クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

椿屋珈琲店(東京レトロ喫茶巡り・34)

2023-09-30 | まち歩き

 銀座七丁目、椿屋珈琲店の一号店。

東京に数十店ある「喫茶チェーン」の本館は、

はなつばき(花椿)通りに あります

 そうぎょう(創業)は1996年と、

さして古くはありませんが、入っているビルの外観は、レトロチック、

かつ、妖えん

 大正ロマンな内装の店内には

「硝子」ってかんじの・ゆがんだガラスと、

黒制服のメイドさん。

 質の高い給仕を 受けられます

 

ここにランチに来たら、

お客はたいてい「椿屋特製ビーフカレーセット(1600円)」を 注文することになるのですが、

このカレーセットも、

 こちらのハヤシライスセットも、

ここ・つばきや(椿屋珈琲店)では、

ショートケーキ🍓&コーヒーセットよりも、

なぜか安いんです!!

 でも・・そういうことに矛盾をかんじるようなお客さんは

ここにはいません

 買いもの帰りの小金持ちシニアや、商談のビジネスマンに

あいこ(愛顧)される、本店ですから

 落ち着いた空間の中に、銀座の日常を かんじられる、良いお店です。


 

(※次回は、同じく銀座の老舗「仏蘭西屋」に おじゃまします🐻

 

 

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談話室滝沢の思い出(東京レトロ喫茶巡り・33)

2023-09-27 | まち歩き

新宿で、年配の男性とお茶をする 

というと

 なつかしく思い出すのが、談話室滝沢(だんわしつ・たきざわ)」です。

このお店、

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、

新宿に1966年~2005年まであった・きっさ(今考えると、非常に特徴のある喫茶)店で、

働くおじさんや、

「定年したけど嘱託でまだ働いています」という・おじいさんたちが

仕事の話を とっくりしに来る

ドリンクすべて一杯千円の、まさに、談話室した。

🍵

内装は、

広いフロアにソファー席が たて(縦)ならびしていて、

天井には蛍光灯カラーの照明

床はモスグリーンのじゅうたん、

「受付嬢か」ってくらい訓練を受けた、女子店員さん。

 

会社の重役室にでも入った気がする、昭和のオフィスっぽいお店でした。

 

🍘

うちのチットは20代前半のころ、

大学の先生や上司に連れられて

何度か、談話室滝沢の新宿店や池袋店に入り、

忘れられない印象を受けた、といいます。


滝沢世代のおじさまから拝ちょう(聴)した、
長く・ありがた~いお話は、

「女の子は早く嫁に行き、家庭に入るのが最良

という人生訓に 

帰結していたけれど、

 今考えると、善意で言ってくれてたんだなって、

つくづくわかるよね。

女性が長く働き続けるってけっこう大変だし、どこかで迷路に入る時があるものだから・・」

チットは、その時と

すでにきせき(鬼籍)に入られた・いく人かを 

なつかしんでいました。

 

滝沢なきあとは、

「喫茶室ルノアール」が そのお客さんたちを引き継いだものと 

見られますが、

滝沢とは、

やっぱり・だいぶちがいますね。


 

今、滝沢の跡地には、つばきや(椿屋珈琲店)が入っています。

 

 

(※次回は、その椿屋珈琲店」の本店、銀座店にまいります🐻

 

 

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時屋(東京レトロ喫茶巡り・32)

2023-09-24 | まち歩き

「新宿の老舗喫茶といえば、「ピース」の横の、

「時屋」という・甘味カフも、

昔から、固定ファンがいるお店です

 座席数が多く、ティータイムでもそんなに混んでなくて、

駅近だし、

使いがって(勝手)が良い

(武者小路実篤な絵も、フンイキ出してます

 

お店の看板商品は、こちら

<黒豆茶と小どら焼きのセット 620円>

 中サイズも、あります ホイップクリームつきどら焼き

その他の甘味、うどんや定食もあります🍜🍱

 ドラえもんのどら焼きのモデルになった

という、こちらのどら焼きは、

小~直径24cmの特大サイズまで

箱でも売ってるので 持って帰れますし

 歩いてすぐのところにある、これまたシニセ(老舗喫茶)の

「但馬屋珈琲店」でも、いただくことが できます

 

ただ・・

 目下、新宿西口は、数十年ぶりの大開発が行われており

京王デパートは「建て替え」を発表

小田急デパートは「改装工事」に入っている状況・・

小田急の跡地には、「48階建て・超高層ビル」が たつのだそうです。

 

但馬屋にしても、

時屋にしても、

これからどうなるんだろう?

