節分が済んでからの話題ですが、皆さんは当日に恵方巻(太巻き)を南南東に向いてほうばりましたか。
スーパー等では節分の相当前から恵方巻の予約や店頭に太巻きを並べて販売に一生懸命でした。肝心の煎り豆は隅の方に追いやられて居ましたよ。
この地方(東海)でこの現象は4~5年前頃からです、私の記憶ではそれ以前には全く知らなかった風習です
私の子供の頃からの節分と言えばほうろく(大きなフライパン)で自家栽培の大豆を煎り、当日の夕食にイワシの丸干し食べ、その後部屋の唐紙・障子・玄関を開け放ち「福は内、鬼は外」の豆まきでした。
翌日は親がヒイラギの小枝の先に昨夜残して置いたイワシの頭を挿し、小さな障子紙に「鬼」と書き玄関の外の柱に括りつけました。
現在もその行事は続けて居ります、ただ撒く豆はスーパーで買い求めた美味しい豆ですが。でも恵方巻は食べません。
ネットで調べた所、恵方巻の風習は戦前から大阪では在ったそうですがそれを大々的に広まったのは昭和48年に当地方の海苔業界が海苔の拡販をねらって宣伝し広まったようです。
まあ、バレンタインディのチョコレートと似た現象ですね。恵方巻商法にあやかってロールケーキまで太巻きとして売られて居ますから凄いです。