なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

秋が進んでいくのを楽しむ

2022-10-10 | 
晴れ間が続いた9、10日、9日はペンキ塗りなどの冬支度で使ってしまった。
10日は、放浪のTassyが修験に行きたいと言ってくれたので、喜んでお付き合い。

最近、この眺めで季節の移り変わりを実感している。
いい眺め。

しょうたろさんを入れた3人で修験の壁、到着後すぐにニセコチーム4人が現れる。

よく会うと会話も弾み、時によき情報が得られる。
「陽当たり良好」でアップ。
放浪のTassyは、「たかーい」とか「体をつくりなおさなくちゃ」などと言いながら、「陽当たり良好」も「山伏」もゆっくり安定した登りで一撃で終わらせる。

さすがだねえ。

「きつねの嫁入り」をニセコチームが順番にやっている。

すっかりお好みルートになっているので、ヌンチャクがかかっていれば触りたい。
Tassyも「ふむふむ」と感触を楽しむ。


午後になり、ニセコチームが「アカゲラの男泣き」と「きつねの嫁入り」をRPしていく。
晴天の土曜は逃したが、岩の状態は最高。どのホールドもよく止まるので、「アカゲラの男泣き」を触ってみるが、相変わらず立ち込めない。
一手だけで解決の糸口が見えないので、これはしばらく封印。
しょうたろさんも「山伏」にこだわり続けて、あと一歩。

カンを取り戻し始めたように見えた。
ニセコチーム筆頭の方に、最後のRPが望まれたがあと一歩で届かず。

熱いトライとくやしさ前回が爽やかで、秋晴れに映える。

次週の登りを何となく約束して終了。
暗くなるの早くなりましたね。

義経と赤岩

2022-10-02 | 
土曜(1日)は、S田さんからのお誘いで義経岩。
20年前に一度行っただけだが、「ブラックホール」を触りたいとのこと。
恩義があるので、いつでも応えたい。

この日の義経は、英語が標準語。

そこへ、昔懐かしいお2人が現れた。
S田さんも旧知の方なので、大喜び。
北海道フリークライミング創成期の話に、ちょこちょこどうでもいい話を挟み、楽しい会話に花が咲く。

「南中央」を登るYさんと「イチゴ農園」を登るMさん。
お2人とも年を重ねて登り続ける尊敬すべきクライマー。

「ブラックホール」「大人の日」「プリンセスロード」をこなし、コーヒーブレイク。

その後、「イチゴ農園」「ならの木」で締める。
全てマスターだからか、肝心なホールドが湿っていたからか、疲労がきつい。

10年前の後輩が、洞爺湖の貸別荘で旅行しているので訪ねる。

中は、小さめホテルのスィートを思わせるような部屋もあり、なかなか立派。

日曜日、1人で赤岩へ。
4段テラスから大壁に行く道の、4テラ~馬の背間が初夏に行ったとき不明瞭だったので軽い整備をしようと思った。ついでに馬の背なら誰も来ないだろうから、1人でいろいろ試したいと考えた。

馬の背の背中の終了点から、4テラとトリコニーを眺める。
どちらもクライマーがいる。
枝払いを終えて、ゆっくり馬の背ルートと左上凹角ルートが混ざったようなラインを登る。
ここはどんな風にも登れるからおもしろい。

その後、今後のために摩天の終了点を確認に行く。

不動岩稜の西面がよく見える。
黒い凹角上部を眺めるなら、ここだろう。
鋸フランケは、未踏なのでやってみたい。
摩天の終了点には、足元に気を付ければほぼ歩いていける。

少し下でハーケン終了点かと思っていたが、とんがり脇にケミカルが2つあった。
あちこち整備されていて、感謝感激ですね。