなら、それを検討する知恵もあるわけだから
自分で自分のことを決めると良いと思いますよ。

自分のすることに対して責任がついて回ること。
それがちゃんと分かっていればなんとかなるから。

自分に振り回されているというのは
実は他人に振り回されているということである
そんなのしゃくにさわるじゃない？
自分の人生、自分のために取り戻しましょう。

そんなことを思った夜なのでした。
そんじゃまた明日。モイモイ

９月に入りましたね

今年は９月に入った瞬間から涼しくて
なんなら夏の気温25〜30度が過ごしやすい私にとって
いきなり涼しいのはカンベンカンベ〜ン！
って気分になっているsachiakiです。

とはいえ、妙な湿度があるせいか部屋の中はそこそこ暑く
引き続きエアコンを入れていますけどね。
設定温度は30度です。
なんか今年の電気代はやたらと安くてびっくりしてました。
冬は私が寒がりなこともあって
そこそこ強く暖房をかけるから電気代がべらぼうに高くて
ギャヒッてなったりしたのにねー……。
まぁなんにしても夏の終わりを感じて寂しいものです。

あまり夏らしいこと、お休みっぽいことあんまりできなかったけれど、
先日の手持ち花火の会に続いて、オンラインプール女子会という
めっちゃ謎のZOOMミーティングに参加させてもらって水着も着られたし
なんだかんだで楽しい思い出を作ることはできたかなぁ。
気づいたら今年もあと4ヶ月しかないことには
目をつぶりたいところだけど、
あと4ヶ月で何しよう？そんなことを思ったり。

とりあえず10月のハロウィーンに合わせて
今年も気合の入った画像を作りたいから
まずは撮影かな？なんてことを思ってみたり。
あと8枚も必要なのかーってくじけたLINEスタンプ用のイラストも
さっさと描いていこうって思いますわ。
せめてどれかを片付けないと達成感もなにもないままですわ。

今年中にはLINEスタンプをリリースする。
もらった本を3冊は読破する。（ボリュームがけっこうあるから頑張る）
・境界の発生
・鬼の研究
・植草甚一の「私は雑学が好き」
バニーガール撮影したいの会を許される範囲でやってみる
マネタイズできることをもう少し探ってみる

こんな感じかな。
あ、あとうちに持ち帰ってきたミキサーの使い方も
ゲスラジ髪編集者である神様にお伺いして
生放送できるものを作り上げたいな。
こっちはマネタイズできると思っていないけれど
なんか面白くなればOKだ。

そういえばこんな人と会うのが難しい時期だけど
少人数で会うのがなんとかなるなら
それなりに活動的な人たちともう少し絡んでみて
サロン夜学についてもう少し動かしていけるようにしたいかな。
「学び」や「教養」を軸にして、道を開くものの一助にしてもらいたい
っていうものが中心に添えられてはいるけれど、
そのもっと根幹の部分は「寂しいと思う人」を一人でもすくい上げて
ゆるいつながりを持って生きにくさを失くしてもらいたいんだよね。
アニソンカラオケ部もそういった意味では
ゆるいつながりを持つものになっているけれど、
アニメもカラオケも苦手な人でもいられるような
ホッとできる場所を作りたいものです。

とりあえず明日がサロン夜学の日なので
湯島の夜学バーにて週一の「場」を開きますよっと。
どなたでも13時〜17時の間でしたらお気軽にご来店ください。
そんじゃまた明日。モイモイ