岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪金重 巌 編/MINO展2016より≫

2016-02-20 11:00:11 | 工芸
皆様、おはようございます。
今朝の岐阜は冷え込みが強く、も降り出す生憎の空模様となっています。

さて、早いもので現在開催中の「MINO展 2016」 【~21日()迄】も、残すところ今日明日の二日間のみとなりました。
今やすっかりと文錦堂の人気企画展の一つに定着した「MINO展」ですが、ご出展頂いた先生方のご協力もあり、今年も素晴らしい内容の展覧会となっています。
どうぞ、今週末は日本陶芸界を牽引する人気作家6名による六者六様に表現された美濃焼による “競演” を、皆様お揃いでご高覧下さい。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、「MINO展 2016」から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介するのは、今展のDMにも掲載させて頂いた備前の金重 巖(‘65)さんの「織部」作品です。
備前焼に囚われることなく“用の美”を追求する巌先生ですが、今展でも敢えて「織部向付 二人揃」のみの出展となりました。



所々青みを帯びる緑釉、釉際に映える緋色など、見所満載の巌先生の「織部」の食器は、御菓子や果物、お漬物におつまみなど何を盛っても良し。 
素朴で奇をてらわないシンプルな作りは、食材の魅力を最大限に引き立たせてくれます・・・。



  



   金重 巌 作 「織部向付 二人揃」 H 3.3×D16.0cm・・・・・(売約済) 

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私の一押し作品!!≪池田 省吾 編/MINO展2016より≫

2016-02-18 09:08:07 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、雲一つない青空が広がっています。

さて、連日、県内外から多くのお客様に足をお運び頂いております「MINO展 2016」 【~21日()迄】ですが、いよいよ終盤戦へと突入です。
どうぞ、今週末は日本陶芸界を牽引する人気作家6名による六者六様に表現された美濃焼による “競演” を、皆様お揃いでご高覧下さい。

それでは、毎回恒例となっています「私の一押し作品!!」、今日も選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作家は、皆様お待ちかねの池田 省吾(‘76)さんの新作です。
隔年で開催している個展の関係で「MINO展」には2年ぶりの出展となりましたが、省吾作品を目当てに今展でも多くの愛陶家が開店前から列を作られました。
今回は人気の「織部」ではなく、黒織部黒金彩など「黒」作品を中心に約30点が出展されましたが、会期半ばにして“完売”となるなど相変わらずの人気でした。
刳り貫きによる迫力溢れる造形や印花(いんか)型押模様、金彩で描かれた絵付など、新たな池田ワールドに多くの来場者が度肝を抜かれました!?

来年はをテーマにした個展を予定しており、今度はどんな新たな池田ワールドを見せてくれるのか今から開催が待ち遠しい限りです・・・。




   池田 省吾 作 「黒織部茶碗」 H11.8×D13.6cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「黒金彩茶碗」 H11.6×D12.5cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「黒金彩徳利」 H12.8×D 8.6cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「黒金彩ぐい呑」 H 5.8×D 6.2cm・・・・・(売約済

   池田 省吾 作 「黒織部ぐい呑」 H 6.0×D 6.0cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪鈴木 健 編/MINO展2016 より≫

2016-02-17 11:23:44 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、気温があまり上がらず寒い一日となっています。

さて、六者六様に表現された美濃焼による “競演” となった「MINO展 2016」 【~21日()迄】も、早いもので中日を迎えました。
連日、県内外から本当に多くのお客様に足を運んで頂き誠に有難うございます。 改めて、厚く厚く御礼申し上げます。

それでは、毎回恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展でも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

トップバッターとなる今日は、昨年に引き続きご出展頂きました鈴木 健(‘71)さんの新作です。
第46回東海伝統工芸展(平成27年)にて「志野大鉢」古屋市長賞を受賞するなど、日本伝統工芸会を中心に活躍されている健さん。
現在は花器や食器を中心に発表されていますが、御尊父 鈴木 蔵 先生(国指定重要無形文化財保持者)譲りの作風で、今後の更なる活躍が期待されています。
作品数が極めて少なく普段はあまりご紹介出来る機会がございませんが、今展では「志野」と共に近年精力的に取り組む「黄瀬戸」の新作をご出展下さいました。



