岐阜の画廊 文錦堂

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伝統ある美濃の地にまた一人“注目”の新人が・・・。

2014-01-27 17:16:49 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、風が強く寒い1日となりました。

さて、今日は休廊日ということで朝から名古屋へと出かけてきました。
目的はと言うと、ジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊において、「第20回 美濃陶芸 庄六賞茶碗展」 【~28日(火)】を視察する為です。
せっかくの休日だというのに、またしても仕事関連となってしまいました。 トホホ・・・。

チョコレートの甘い香りを漂わせ、女性・女性・女性で埋め尽くされたバレンタインデー商戦真っ只中の特設会場を横目に画廊へ向かうと、喧騒の中でまるでそこだけ別世界のように、くつろげて落ち着ける空間が広がっていました。



公募の範囲を県内から全国に広げられ大変“注目”された今展でしたが、入賞8点、入選作128点、美濃陶芸協会員作品14点、合計150点もの茶碗が展示された壮観な会場となっていました。



そして栄えある大賞「庄六賞」受賞作品は、今展初出品で見事栄冠を射止めた弱冠28歳の浜田 敦士さんによる「引出黒茶碗」でした。
「窯から茶碗を引き出す瞬間の緊張感が、一発勝負の剣道に通じるものがある。」とのことですが、独創性に溢れ緊張感を醸し出した作品は会場内でも一際存在感を放っていました・・・。
伝統ある美濃の地にまた一人期待の若手が誕生しました。 今後の浜田さんの活躍に“注目”です!!



※ 庄六賞・・・美濃陶芸協会(会長 林 恭助)が主催し、美濃焼の発展に貢献し多治見市名誉市民に選ばれた故 加藤庄六氏の名を冠した「茶碗」による公募展。

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