老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

迎賓館見学

2020-02-23 14:31:24 | 日記
先回のブログで書きましたが東京の娘宅に滞在中赤坂の迎賓館へ行きました。

娘宅に着いた夕食時に娘から「何処か行きたいところがある?」と聞かれ、東京は何処へ行っても人が多くて観光はしなくていいわ」と
だったら、赤坂の迎賓館へはどう?と言う事で、ここは事前に見学の申込みをしなくてはいけないので娘がスマホのネットから見学予約をして呉れました。

見学時間は12:30分ですが12:00迄に西口に居るように指定されましたので、四ッ谷駅を降りてスマホを頼りに到着。途中道路の西側に学習院初等科の建物がありました。
門の中は入り受付をします。空港の荷物検査と同じに手荷物検査があります。入場料は大人一人¥2,500でした。

12:30分に本館前庭のテントに集合ですので、それまで時間が在るので本館前の庭で軽食とトイレを済ませます。
まず、和風別館の案内が始まりました。この和風別館は谷口吉郎氏の設計です。
入館見学に当っては壁やその他のものに鞄・手荷物が当てて傷付けないように廊下の絨毯の真ん中を歩くように注意が。

内装の材料や備品(焼き物・絵画)は当然一級品で素晴らしいが、私が気に入ったのは和室の天井に前の小池の水面が日の光に反射して揺らぐ影が映る事。
そして別のお茶室は従来の大きさで無くずっと広く茶を点てる畳床を前に洋風の椅子が置かれていました。
ここではお茶を点てるだけで無く琴の演奏や日本舞踊が披露され、外国の貴賓が和を観賞出来るように設計されています。
もう一つ面白かったのは和室前の小池は建築当時水深が浅くて魚類が居なかったのに、かの新潟出身の総理大臣の所望で錦鯉が放たれた。来日したトランプ大統領もこの錦鯉に餌を与えた。

また、和室とお茶室を繋ぐ廊下の途中には孟宗竹を背景にした中庭がありますが、その前に大きな岩が3個、これも建築当時は無かったのに中曽根元総理の意見から設置になったそうです。

余り文章が長くなりましたので、本館の洋館についてはまたの機会に。



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