補聴器購入

先日ついに補聴器を購入しました。

１月半ばに町内の会議があって、その席で司会者から発言を求められたが前の言葉が聞き取れなくて、皆さんの前で恥ずかしい思いをしました。
早速、以前からお世話になっているメガネ店へ出向き、その旨を話し聴力検査を受けました。
結果、私の場合は難聴が中・軽度で高音と言葉の子音が聴きにくい事が解りました。

お店の人の勧めでスイス・Ｐhonak製の耳掛け式の物に決めました。
私は普段にメガネを掛けているので補聴器の耳掛け式は駄目かと思って居ましたが併用出来ました。
補聴器本体を耳の中に挿入するタイプはハウジングが起きやすいと言う事でした。
また、ハウジングを少なくするために挿入具にも周りに穴が開いた物を付けて貰います。

検査で使用した機種は片耳で１個３２万円だそうです。
最初だからあまり高価な物もと考え予算から片耳１５万円・両耳で３０万円の物に決めました。
それにしても補聴器ってめっちゃ高い物だね。ビックリ。
もう少し安い物をとも思いましたがチャンネル数値（８ch）が少ないと音の微調整が荒くなるとの事。

その日は私用に調整した試用補聴器を借用し、翌日の会議に使用しましたが効果はまあまあでした。
会議終了後に借用した物を返却しながら、正式に発注しました。

２５日に入荷したのでもう一度私用に調整して頂き、店からの帰途から使用しました。
今まで運転中にウインカーの音が聞こえなかったのがハッキリ聞こえたり、車をバックさせる時のブザーも聞こえるので、ああこれが普通なんだと実感。

その晩のテレビから音声を聴きましたが大して違和感がありません。自分の発した声が少し大きく聞こえるかな。
翌朝の朝ドラも画面の下に字幕が出るのですが、いままで♪マークが出ても実際の音楽は聞こえなかったのが聴き取れます。
ポットの「お湯が沸いたよ」のお知らせチャイムもしっかり聴き取れました。
ガスストーブの換気注意を促す音も聞き取れました。

今までどれだけ不便な生活を辛抱して居たのかなと思った数日です。