上野こうえん(公園)に
来たとき、
『JR上野駅公園口』という小説が、
去年、「全米図書賞」にかがやい
思い出しました
書いたのは、ゆう みり(柳美里)。
「芥川賞」を受しょう(賞)したさい、
かなり・話だいになった
在日かんこく(韓国)人女性で、
五十になっても・前がみ(髪)がかわいい
「永遠の少女」っぷりが
なんだか・いつも気にかかる、作家さんです
このたび、初めて読んだ・彼女の小説、
『JR上野駅公園口』には、
上野こうえんにくらす・ホームレスたち
の
平成令和が、つづられています。
知らなかったのですが・・
上野こうえんでは、
天皇ご一家が おとずれるたびに、
ホームレスに いどう(移動)を命じる「特別清掃」と
行われているらしく、
柳さんは、それを取材したおり、
(上野のホームレスって、東北から出てきた人が多いんだな。)
と
気がついたそうです
そして「そうだ 福島の被災者からきいている
話をあわせて、
2つのかなしみをつなぎあわせた、ひとつの物語を つくろう」
って、
思い立ったらしい。
ホームレスと ふくしま・・
だれもが
気にしつつ、、
目をそむけてしまっている
重いテーマでは ないでしょうか・・?
小説は、
一人のホームレスの人生をふり返る
「回顧談形式」で すすむのですが、
柳さんが
なんかい(難解)なしゅうじ(修辞)を用いないで
平易に書いているので、
かえって、その内容のリアルさが 抽出されています
苦しくなりがちな・人間もよう(模様)を、
「上野公園」という、
さまざまな人々が行き来する・ぶたいそうち(舞台装置)の中で、
自然なものとして
描いた、
ゆうみり(柳美里)。
彼女のけいれき(経歴)を見ると、「演劇人」
であったことが わかり、
クリンたち、
(なるほど)
と ガッテンしました
だって、読んでいるとまさにぶたい(舞台)セット
さながらに、
あの、よく知る「上野公園」が 立ちあらわれてくる・かんじなのです
たてものの高さから、
鳥のさえずり
木々の枝葉まで・・
お芝居の「背景画」が、
ズザザザーーーって、一気に 組みあがってくるのです
(さすがベテラン作家ですね)
・・そんな、上野こうえんで見かける・ホームレスたちにも、
当たり前だけど
生んでくれた・おやがいて
ふつうの人生があった日もあり、
いろんなことがおきて、
今・ここに 至っている。。
柳さんは、しごく・まじめに
この、現代のしょそう(諸相)と 向き合い、
今を映す・ひとつの物語を
つくり出していた
と
思います
しん(親)友のチットは、
「・・傷つくことも多い立場の人でもある彼女が、
あえて、切迫感や鋭さ重さを 見せないで、
さらさらペンを走らせているのが
とっても印象的。
・・・
優しい人なんだね」
と
述べていました
(次回も本の話です~)
この本、気になっていたのでありがとうございます。
今度読んでみます。
柳美里さんの小説は若い頃読んでいました。
また読んでみたいと思いました✨ありがとうございます。
自伝小説4部作…未婚でこどもを産んで…一緒に子育てをしていた恩師?が癌で亡くなり…かなり壮絶でした。その後全然読まなくなっていて。
お元気でご活躍のご様子を知ることができて何となく嬉しいです。
のろかめです。
この本は、図書館で調べたら、予約待ちが48人もいましたよ!
今日のクリンちゃんの記事を見て思い出し
待ち切れないので電子書籍で買いました。
今から読もうと思います。
チットさんの感想を見て、楽しみになりました♪ありがとうございます♪☆。
としょかんで借りる、とかでもいいと思いますよ🍀
クリンのレビューは、ちょっと大ぶろしきなのです💦
☆をつけるとしたら、五点満点中、☆3つ半ってとこですかね💡よかったことはよかったですよ~
クリンより🐻
ぼくぺんさまぁ~✨✨🐻✨✨
ゆうみりさん、はげしく生きざるをえない星の下に生まれちゃってるかんじですね‼️そしてまた、ちょっと妖えんだから人生がますますフクザツになってしまうのでしょう❗
とはいえ、あのエネルギーを保ちつづけたまま、旺せいな作家活動をされていて、「多分円熟期に入っている」って、チットが言ってましたよ👩←今回初めて彼女の作品を読んだくせに。
クリンより🐻(チットはそういえば、今年の冬にぼくぺんさまから教えていただいた『雲の階段』を読んでいましたよ💮🌸💮読みごたえすごくておもしろかった✨さすがぼくぺんさま⤴️✨✨って言ってました🌈🌈ありがとうございました✨✨✨✨)
のろかめさまぁ~🐢✨✨✨✨おこしいただき、ありがとうございます✨✨✨
もし読んでみて(なんだかな・・)って、おかんじになったら、すいません🐻💦⤵️
クリン、ブックレビューはたいてい良いところばかり取り上げてしまうんです❗
ゆうみりさんは上手な方なので、ほめちぎっておいてもまあ大丈夫ですが、、中には(この作家のこの小説でこの高評価⁉️なんでやねん⚡)みたいなレビューも書いちゃう時があるので、きほん3割増しだと思っておいてくださいね↗️↗️↗️
(本当にオススメできない本の場合は、「読みきらなかったです~⤵️」とか書いてありますので💡💡)
でも、ゆうみりさんに女性らしいやさしさがきわだっていたのは、ジジツですよ🌸💮
クリンより🐻🍀
実は私も、今一つでした。
静かな、優しい小説でしたね。
全米図書賞受賞で、また有名になったようですね。
相馬弁だらけの会話なのに、どうやって翻訳したのでしょうね?
zooeyさまもレビューしてる‼️って昨日思いながらブログ読みましたよ✨
とりあえずフクシマは世界的な重みのある話だいですからね、、
それをテーマにするだけでもみとめられるのではないでしょうか。
なまりの部分は外国語だとニュアンスが伝わりにくいのかなって思いますよね💡
ケンタッキーなまりとかに訳すとか、、
クリンより🐻🍀