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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

下から「アポロ」

2013-02-10 | 雪の山

余市岳と1107峰の間にある1218m峰は、通称「アポロ」と呼ばれているらしい。
ネット上のいくつかの情報で見ると、一度リフトで上がってから取り付いている方が多いようだったが、ゲレンデ感をなるべく感じたくないのと、最初にリフトに乗るのは寒いのとで、Uくんと2人で下から地道に上がってみた。

奥に見えるのがアポロ。


地図に林道がちょこちょこ走っているので、近くを歩いたほうがいいかなと思ったのがまちがい。
沢から離れると、アップダウンが多い上にゲレンデ寄りを流れる沢の方へ導かれてしまい、急斜面を降りて急斜面に取り付くはめになる。

それでもまもなくピーク。


ここから奥を眺めてみたかった。
美比内方向や轟渓谷方向の山なみに見とれる。
1107峰の東斜面の魅力にも気がつく。
南に1130mの岩峰も見える。

どこを滑るかあれこれ考えて、北西の沢型斜面に突入。


こりゃ、たまらん!


本流まで下ると、ぐちゃぐちゃした沢型の中に見事なトレースがあり、止まらずに滑り帰ることができた。
美しいトレースを引いてくださった方、ありがとうございます。
次回は登りも美しく登ります。



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