なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

小雨とガスに包まれて

2023-08-20 | 
誰もが登れることを疑う天気予報。
外はすでに降っている。
それでも登れるものなら登りたい2人は、セバチバナに向かう。
(天気予報で2人になった…)
いつもなら、岩内市街に入ると「ほら、道路乾いてる!」などと歓声を上げるところだが、残念ながら岩内も小雨。
(岩内道路が乾いていても登れないこともある…)

さて、到着。

小雨は降っているものの、登れるルートもありそうな気配。
迫りくるガスにおびえながら、しばし待つ。

岩の白いところは乾いている。
黒さが際立つところは、湿っている。

「ビックママ」から、陸側のルートは登れそう。
かっぱ1便目は「モッコライ」10c。
核心部で大きな蜘蛛の巣をはがしながら登る、というグレードアップがあったが、濡れてはいない。
Eさんは、「高浜の白波」10d~11a。

中間部の湿り気はあるが、何とかこなす。

状況好転を待つため、草刈りや石積み、だらだら食べる、などをして過ごしていると、小雨はやむがガスが濃くなる。

この後、海まで見えなくなる真っ白ワールド。
でもなぜか岩の乾き具合はよくなり、2人とも「アウトオブオーダー」11bをやり始める。

まったりとした空気が眠気を誘う。
昼寝を楽しんだ後、13時を過ぎると晴れてきた。


ねらいの「海へ来なさい」は、終始真っ黒で手をつける気にもならなかったが、朝から4時近くまで過ごし、4,5本登れた。
既登ルートのムーブの再研究は楽しい。
ここの昼寝は心地よい。