皆さん、こんにちは。
今日の岐阜は、晴れてはいますが風の強い寒い一日となっています。夕方からは、初雪も降ってきました・・・。
さて、1日(土)から開催中の「高麗・唐津 内村 慎太郎 陶展」【~9日(日)】も、早いもので今日と明日の二日間となりました。
今日も朝からお客様が入れ替わり立ち替わり来廊されるなど、今展は非常にお客様が多く、大変賑わいのある個展となっています。
また、ブログの方でも昨日のブログが、gooアクセスランキングにおいて過去最高の順位を更新致しました!!(驚) 改めて、厚く御礼申し上げます。
それでは、今日も「私の一押し作品」として、選りすぐりの『茶 碗』をご紹介していきます。
先ずは、高麗茶碗3作品の内から、慎太郎先生の人気作「井戸茶碗」をご紹介致します。
昨日もご紹介致しましたが、大名物「井戸茶碗 銘:喜左衛門」(国宝)に代表されるように、茶碗は高麗茶碗の王者とも呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/69/8573b26735bf1ed8b6a36e6c4edb7b99.jpg)
「大井戸茶碗」 H 8.6×D16.0cm (売約済)
次に、全体に淡い紅色の斑点があらわれた御本手(ごほんで)の釉調が印象的な、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/57/38729991fb60d874e1ed8ffc278cbeab.jpg)
「蕎麦茶碗」 H 6.5×D15.3cm (売約済)
蕎麦茶碗(そばちゃわん)とは、高麗茶碗の一種で、その名称の由来は、地肌や色合いが蕎麦に似ているから、ソバカスのような黒斑があるから、作行きが井戸に似ているので「井戸のそば」など、諸説あって定かではありません。
全体の器形は、平らめで、高台は大きく低め、高台から腰の部分が張り出して段になり、口縁部にかけてゆったりおおらかに開く姿が特徴です。
続いて、多くの方々を唸らせた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0d/910a5e4c9adceeab1869b29bb0c73a9d.jpg)
「茂三茶碗」 H 6.5×D15.3cm (売約済)
茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
高麗茶碗に加えて、唐津焼の2作品もご紹介致します。
先ずは、古唐津の中でも一段格が高いとされ、古来より茶人に珍重されてきた「奥高麗」から、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5f/8c356f928fdb456e277ec602a0d40a8b.jpg)
「奥高麗茶碗」 H 8.2×D13.6cm ¥94,500-
最後は、大胆に×形に深く彫られたれた文様と、その中に現れた見事な梅花皮が印象的な
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/10/a45eb34916b495cd49ba358f04966c8c.jpg)
「彫唐津片身替茶碗」 H 9.4×D12.2cm (売約済)
今年最後の「私の一押し作品」となる明日は、慎太郎先生が今展で初めて発表され大反響を呼んだ「高麗 I シリーズ編」をご紹介致します。乞うご期待!!
今日の岐阜は、晴れてはいますが風の強い寒い一日となっています。夕方からは、初雪も降ってきました・・・。
さて、1日(土)から開催中の「高麗・唐津 内村 慎太郎 陶展」【~9日(日)】も、早いもので今日と明日の二日間となりました。
今日も朝からお客様が入れ替わり立ち替わり来廊されるなど、今展は非常にお客様が多く、大変賑わいのある個展となっています。
また、ブログの方でも昨日のブログが、gooアクセスランキングにおいて過去最高の順位を更新致しました!!(驚) 改めて、厚く御礼申し上げます。
それでは、今日も「私の一押し作品」として、選りすぐりの『茶 碗』をご紹介していきます。
先ずは、高麗茶碗3作品の内から、慎太郎先生の人気作「井戸茶碗」をご紹介致します。
昨日もご紹介致しましたが、大名物「井戸茶碗 銘:喜左衛門」(国宝)に代表されるように、茶碗は高麗茶碗の王者とも呼ばれています。
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次に、全体に淡い紅色の斑点があらわれた御本手(ごほんで)の釉調が印象的な、
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蕎麦茶碗(そばちゃわん)とは、高麗茶碗の一種で、その名称の由来は、地肌や色合いが蕎麦に似ているから、ソバカスのような黒斑があるから、作行きが井戸に似ているので「井戸のそば」など、諸説あって定かではありません。
全体の器形は、平らめで、高台は大きく低め、高台から腰の部分が張り出して段になり、口縁部にかけてゆったりおおらかに開く姿が特徴です。
続いて、多くの方々を唸らせた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0d/910a5e4c9adceeab1869b29bb0c73a9d.jpg)
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茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
高麗茶碗に加えて、唐津焼の2作品もご紹介致します。
先ずは、古唐津の中でも一段格が高いとされ、古来より茶人に珍重されてきた「奥高麗」から、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5f/8c356f928fdb456e277ec602a0d40a8b.jpg)
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最後は、大胆に×形に深く彫られたれた文様と、その中に現れた見事な梅花皮が印象的な
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/84/c1c1fbd6d78683e8547e623398a0de69_s.jpg)
今年最後の「私の一押し作品」となる明日は、慎太郎先生が今展で初めて発表され大反響を呼んだ「高麗 I シリーズ編」をご紹介致します。乞うご期待!!