なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

また白井

2009-03-01 | 雪の山
南に高気圧、北に移動性の低気圧。しかも、たいした気圧差がない珍しい天気図が予想される上に、小樽の予報に晴れ間がありそうだ。
となると、北側から登る札幌近郊の山は晴れるだろう…、
よく考えるとあまり根拠のない予想の元に、2週間前に行った白井岳へ、見に行く。

2週間前は、ピークから離れた稜線へ上がったので、今回はなるべくストレートにピークに行ってみたい、というルート上の思惑もあった。
また、下りも何か遊べる手立てがないか、というアイディアもあった。

7:40、国際スキー場駐車場発。
710m二股から、沢型に薄いトレースがあったので、それに乗る。
しかし、なんとなくせまい沢に挟まれているのが気持ち悪い。
800mくらいから尾根に上がり、せっせとラッセル。


気付くと、雪の結晶が降っている。


2回ほどのんびり休憩して、稜線に上がったのは10:20ごろ。
ピーク手前1260mくらいの地点。


ピーク着は、10:40。
風もなく札幌の街並みの奥に増毛まで見えた。
無意根、積丹もはっきり見える。
前日まで、行くことを少し考えた羊蹄は、半分から上は全て雲の中。
根拠の乏しい考えが当たっていたか。

下りは思い切って、ピーク真北直下へ。
登ってきた沢型の右岸をねらって、ちょっとシールワークでは登れそうにない急斜面をバフバフ言わせて滑る。

800mくらいまで滑り、トレースのあった沢型に戻る。
あとは沢型ボブスレーコースをシューッと滑っておしまい。

登り返そうと思うくらい素敵な斜面。周りを見るとみなさんいろんなところを登ってましたね。