岐阜の画廊 文錦堂

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面影・・・。/週末特別企画(2)

2013-10-27 16:32:19 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、秋晴れの青空が広がりましたが風が強く少々肌寒い1日となりました。

さて、今日は、壮大な恵那山を一望出来る岐阜県恵那市岩村町にて作陶活動に励まれている各務 賢周さんの逸品が新たに入荷してきましたのでご紹介致します。
この作品は工房を移転される前の長島町永田の穴窯で焚かれた作品で、沓形の半筒茶碗による造形、ジワッと油が滲み出たかの如く艶のある釉調など「油揚手」の名手として多くの人々を魅了し続けた亡父 周海先生の作品の面影を強く残しています・・・。
ご紹介した作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売致しておりますので、そちらの方もお楽しみください。



   各務 賢周 作 「黄瀬戸茶碗」 H 6.9×D10.5cm (売約済

 口縁部にアクセントをそえるかの様な「焦げ」による景色。

 穴窯焼成ならではの艶のある油揚肌に彩る「丹礬(タンパン)」

周海先生直伝の黄瀬戸の釉調は、クリ皮灰と土に含まれる微量な鉄分が自然と滲み出ることによって、独特の“艶”のある黄色い肌を発色させます。
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