岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《鬼才編(2)》☆

2013-01-20 12:48:56 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、青空が広がる冬晴れの一日となりました。

さて、早いもので現在開催中の「酒器展」も本日無事最終日を迎える運びとなりました。
今年は、例年以上に県内外から多くのお客様にご来廊賜り、大変賑やかで活気のある展覧会となりました。改めて厚く厚く御礼申し上げます。
近年の“酒器”ブームの影響もあって、年々優品の確保が困難になってきていますが、今年の「酒器展」は、各先生方の多大なご協力もあって逸品揃いとなり、“眼”の肥えた酒器コレクターの方々にもご満足いただけたのではないかと自負致しております。
これからも皆様のご期待に応えられるよう努力していきますので、今後ともお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。

なお、以前にこのブログでお伝えしました、別冊炎芸術『珠玉の酒器-見て・買って楽しむ陶磁器』(阿部出版)が、当初の予定より遅くなりましたが2月15日(水)に書店で発売されるそうです。まだまだ当分の間、“酒器”ブームが続きそうですね。

では、最後となりましたが、現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
ラストを飾る今日は、《鬼才編(2)》と題して、備前焼というよりも日本美術界の“鬼才”と云うべき安倍 安人先生の新作をご紹介致します!!

近年、新たに手掛けられる「彩色」作品ですが、今展でも会場で一際異彩を放つその作品群は見る者にインパクトを与え、大きな話題となりました。
今展では、新春にふさわしく「富士山」の図柄による作品が出品されました!!



   安倍 安人 作 「彩色備前酒呑」 H 6.0×D 6.4cm・・・・・(売約済



   安倍 安人 作 「彩色備前酒呑」 H 6.2×D 6.2cm・・・・・(売約済

安倍 安人(あべ あんじん)

1938年 大阪府生まれ 1959年 上京し、現代美術研究所に学ぶ 1967年 東京・日本橋で絵画の初個展開催
1986年 岡山県瀬戸内市牛窓町に築窯、本格的に陶芸を始める 1996年 ニューヨークDAIICHIギャラリーで個展 
2004年 ニューヨーク・メトロポリタン美術館に作品3点収蔵 2010年 愛媛・三浦美術館で個展

次回展、「MINO展」も乞うご期待!!

コメント
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