岐阜の画廊 文錦堂

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池之森 大三郎って誰???/次回展DM紹介

2014-02-19 10:32:44 | 工芸
皆様、おはようごいざいます。

今朝も、厳しい冷え込みとなっています・・・。(

さて、本年度文錦堂企画展第二弾!!となった「MINO展 2014」も無事成功裏に終えることが出来てホッとするのも束の間、早くも次回展のDMが出来上がってきました!!
取急ぎご紹介させて頂きます。

第三弾となる次回展は、文錦堂としても“初”の試みとなる展覧会となりそうで、期待半分、不安半分の心境でしょうか・・・。(笑)
池之森 大三郎って誰??? 次回展も“話題”を呼びそうで、今から開催が待ち遠しい限りです。 乞うご期待!!





池之森 大三郎 「みたててみててん」  平成26年 3月 8日(土)~ 16日() 会期中無休

池之森 大三郎さんの展覧会は今回が第一回目、つまり初めてなのだそうです。
確かに初めて聞く名なのですが、作品を拝見するとどこかで見たようにも思え、ご本人に確認してみたところ「気のせいであろう・・・。」とのことでした。
「見立て」がテーマとの本展、どうぞご高覧下さい。   文錦堂主人
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「MINO展 2014」御礼!!

2014-02-16 10:17:37 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、澄んだ青空が広がる穏やかな日曜日を迎えています。 

昨日に引き続き、またまた朝から嬉しいニュースが飛び込んできました!! やりましたね、葛西 紀明 選手!! 
10代の選手たちが大活躍を見せるなか、7度目のオリンピックにして“初”のメダル獲得と、その不屈の精神力に同年代としてただただ敬服するばかりです・・・。
心からお祝いを述べたいと思います。 本当におめでとうございます!!



さて、先週末 8日(土)から開催致しておりました本年度文錦堂企画展第二弾 「MINO展 2014」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
期間中二度に亘り大雪に見舞われた今年の「MINO展」でしたが、、5者5様の“魅力”が詰まった内容の濃い “競演” を皆様にお見せできたのではないか思っております。

「MINO展 2014」開催にあたり、素晴らしい新作群をご出展下さいました池田 省吾 先生、池西 剛 先生、隠崎 隆一 先生、加藤 高宏 先生、鈴木 徹 先生、そしてご来廊賜わりました多くの愛好家の皆様方に、厚く厚く御礼申し上げます。



来年度も、さらに充実させていく所存でございます。 乞うご期待!!
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「MINO展 2014」私の一押し作品!!/隠崎 隆一 編

2014-02-15 09:48:03 | 工芸
皆様、おはようございます。 ここ最近、寝不足気味です・・・。

いやぁ~、羽生 結弦選手やってくれましたね!? 
連日、日本人選手の活躍が伝えられているソチオリンピックにおいて、とうとう悲願の“金”メダルを日本にもたらせてくれました。
世界で活躍する彼らは、我々日本人にとって誇りであります。 本当におめでとうございました!!



さて、早いもので、5者5様に表現された美濃焼による “競演” となった「MINO展 2014」 【~16日()迄】も、今日明日の2日間を残すのみとなりました。
期間中は雪に見舞われるなど天候にあまり恵まれませんでしたが、それでも県内外から本当に多くのお客様に足を運んで頂き誠に有難うございました。
改めて、厚く厚く御礼申し上げます。

では、「私の一押し作品」としてラストを飾る作品は、「MINO展」初登場となった隠崎 隆一先生の珠玉の新作です。

「MINO展」に隠崎先生が初参加されたことで多くのお客様が驚かれたと思いますが、隠崎先生は「備前」作品と共に緑釉を掛けて「織部風」にした作品も手掛けておられます。
「備前の土」の枯渇を危惧され、近年は田土の上の層のいわゆるクズ土と言われる原土を釉薬を掛けて見事に活かしています。

20数年間常に「備前の前衛」として走り続け、今もなお先頭を走り見る者を魅了し続ける隠崎先生の造形美溢れる新作群をお楽しみください。

先ずは、宙に浮遊している様な独特のフォルムが印象的な2種の「茶碗」から。



   隠崎 隆一 作 「オリベ碗」 H10.4×D13.0cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「白炭化碗」 H 9.4×D13.2cm・・・・・(売約済

続いて、会期早々にして完売となった「酒器」群から魅力たっぷりの2種類の酒器揃をご紹介致します。 
今展では、全て隠崎先生の代名詞でもある「三足」シリーズとなった「酒器」群。 黒・銀彩・白などの新作が出展され、多くの来場者を魅了しています。

先ずは、人気の「黒」作品から。 黒の器肌に胡麻が豪快に流れ落ち、釉溜まりとなった景色は圧巻です。





   隠崎 隆一 作 「黒酔器」 H16.0×D 8.2cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「黒酒呑」 H 7.4×D 6.0cm・・・・・(売約済

そして、薄く施された白い釉肌に緋色がほのかに色づき上品な趣を漂わせる「白」作品も。





   隠崎 隆一 作 「白酔器」 H15.2×D 8.3cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「白酒呑」 H 8.8×D 6.0cm・・・・・(売約済

隠崎 隆一 (かくれざき りゅういち)

1950年 長崎県に生まれる 1973年 大阪芸術大学を卒業 1988年 田部美術館「茶の湯の造形展」大賞受賞 1990年 日本工芸会正会員 1995年 第8回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞
1996年 日本陶磁協会賞受賞 2004年 「備前焼の魅力―伝統と創造―展」出品 2008年 智美術館大賞「現代の茶陶」展優秀賞受賞 2009年 金重陶陽賞受賞

