皆様、こんにちは。
12月に入り、今年も残すところ1ヶ月となりました。
さて、明日から平成28年文錦堂企画展の大トリを飾る「ー高麗・唐津ー 内村 慎太郎 陶展」【3日(土)~ 11日(日)】を開催致します。
先ほど、会場設営も無事に終わり、明日の初日を待つのみとなりました。
荷物から出す度に「ウォ~」と叫んでしまうほどの逸品が揃い、明日の開催が待ち遠しい限りです。
明日は、内村先生ご夫妻も福岡から来岐されます。 皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております!!
それでは、開催を前にDM掲載作品をご紹介致したいと思います。
内村先生より今展のDM用に数碗送って頂いた中で、最も品格さを感じさせる「茂三茶碗」を選ばせて頂きました。
茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。
釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。
総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
内村先生もお気に入りの作品で、塗箱・仕覆・風呂敷付による特別仕様となっています。
内村 慎太郎 作 「茂三茶碗」 H 7.4×D13.5cm (売約済)
12月に入り、今年も残すところ1ヶ月となりました。
さて、明日から平成28年文錦堂企画展の大トリを飾る「ー高麗・唐津ー 内村 慎太郎 陶展」【3日(土)~ 11日(日)】を開催致します。
先ほど、会場設営も無事に終わり、明日の初日を待つのみとなりました。
荷物から出す度に「ウォ~」と叫んでしまうほどの逸品が揃い、明日の開催が待ち遠しい限りです。
明日は、内村先生ご夫妻も福岡から来岐されます。 皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております!!
それでは、開催を前にDM掲載作品をご紹介致したいと思います。
内村先生より今展のDM用に数碗送って頂いた中で、最も品格さを感じさせる「茂三茶碗」を選ばせて頂きました。
茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。
釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。
総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
内村先生もお気に入りの作品で、塗箱・仕覆・風呂敷付による特別仕様となっています。
内村 慎太郎 作 「茂三茶碗」 H 7.4×D13.5cm (売約済)