家庭の諸事情により、しばらく動けず。
ようやく行けると思っても天気はいまいち。
天気予報を見つめて日をずらして失敗も数知れず、しかしこの日(日曜)は正解か。
旧知の男、Yくんを連れて赤岩へ。
Yはインドアで鍛えて、外岩経験は少ない。でもムーブセンスがある。
峠前は、車と雪渓でいっぱい。離れたところに駐車して、まずは東へ。
馬の背には人はいないだろうと思い、昨年気に入った『馬の背』ルート。
出だしからカムを決めてシーズン初岩をおっかなびっくり触りだす。
緊張感が楽しくてたまらない。
Yは、こんなルートもきちんと回収しながら登ってくる。
そのまま、下の道を通って東の大壁へ。
佐藤ルート。
かっぱは基本的にインドアはしない。だからまともなロープクライミングは、11月くらいからしていない。
ルート上部のつかんでは登るの単純なくり返しに徐々に持久力を奪われていく。
それでもなんとか終了点に到着。
Yは、笑顔で登ってくる。高度を楽しめるのは素晴らしい資質ですな。
一度峠に戻り、昼食。
Yはフリーの人なので、『ファイヤーマン』でも拝ませようと思い、案内する。
インドアで鍛えた人に『ファイヤーマン』は異質なはず。でもTRであっさり抜けた。
じゃあ、リードだろ、とやらせると、これも核心は抜けた。
こりゃ、オンサイト経験させなきゃということで44へ。
『おやすみ』は、あっさりオンサイト。
ここまでくれば、もう赤岩全域案内だということで、クリスタルフェースまで行き、『サバイバル』。
これもTRで、なんと核心抜けてしまう。
いや、びっくり。若者は成長が早いことを実感。
奥リス経由で中赤岩メインストリートを降りて、カニ岩へ。
『直上』と、『トラバースR~L』をひとしきりやって、終了。
若者の成長とシーズン初岩の感覚に嬉しくて嬉しくて・・・、
さて、手と足のどちらがより筋肉痛になるでしょう?