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岐阜の画廊 文錦堂

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「~焔~ 古谷 道生 遺作展」 御礼!!

2014-01-19 11:04:15 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、澄んだ青空が広がる冬晴れの日曜日を迎えています。

さて、先週末11日(土)から開催致しておりました本年度文錦堂企画展第一弾 「~~ 古谷 道生 遺作展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
生前の道生先生と深く親交があられたコレクターO氏が長年に亘り収集された珠玉のコレクションを展示した今回の遺作展でしたが、会期中は県内外から本当に大勢のお客様に詰めかけて頂き、在りし日の道生先生を偲びながら思い出話で盛り上がることが出来ました。

お亡くなりになられてから13年余り経つ今もなお衰えない道生先生の人気に、ただただ驚くばかりです・・・・・・。(驚)
今回、このように素晴らしい道生先生の遺作展を開催することが出来たことは業者冥利に尽きるとともに、今もなお輝きを放ち続ける道生先生の遺作品群を再び多くの方々にご紹介することが出来て大変嬉しく存じます。

改めて道生先生のご冥福を心よりお祈り致しますとともに、遺作展開催にあたり愛着の素晴らしいコレクションをご出展下さいましたコレクターO氏、多大なご尽力を賜りました和也氏、そしてご来廊賜わりました多くの愛好家の皆様方に、厚く厚く御礼申し上げます。

 
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私の一押し作品!!《その他編/古谷 道生 遺作展より》

2014-01-18 10:59:52 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝も厳しい冷え込みとなりましたが、澄んだ青空が広がった穏やかな週末の土曜日を迎えています。
今日は、センター試験の日ですね。 長女の受験で家族中がピリピリムードだった2年前が懐かしく感じます・・・。
受験生の皆さんには、力を出し切れるよう是非とも頑張ってもらいたいものです! 良い結果が出ますようにお祈りしています。

さて、早いもので現在開催中の 「~~ 古谷 道生 遺作展」 【 ~19日()】も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
おかげ様で、連日多くのお客様にご来廊賜わるなど、大賑わいの遺作展会場となっています。

それでは、今日も「~~ 古谷 道生 遺作展」に出展された作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
ラストなる今日は、土と炎によって生み出される焼〆陶ならではの自然釉が美しい作品3点をご紹介する「その他編」です。 

先ずは、信楽と言えば「蹲」。 野趣に富む素朴な姿が堪らない「信楽蹲」から。
注) ・・・古来より信楽・伊賀の農家で使用されていた豆入れ、油壺、種壺などが茶人の目にとまり、「蹲(うずくまる)」とネーミングされて、茶道具に取り入れられ柱や茶室の床の花入に転用されてきました。 名前の由来は、人が蹲っている姿に見えることから名づけられたそうです。



   古谷 道生 作 「信楽蹲」 H13.6×D12.5cm (売約済

 詫びた趣ある器形に白い椿が良く映えます。

続いて、まるで道生先生のお人柄が伝わってくるような、温かみ溢れる「信楽茶碗」



   古谷 道生 作 「信楽茶碗」 H 8.7×D12.0cm (売約済

最後は、用の美を兼ね備えた「信楽土瓶」。 豪快に降り注がれた自然釉による器肌は圧巻です。



   古谷 道生 作 「信楽土瓶」 H12.0×D17.5cm (売約済
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私の一押し作品!!《珠玉の花入編/古谷 道生 遺作展より》

2014-01-17 11:44:51 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も青空が広がる冬晴れの一日となっています。

さて、先週末から開催致しております、本年度文錦堂企画展第一弾!! 「~~ 古谷 道生 遺作展」 【 ~19日()】も、残すところ3日間となりました。
久しぶりに開催された道生先生の「遺作展」だったこともあって、コレクターO氏が長年に亘り収集された珠玉のコレクションを一目見ようと、連日多くのお客様で賑わっています。
どうぞ今週末は、今もなお人々を魅了し続ける道生先生の素晴らしい遺作群を、是非ともご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、今日も「~~ 古谷 道生 遺作展」に出展された作品から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、信楽・伊賀を自在に焼きこなした道生先生ならではの珠玉の「花入編」です。 

先ずは、躍動感溢れるヘラ目や歪みなど力強い造形で存在感溢れる「信楽耳付花入」から。
古来より「伊賀に耳あり、信楽に耳なし」と言われますが、この作品は、脇に耳を付け、青白い自然釉がたっぷりと被る堂々とした姿が、信楽というよりも伊賀風のたたずまいを感じさせます。



