老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

名古屋市美術館へ

2012-09-13 13:35:28 | 日記
いま開催中の「大エルミタージュ美術館展」を見に行って来ました。平日に行けなかったので土曜日でした、やはり沢山の入館者でした。
展示作品は89点で16世紀~20世紀初めまでの物で本当に見応えが有りました。圧倒的に人物画が多く自画像・肖像画もありました。

私が見て記憶に残るのは 「祝福するキリスト」「ローマの慈愛」「風景の中のクピド」「モルフェウスとイリス」風景画では 「ティヴォリの滝」「虹のある風景」など。
他にもっと感銘を受けた物が在ったのですが作品が多くて、筆記用具も持たないので帰宅後に出品リストをチェックして思い出したような訳です。

「ローマの慈愛」は凄い題材です、囚人?に女性が乳首を含ませて居るんですよ。ええっこんなの有り?とびっくりでした。
「虹のある風景」は虹と言われなければ解らない程、ごく自然に合った虹空が描かれて居ました。
絵に関する詳しい知識が無いので、ただ単に自分目線で感動した物を挙げてみましたが・・・。

平日の美術館は年配の方が多いのですが、この日は土曜とあって中・高生の親子や若い人・カップルが大勢でした。若い方達がこうした美しい物を観賞するのは後々の生活に美的感覚が養われていいですね。

我々の少・青年期はまだ社会も貧しく生活に追われて居て、全くそんな環境が無かったから今の人達が羨ましいですね。
カップルでこうした場所へ来られる若い人達を見てると微笑ましいですね、一つの絵を見てそれぞれがどんな会話をしてるのかな? 
この日は作品も多く滞在時間が3時間半程となり、退館後に空腹をおぼえる位の充実した時間となりました。

PS: このブログを書いてる最中に市の高齢福祉課の人が母の百歳の長寿を祝う総理大臣からの賞状と記念品を届けて下さいました。
    また、ブログに載せますね。