   鈴木 健 作 「志野花器」 H12.0×D10.6cm・・・・・(売約済



   鈴木 健 作 「黄瀬戸花器」 H 8.8×D12.4cm・・・・・(売約済



   鈴木 健 作 「志野麦酒杯」 H10.8×D 8.8cm・・・・・(売約済



   鈴木 健 作 「志野ぐい呑」 H 4.5×D 6.8cm・・・・・(売約済

   鈴木 健 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 5.4×D 7.0cm・・・・・(売約済
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「MINO展 2016」会場奥風景。

2016-02-16 10:56:50 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から小雪が舞う寒い1日となっています。

寒さに負けず、今日も昨日に引続き、連日賑わいを見せる「MINO展 2016」 【 ~21日()】から会場奥風景をご紹介致します。

それでは、茶器・食器・酒器・・・など人気陶芸家6名による六者六様の美濃焼に彩られた会場奥風景をお楽しみください。

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、本日20:00~出展作品を順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。




先ず、会場奥正面は隔年で開催する個展の関係で「MINO展」には2年ぶりの出展となった池田 省吾 先生(‘76)の作品から。 
人気の「織部」作品ではなく、黒金彩や黒織部といった「黒」作品が中心となった今展。
その迫力溢れる造形や金彩で描かれた絵付など、新たな池田ワールドに多くの来場者が度肝を抜かれました!?



 中央には、省吾さんらしくユーモラスたっぷりに制作された武士像3体が存在感を放ちます。 

 省吾さんが好んで描く「ボッケモノ絵」
 
注意「ぼっけもん」とは、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉で、豪胆な・向こう見ずな・大胆なといった意味があるそうです。

続いて、「MINO展」お馴染みの池西 剛先生(‘61)による珠玉の「黄瀬戸」作品が整然と並び、会場を華やかに彩ります。 
今展では、「急須」やツル首ならぬ「サル首」と称す意欲作も発表されました。



違い棚コーナーには、池田 省吾さんの「粉引」作品や「寿 爺」「富士香炉」などの「織部」による陶人形も並びます。



最後は、ショーケースに飾られた備前の金重 巌先生(‘65)による「織部」作品を。 「織部向付 二人」が一堂に並んだ風景は、来場者の目を釘付けにしました。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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いよいよ「MINO展 2016」開幕です!!

2016-02-15 11:43:01 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は風が強いですが、朝から澄み渡る青空が広がっています。

さて、全国各地で志野・織部・黄瀬戸など独自の美濃焼を制作する陶芸家に焦点を当て、毎年開催している文錦堂人気企画展「MINO展」
今年も「MINO展 2016」 【 ~21日()】と題して、先週末13日(土)からいよいよ始まりました!!

初日は天候にも恵まれ、早朝7時に整理券を配布するなど、開店前から多くの愛陶家の方々が詰めかけて下さいました。(感謝)
また、初日・二日目と出展作家の有本 空玄鈴木 健 先生も在廊下さり、お客様方と交流を深めていらっしゃいました。

 地元紙 岐阜新聞でも14日()の朝刊にて、カラー写真入りで今展を大きく取り上げて下さいました。

それでは、現代陶芸をリードする人気陶芸家6名による六者六様に彩られた美濃焼の熱き 競演 をお楽しみ下さい。

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、16日(火)20:00~順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。





玄関正面のコーナーは、一昨年からご出展頂いている鈴木 健(‘71)先生による黄瀬戸作品が並び、来場者をお出迎え致します。
作陶の中心となる【志野】と共に、近年発表され始めている【黄瀬戸】作品ですが、今展でも来場者の目を惹きつけています。
絵画は、岐阜出身の長縄 士郎(1923- 日展参与)画伯による扇面「春 信」。



床の間を演出する作品は、重厚感溢れる「志野鉢」。 長縄 士郎画伯による軸装「立 雛」との相性もピッタリです。



御尊父 鈴木 蔵 先生( 国指定重要無形文化財保持者/志野焼 )譲りの、明るく温かみのある緋色が印象的な「志野」作品も人気を集めています。



続いて、健さんと共に昨年からご出展頂いている有本 空玄 (‘63)先生の新作が整然と並びます。
独学で【志野】を志し、美濃から遠く離れた広島の地で作陶を続ける有本先生ですが、今展では新たに取り組む灰釉(樫灰)作品も発表され話題を呼んでいます。 



最後は、日本陶芸界の鬼才 隠崎 隆一(‘50)先生による【織部】作品を含めた圧巻の新作群が並び、存在感を放ちます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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