   古谷 道生 作 「信楽耳付花入」 H24.2×D14.8cm (売約済

続いて、算木の紋様が気品のある伊賀の釉調に豊かな表情を加える「伊賀算木花入」。  算木は中国数学や和算で用いられた計算用具です。



   古谷 道生 作 「伊賀算木花入」 H24.4×D 9.5cm (売約済

最後は、緋色が色鮮やかに映える「信楽四方花入」を。
四方面の縁にヘラで刻まれた凹線と器肌に施された布目文様がアクセントとなり、見る者をさらに惹きつけます。



   古谷 道生 作 「信楽四方花入」 H18.6×D12.5cm (売約済

明日は、「その他編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《逸品揃の徳利編/古谷 道生 遺作展より》

2014-01-16 09:41:47 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、真っ青な青空が広がり、澄んだ空気がとても心地良いです 。

さて、先週末から開催致しております、本年度文錦堂企画展第一弾!! 「~~ 古谷 道生 遺作展」 【 ~19日()】も、いよいよ終盤戦へと突入です。
生前の道生先生と深く親交があられたコレクターO氏が長年に亘り収集された珠玉のコレクションを、是非この機会にご高覧下さい。

それでは、今日も「~~ 古谷 道生 遺作展」に出展された作品から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介するのは、多くの道生ファンの方々が感嘆の声を上げられたほど逸品揃いとなった「徳利編」です。 

先ずは、大ぶりな器形に、深く澄んだ青色のビードロが豪快に流れ落ちる景色が合わさった



   古谷 道生 作 「伊賀徳利」 H16.6×D10.0cm (売約済

続いて、大胆にヘラ目が入った器形に、の洗礼を激しく受けて生じたであろう変化に富んだ多彩な景色が合わさった、



   古谷 道生 作 「信楽窯変徳利」 H14.4×D 8.6cm (売約済

最後は、趣の全く異なる3種類の「信楽」徳利を。 最初の作品は、道生先生の最後の個展図録にも掲載されています。



   古谷 道生 作 「信楽徳利」 H13.6×D 9.0cm (売約済



   古谷 道生 作 「信楽徳利」 H14.5×D 8.4cm (売約済



   古谷 道生 作 「信楽徳利」 H15.0×D 8.8cm (売約済

古琵琶湖層の粘土で作られる信楽焼と伊賀焼ですが、道生先生が緋色の信楽焼を作られる時はビードロの伊賀焼よりも耐火度を少し高く、さらに粗く調整した蛙目粘土を使用されました。
灰が載りにくいようにする為だったそうですが、時には、黄瀬土にブレンドして安定させることもあったそうです・・・。

※黄瀬土・・・道生先生が紫香楽宮跡の西にある場所で発見された土で、ざんぐりと真っ白に焼き上がるのが特徴です。

明日は、これまた逸品揃いの「花入編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《ぐい呑編/古谷 道生 遺作展より》

2014-01-15 10:12:36 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝も厳しい冷え込みとなっています。() 防寒対策を万全に、暖かい服装でお過ごし下さい。

さて、早いもので11日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第一弾!! 「~~ 古谷 道生 遺作展」 【 ~19日()】も中日を迎えましたが、お陰様で連日多くのお客様に足をお運び頂いております。 改めて、厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も昨日に引き続き、「~~ 古谷 道生 遺作展」に出展された作品から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介するのは、初日早々に完売となった酒器党垂涎の“的”でもある「ぐい呑編」です。
吟味した粘土を使い分け、穴窯で信楽や伊賀を自在に焼きこなした道生先生の“魅力”が詰まった珠玉の「ぐい呑」群をお楽しみください・・・。

先ずは、変化に富んだ多彩な景色で多くの来場者を魅了した伊賀・信楽による2つの「窯変」作品を。



   古谷 道生 作 「伊賀窯変ぐい呑」 H 5.6×D 6.6cm (売約済



   古谷 道生 作 「窯変ぐい呑」 H 5.4×D 6.0cm (売約済

続いて、趣の全く異なる2種類の「信楽」ぐい呑を。



   古谷 道生 作 「信楽ぐい呑」 H 5.7×D 6.1cm (売約済



   古谷 道生 作 「信楽ぐい呑」 H 5.6×D 6.6cm (売約済

最後は、珍しい「粉引」によるぐい呑も。 



   古谷 道生 作 「粉引ぐい呑」 H 5.9×D 6.3cm (売約済

明日は、逸品揃いとなった「徳利編」です。 乞うご期待!!
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