子供たちの夏休みも残り10日です。高校野球も終わり私は気分的にもう夏は済んだ様です。
沖縄・興南球児や沖縄県民の皆さん、春夏連覇おめでとう。念願の真紅の優勝旗が沖縄で見れますね。
さて先日、開催中の 「ポンペイ展」を見に猛暑の中出掛けてきました。
平日で開催日も終わりに近いので空いて居るかなと思って居ましたが、夏休みと言う事で親子連れで賑わって居ました。
2000年前のイタリアの美術・工芸品や生活用品が見られて感激しました。
ヴェスヴィオ火山の噴火に因る火山灰で当時の生活振りが一瞬にして葬られたのです。
その被害で約一万人のポンペイ市民が亡くなられる大災害でした。でも、その火山灰が貴重な遺品を大切に保存して呉れたのです。
今年3月に開催された 「大ローマ展」の様に、大理石の大きな裸像や大きな油絵・美術品は在りませんが、ポンペイ市民の豊かな生活振りが窺える展示品がありました。
信仰の為、家庭に祭られた銅製のギリシャの神像や銅製の装飾品・銀製の食器類の全てに細かい細工がしてあります。
一番驚いたのが別荘で使用されていた浴槽用のボイラーです。あの時代に蛇口をひねるだけで湯が出て来るなんて・・・、しかも追い炊きまで出来るんですよ!
出土の際の損傷も少なく保存状態の良い数々の遺品に感激しながらの数時間でした。