岐阜の画廊 文錦堂

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新たな展開・・・。

2014-01-24 08:55:11 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、澄んだ青空が広がっています。 このところ厳しい寒さが続いていましたが、今日は寒さも和らいで暖かな1日となるそうです。(嬉)

さて、今日は今や備前のみならず日本陶芸界を牽引する隠崎 隆一先生の造形美に溢れた「備前花器」をご紹介致します。
「桃山備前」を基に茶陶が中心であったそれまでの備前に、「造形」という新しい息吹をもたらした隠崎先生でしたが、還暦を過ぎた現在でもその制作意欲は全く衰えることを知りません。
隠崎先生のお宅に訪問する時は、毎回毎回「今日はどのような驚きがあるのだろう。」と、ワクワクドキドキしながら期待感に胸を膨らませます。
業者としてのみならず一ファンとしても、私が最も敬愛する陶芸家のお一人です。



   隠崎 隆一 作 「備前岩目花器」H41.5×D16.0cm ¥241,500-

造形美のみならず“用の美”を兼ね備えた隠崎先生の花器。
近年は、造形面での新規さよりも、備前の土を最大限に活かし、自然に従った造形とでも呼べる作品が新たに展開されているように感じます・・・。



  椿を投げ入れても、岩肌に見立てた裂け目で自然と枝が止まってくれます。

次回展「MINO展」では、隠崎先生も新たに参加して下さいます。 どの様な作品が出展されるのか今から大変楽しみです!!
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