岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《鬼才編(1)》☆

2013-01-19 10:08:39 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日と明日は、センター試験の日ですね。娘が受験し、家族中がピリピリムードだった昨年を懐かしく思い出します・・・。
受験生の皆さんには、今まで頑張ってきた成果を思う存分発揮して、この2日間を精一杯頑張ってもらいたいと思います。咲きますように・・・。

さて、早いもので現在開催中の「酒器展」(~20日())も今日と明日を残すのみとなりました。
今年は、例年以上に県内外から多くのお客様にご来廊賜り、誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。
まだまだ魅力的な酒器を取り揃えていますので、どうぞこの週末は、皆様お揃いでご高覧賜わりますよう、ご来廊を心よりお待ち申し上げております。

では、今日も現在開催中の「酒器展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は《鬼才編(1)》と題して、備前焼というよりも日本陶芸界の“鬼才”と云うべき隠崎 隆一先生の新作をご紹介致します!!

伝統ある備前焼に「造形」という新しい要素を持ち込み一世を風靡した隠崎先生。
「備前の前衛」として走り続け、還暦を過ぎても今もなお圧倒的な造形力で他の追随を許さない隠崎先生の、先ずは代名詞とも云うべき三足作品2組より、

 【黒作品組揃】



   隠崎 隆一 作 「黒酔器」 H15.2×D 9.6cm・・・・・¥126,000-



   隠崎 隆一 作 「黒酒呑」 H 8.8×D 5.8cm・・・・・(売約済

 【備前作品組揃】



   隠崎 隆一 作 「備前酔器」 H16.0×D 9.0cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「備前酒呑」 H 8.8×D 6.0cm・・・・・(売約済

今や備前焼の中心作家として、リーダー的な存在となった隠崎先生。「備前焼とは何か」ということに徹底的にこだわり、「備前の“土”」を強く意識されています。
この作品は、隠崎先生の作品には珍しく備前焼本来の“窯変”が現れ、「焼きの景色」が楽しめる一品に仕上がっています。



   隠崎 隆一 作 「備前酒呑」 H 7.7×D 5.4cm・・・・・(売約済

隠崎 隆一(かくれざき りゅういち)

1950年 長崎県生まれ 1973年 大阪芸術大学デザイン科卒業 グラフィックデザイナーとして勤務 1977年 伊勢崎 淳に師事
1985年 岡山県瀬戸内市に築窯、独立 1990年 日本工芸会正会員 1995年 MOA岡田茂吉賞優秀賞 1996年 日本陶磁協会賞

明日も乞うご期待!!
コメント
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