岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪物故作家編(2)/酒器展 2016 より≫

2016-02-05 10:30:39 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、爽やかな冬晴れの一日となっています。

さて、本日も「私の一押し作品!!」と題して、先週末に閉幕した「酒器展 2016」から会期中ご紹介出来なかった作品をご紹介させて頂きます。

「物故作家編(2)」と題して今日ご紹介する作品は、作家亡き後も不動の人気を誇る和太 守卑良・各務 周海・古谷 道生 先生の逸品です。

先ずは、生前に文様構成において評価が高かった故 和太 守卑良 先生(1944~2008)の代表作の一つ 「其風文」の作品から。
自然の草花をモティーフにしながらも限りなく抽象化されたその文様は、今なお見る者を魅了し続けています。



     

和太 守卑良 作 「其風文酒盃」 H 5.2×D 6.2cm・・・・・(売約済

続いて、生前「黄瀬戸」の名手として名高かった故 各務 周海 先生(1941~2009)の作品も。
「油揚手」と称す、ジワッと油が滲み出てくるような深い釉調は未だに他の追随を許さず、近年その人気は高まりをみせています。




    各務 周海 作 「黄瀬戸久以呑」 H 4.8×D 6.5cm・・・・・(売約済

最後は、穴窯の第一人者として一時代を築いた故 古谷 道生 先生(1946~2000)の「伊賀」の逸品を。
生涯に30基以上の窯を築き、著書「穴窯ー築窯と焼成ー」は現在も陶芸を志す方々のバイブルとなっています。



    古谷 道生 作 「伊賀ぐい呑」 H 5.3×D 5.8cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪物故作家・太田 梁 編/酒器展 2016 より≫

2016-02-03 13:32:23 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は、澄んだ青空が広がる冬晴れの一日となっています。

さて、本日も「私の一押し作品!!」と題して、先週末に閉幕した「酒器展 2016」から会期中ご紹介出来なかった作品をご紹介させて頂きます。

「物故作家編」と題して今日ご紹介する作品は、2013年7月にその将来を嘱望されながらも急逝された太田 梁 さんの遺作品です。
梁さんが亡くなられてから早3年の月日が経とうとしていますが、彼の生涯をかけて遺した素晴らしい作品の人気は未だに衰えることはありません。
今展には梁さんの代表作である「黄瀬戸」と共に「瀬戸黒」も出展され、愛好家の方々の目を楽しませてくれました・・・。



   太田 梁 作 「黄瀬戸六角猪口(雅美箱)」 H 5.2×D 5.4cm・・・・・(売約済



    太田 梁 作 「瀬戸黒割高台盃(雅美箱)」 H 4.5×D 7.8cm・・・・・(売約済
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次回展DMのご案内

2016-02-02 13:00:05 | 工芸
皆様、こんにちは。

早いもので、もう2月なんですね!?
今日の岐阜は、澄み渡る青空が広がる爽やかな一日となっています。

さて、大盛況だった先の「酒器展 2016」に続けとばかりに、本年度第二弾となる次回展のDMが出来上ってきましたので、一足早く皆様にご紹介させて頂きます。

文錦堂人気企画展の一つである「MINO展」ですが、今回もまた楽しみなメンバーが揃いました。 乞うご期待です!!

「MINO展 -2016-」/ 平成28年 2月13日(土)~ 21日() 会期中無休

 DM掲載作品: 金重 巌 作 「織部向付二人」 

志野・織部・瀬戸黒など、桃山時代に突如として現われ、それまでに無かった自由な表現で桃山陶を華やかに彩った美濃焼。
本展は、その伝統を継承しつつ、全国各地で独自の作風によって美濃焼の世界を表現する人気陶芸家6名による競演です。
茶器・花器・食器・酒器など、六者六様に彩られた美濃焼の数々を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

出品作家: 有本 空玄 / 池田 省吾 / 池西 剛 / 隠崎 隆一 / 金重 巌 / 鈴木 健


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