1月だというのに、高い気温の日々が続いている。
不満を言ってもしょうがないが、心配だ。
でも天気はいい。
まともな斜面を滑りたいのでニセコ連峰へ向かう。
2023年の4月に岩内側から目訓内に行った。
その時に「白樺山にも行きたいものだ。」と話していた。

という訳で、老古美ゲートからのアプローチ。
少し道路を歩き、まっすぐ白樺山に上がる尾根に取りつく。
樹林だが最近の登山のようなヤブではなく幸せ。

途中で道路を横切りひたすら稜線に向かう。

ピークが2つ並んだ西側が白樺山だ。

雪の白樺ピークは多分33年振りぐらい。
うれしい。
滑りを楽しむためとウロウロ稜線歩きの幸せを感じるために長沼へ向かう。

振り返ると、ニセコ連峰らしい広い稜線に白樺ピークが輝きだした。
ピークでは若干の強風にあおられたが、天気が回復だ。
向かう方向にはシャクナゲ岳の山の塊そびえ、少しずつ青空が広がり始める。

うーん、ドラマチック!
トラバースしながら、長沼へ向かう斜面を吟味。

人気の斜面なのでトラックがある。
よさげな斜面でノートラック面を見定め、長沼に落ちていく。

写真の感じほどヤブはない。
よい斜面なのだが、雪は固め。
ウロウロスキーヤーにはちと荷が重い。
幸せ長沼ランチ。

チセを眺めながらゆったり食事。
あちこちに数名の人がいたが、スライドはしなかった。
欧米人らしき一団の素晴らしい滑りも眺めることができた。
肩まで登り返し、また稜線へ。

この頃には完全に快晴無風。
うれしいがこれは3月の陽気。
稜線緩斜面で並行トラック遊び。

雪山ウロウロ徘徊初老ズには、面ツル緩斜面がヒャッホー斜面だ。
白樺山まで戻り、ピークの間の沢型を滑るつもりだったが、最初のコルがよさげに見えたのでそこを滑る。

時々広がる開けた場所をねらって快適に滑る。
陽光が当たり始める直前だったせいか、ここの雪はとてもよかった。
一度道に出る。

しばしウロウロステップソール板の性能をいかんなく発揮。
登りのトレースに合流。
だんだん雪が悪くなるが、木をぬって滑るのは楽しい。

ゲートに続く道に合流、積丹方面の山々を眺めながらゴール。
このまま暖かさが続くと3月にはどうなっているのか。
不安はあるが、幸せな1日。
