岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《その他編/古谷 道生 遺作展より》

2014-01-18 10:59:52 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝も厳しい冷え込みとなりましたが、澄んだ青空が広がった穏やかな週末の土曜日を迎えています。
今日は、センター試験の日ですね。 長女の受験で家族中がピリピリムードだった2年前が懐かしく感じます・・・。
受験生の皆さんには、力を出し切れるよう是非とも頑張ってもらいたいものです! 良い結果が出ますようにお祈りしています。

さて、早いもので現在開催中の 「~~ 古谷 道生 遺作展」 【 ~19日()】も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
おかげ様で、連日多くのお客様にご来廊賜わるなど、大賑わいの遺作展会場となっています。

それでは、今日も「~~ 古谷 道生 遺作展」に出展された作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
ラストなる今日は、土と炎によって生み出される焼〆陶ならではの自然釉が美しい作品3点をご紹介する「その他編」です。 

先ずは、信楽と言えば「蹲」。 野趣に富む素朴な姿が堪らない「信楽蹲」から。
注) ・・・古来より信楽・伊賀の農家で使用されていた豆入れ、油壺、種壺などが茶人の目にとまり、「蹲(うずくまる)」とネーミングされて、茶道具に取り入れられ柱や茶室の床の花入に転用されてきました。 名前の由来は、人が蹲っている姿に見えることから名づけられたそうです。



   古谷 道生 作 「信楽蹲」 H13.6×D12.5cm (売約済

 詫びた趣ある器形に白い椿が良く映えます。

続いて、まるで道生先生のお人柄が伝わってくるような、温かみ溢れる「信楽茶碗」



   古谷 道生 作 「信楽茶碗」 H 8.7×D12.0cm (売約済

最後は、用の美を兼ね備えた「信楽土瓶」。 豪快に降り注がれた自然釉による器肌は圧巻です。



   古谷 道生 作 「信楽土瓶」 H12.0×D17.5cm (売約済
コメント
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