日本画の吉田義彦・林 功両氏の特別展が開催されている小牧市のメナード美術館に行って来ました。
開催日(4月26日~6月19日)から日も浅く午前中でしたので来館者も少なくゆっくり見る事が出来ました。
吉田氏の 「袋田の滝」東京芸術大学所蔵・「富士月明」東京国立近代美術館所蔵が見られた。
林 氏の 「行雲」市川市所蔵・「漂着」茂原市立美術館所蔵が印象に残った。
「行雲」は表題が面白い、絵の中心に大きな庭石と土塀が描かれて居てその塀の上部(全体の四分の一)に白い雲の流れる様があった。
吉田氏の師匠である速水御舟氏の作品 「北野天神縁起絵巻・模写」個人所蔵も見られて好かったです。
林氏は何度も中国を訪問され中国の画法を研究中に交通事故に遭い若くして亡くなられた事も知りました。現存されて居たらきっとまた素敵な絵を描かれたのに惜しいです。
ゴールデンウィークを名所・観光地に出掛けるのもいいですが、美術館で絵と一緒に静かな時間を過ごすのもいいもんです。