先日、じん(腎)不全で亡くなった・チットのお父さん
は、
しんせき(親戚)に
見守られ、
しずかに
天国へと 旅立ちました
「
お父さんが焼かれるなんて、やだ・・」
と
火そう(葬)場で
やや・ごねたチットも、
きたく(帰宅)してからは、ふだんとかわらぬ・表じょう(情)で
くらしています。
時々思い出して、けっこう・泣いちゃったりする
けど、
そんな時
チットとクリンは、
いっしょに
ベランダに出て
空をながめることに 決めました。
それというのも、
お父さんがたおれてから・2ヶ月、びょういん(病院)からの
かえり道、
いつも、見上げると
一番星が
かがやいていて、
今となっては、クリンたち、あれこそが、お父さんそのもののように
思えて
ならないのです。。
チットは言います。
「
亡き親を、星にたとえるなんて、かなりベタかもしれないね。
・・でも、
お父さんは
魂の美しい人だったし、
編集者としての腕前も
ピカイチだった!
お父さんが手を入れると、
文章が
まるで洗ったかのごとく光ったわ
だから、あれくらい輝いている星じゃないと お父さんの存在と
いい感じに釣り合わない。
・・・
クリンも、
そう思うでしょ?」
(ほんとにそうだ
) って クリンも、おもいました・・。
だから、
今
ゆうき(勇気)を出して
せん(宣)言させて
いただきます。
世の中の、
じょうしき(常識)的なみなさま、
すみません。。
あの、
夜空にかがやく
一番星
あれは
クリン家において
金星ではなくなりました。
あの、キレイなほしは・・
今後、うちのお父さん
です