岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《金重 巖先生編》☆

2012-02-14 17:01:18 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今日の岐阜は、前線の影響で朝からど~んよりとした雨模様の1日です。

さて、現在開催中の「MINO展」(~19日()迄)にご出品頂いている各先生方の一押し作品!!を昨日からご紹介していますが、その第二弾!!として今日ご紹介するのは、備前金重 巖先生の作品です。

皆さんもご存知のとおり、祖父に金重 陶陽先生を持つ巖先生は、1965年に金重 道明先生の長男として備前市伊部に生まれ、父 道明先生に師事され作陶を始められました。近年は、備前焼に囚われることなく“用の美”を追求するうえで織部や唐津、粉引といった釉薬を用いた作品にも取り組まれるなど、今後の活躍がますます注目の陶芸家です。

今回の私の一押し作品、先ずはDMにも掲載し多くの方々からお問合せを頂きました、



 「於リ部草花文四方皿」 H3.0×D21.7cm (売約済

巖先生の食器は、食材を最大限に引き立たせてくれます!!今回の「MINO展」のDMではイチゴを盛ってみました。



 「於リ部小皿二枚組」 H2.6×D13.5cm (売約済

小皿には薯蕷(じょうよ)饅頭を載せてみました。お菓子や果物などデザートを載せても良し。使い勝手抜群です!!

そして、最後は大胆に透かしを取り入れられた、



   「於リ部透鉢」 H5.4×D27.0cm ¥63,000-

祖父の時代より脈々と受継がれる金重家伝統の足踏みによる土作り。巖先生にもしっかりとその伝統は受継がれ、時間と手間をかけながら土の良さを最大限に引き立たせることにより生まれた作品は、巖先生が持つ素晴らしい“美”意識も加わり、素朴で奇をてらわないシンプルな作りながらもどこか巨匠作品のような存在感を感じさせます。

貴方だったらこの鉢に何を盛ってみますか・・・・・・?そんなことを想像してみるのも陶器鑑賞の楽しみの一つです。

明日の「私の一押し作品!!」は、「鈴木 徹先生編」です。

皆さん、乞うご期待!!!
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