パブリックコレクション: 田部美術館 / 東広島美術館 / エバーソンミュージアムオブアート(ニューヨーク) ワイズコレクション(ニューヨーク) /
ビクトリアアンドバートミュージアム(ロンドン) / フランス国立陶磁器美術

現在 / 日本工芸会理事

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「MINO展 2014」私の一押し作品!!/池西 剛 編

2014-02-14 15:23:14 | 工芸
皆様、こんにちは。 今日は、バレンタインデーですね。



今日の岐阜は、朝から辺り一面銀世界となっています。 予報ではこれから夜にかけても降り続くそうで、岐阜市内では20cmの積雪が予想されています・・・。(



さて、早いもので現在開催中の「MINO展 2014」 【~16日()迄】も、残すところ 3日間となりました。
会期中は、県内外から本当に多くのお客様にご来廊頂き誠に有難うございます。 改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、今日も「私の一押し作品」として、愛媛県今治市で作陶活動を続ける池西 剛先生の珠玉の「黄瀬戸」作品ををご紹介させて頂きます。
古陶磁に学ばれ、深い見識を持つ池西先生が手掛ける焼き物は、信楽・備前・高麗・瀬戸黒・唐津など多岐に亘り、古格を漂わせた作風は多くの愛陶家の方々を魅了します。
取分け、池西先生の原点とも云うべき「黄瀬戸」作品は人気が高く、柔らかで温かみを感じさせる黄瀬戸の釉肌に濃緑色のタンパンとコゲが絶妙なバランスで配されています。
近年、黒高麗や黒唐津など「黒」作品を主体に展開されていた池西先生でしたが、今回の「MINO展」のために久々に「黄瀬戸」の窯を新たに焚いて下さりました。 感謝です!!

今回の窯では、黄色の発色を特に意識して制作されたそうです。
作品を通して、池西先生が突き詰めた「黄瀬戸」“魅力”を余すところなく感じていただければと思います・・・。



   池西 剛 作 「黄瀬戸菖蒲文徳利」 H15.4×D 8.5cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸片口」 H11.0×D 9.0cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 4.9×D 6.8cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸胴紐ぐい呑」 H 5.0×D 6.2cm・・・・・(売約済

池西 剛 (いけにし ごう)

1961年 大阪府吹田市生まれ。 各地の窯場を巡られ日本・朝鮮・中国の古陶磁を学んだ後、愛媛県今治市に五連房式登窯・単室穴窯を築窯。
全国各地で個展を中心に作品を発表されています。
近年、その活躍は目覚しく、備前・黄瀬戸・唐津・高麗など多種多様の作品は古陶と見まがわんばかりの風格を感じさせ見る者を驚かせます。

ラストを飾る明日の「私の一押し作品」 は、「MINO展」初参加となった隠崎 隆一先生の作品です。 乞うご期待!!!
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「MINO展 2014」私の一押し作品!!/鈴木 徹 編

2014-02-13 12:27:41 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も朝からお客様と楽しく陶芸談議に “花” を咲かせています。 やはり共通の趣味を持つ者同士、話題が尽きません。(笑)

さて、早いもので 8日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第二弾!! 「MINO展 2014」 【 ~16日()】も、いよいよ終盤戦へと突入です。

それでは、今日も現在開催中の「MINO展 2014」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作家は、個展や「グループ展」などの関係で2年ぶりの「MINO展」出展となった鈴木 徹さんの新作です。
“泥刷毛目”の技法を用いた力強い独自の緑釉作品は、今展でも多くの来場者の眼を惹きつけています。

先ずは、古瀬戸の様な趣を漂わせる「黒釉」の花入から。 初めて眼にされた方も多く、今展でも話題の1点となりました。



   鈴木 徹 作 「黒釉花入」 H20.0×D10.4cm・・・・・¥126,000-

 鉄釉が織り成す黒の釉肌に侘助椿が良く映えます。

続いて、破調の美を思わせるような荒々しい器肌に藍と緑の釉薬によるコントラストが映える



   鈴木 徹 作 「藍緑釉茶碗」 H 9.5×D12.0cm・・・・・¥189,000-

最後は、変化に富んだ緑の色彩が美しい「酒器」を。



   鈴木 徹 作 「緑釉徳利」 H 14.0×D 9.0cm・・・・・¥37,800-



   鈴木 徹 作 「藍緑釉酒呑」 H 4.8×D 6.5cm・・・・・(売約済



   鈴木 徹 作 「緑釉酒呑」 H 4.6×D 6.2cm・・・・・(売約済

鈴木 徹 (すずき てつ)

1964年 志野焼 人間国宝 鈴木 蔵の長男として岐阜県多治見市に生まれる 1987年 龍谷大学文学部史学科卒業 1988年 京都府陶工職業訓練校成形科卒業 
1991年日本伝統工芸展初入選 以降19回入選 1997年 日本工芸会正会員となる 2001年 第32回東海伝統工芸展「東海伝統工芸賞」受賞
2005年 第一回菊池ビエンナーレ「大賞」受賞 NHK 器夢工房“淡く濃く緑映えて”が放映される 2007年 東美アートフェア「緑の形象 鈴木徹展」
2009年第三回菊池ビエンナーレ「奨励賞」受賞 2013年 伝統文化ポーラ奨励賞受賞

明日は、「池西 剛 編」です。 乞うご期待!!
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