と、

行く末が 気になりますね・・

 

(※次回は、とっくの昔に閉店しているけど、どうしても取り上げたい「談話室滝沢」というお店について、語らせていただきます🐻

 

 

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珈琲西武(東京レトロ喫茶巡り・31)

2023-09-22 | まち歩き

 しんじゅく(東京都新宿区)にやって来ました🐻

この街の、人気レトロきっさ(喫茶)

と言えば、

東口の、珈琲西武(コーヒーせいぶ)です。

こちら・・

「1964年創業」という、ビルからして古めかしい・大箱きっさ(喫茶)

新宿での夜の飲み会かいさん(解散)後の まったりタイムを🚬

長年にわたり、

提供してきました。

 特注のステンドグラス赤ビロードソファー、

250席もある・大容量なグランドフロア

昭和の王道をゆくメニューの数々・・

 

なつかしい風情から、

さつえい(テレビの撮影)で使われることも 多いとか。

 よって、お客さんの半数は、いまや「映え」を求める若い女子です

 平日の11時半前に行列が出来てしまうのは、女の子たちのせいでした

(女の子・クリンも着席🐻でもって、写真を撮る。・・やることは一緒です

このような、

ファミレスっぽいシニセ(老舗)に 

共通して言えることですが、

 年配のホールスタッフが てきぱきとお客をさばき、

バイトさんにもすき(隙)がない

 和やかな空間は、どこかシステマティックです。

 クリンたちは、期待通りにふつうな味の「西武カレー(800円)」

を注文し、

パパッと食べて、さっさと出たけど

 ほとんどのお客さんは ゆっくりおしゃべりに きょう(興)じていました。

 基本的に量が多めで、しょうが焼きなどの和風メニューがある

ピンクのでんわ(公衆電話)がある

よみもの(新聞雑誌)の貸し出しがある

フリーWi-Fiがある

など・・

日暮里駅前のニュートーキョー」と 似ていますが、

 ニュートーキョーよりも すすけたかんじがするところが

やっぱり、新宿っぽい・・

ってとこかな。


 

~店内で新聞を読みたい・みなさまへ~

「珈琲西武」の貸出新聞は スポーツ紙が中心ですので📰、

 日刊紙を読みたい場合は、一本奥の道に入ったところにある、

「タイムス」(という喫茶店)を、ご利用ください

 こちらもレトロです

 

(🐻💦 ご紹介しておいてアレなんですけど なんとなんと~~~~ 

このたび※2023年8月31日に、珈琲西武・本店は建物の取り壊しの伴い、約60年の歴史に幕を下ろすことになったそうです

ああ~~~一歩遅かった~・・

しかしながら、10月1日より、”ハナミチ東京 歌舞伎町”にて移転OPENするとのこと

しかも  同店一番人気のオムライスをはじめとした人気メニューがつまった「珈琲西武本店限定・幕の内弁当」

が 新店舗で、新登場するそうです

🍱

  ※次回は、時屋という新宿の甘味喫茶にまいります

ドラえもんどら焼きのモデルになったどら焼があるお店です🐻

 
 
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ヨックモック青山本店 ブルー・ブリック・ラウンジ(東京レトロ喫茶巡り・30)

2023-09-21 | まち歩き

青山(東京都港区青山)と言えば 大体の人が思い出すのが、

表参道駅周辺。

クリンたち、そんな、ベタなメイン青山といえる、南青山5丁目の、しにせ(老舗)、

ヨックモック青山本店 ブルー・ブリック・ラウンジ に、おじゃましました🐻

 ・・そう、ここは、あの「御遣い物・洋菓子部門」で

なんやかや・長年不動のトップをほこりつづける、シガールのお店

 ヨックモック(YOKUMOKU)の本店なのです!(もちろんお菓子を販売しています)

そして、ここ、

カフェとしても 人気なんです

 店名の「ブルーブリックラウンジ(BLUE BRICK LOUNGE)」の由来は、

1978年に「現代計画研究所」の設計により・たてられた、

青いタイルのたてもので、

この辺りのランドマークともいえる、ステキけんちく(建築)

 ラウンジの中は広く、ウッドデッキのテラス席が人気です

 でも、この日は寒かったので、クリンたちは 屋内に着席しました

(外のテラスが見える、開放的な視界の席です

すみません写真が少なくて・・あまり写真をバシャバシャとれる雰囲気じゃなかったものですから💦

でも、中もステキなんですよ

 

でもって、以下、ランチ

ローストビーフ・ラザニア・ガレットなど、色々ありますが、

キッシュプレートにしました。

(1540円で、セットドリンクと、

ここ・強調させていただきますがシガールがサービスで、1人1本ついてきます

(なんか、ホッとする~🐻シガール美味しいですよね

 

※ちなみに、このお店は落ち着けるお店なのですが、客層はセレブチックです 

まず、お金持ちや業界人とおぼしき方々、服装オシャレ人達が、多数来店します。

この日、クリンたちの後ろにはセレブ40代3人衆がランチコース女子会をしていて、「リヨン」がどうの~とか「メゾン」がどうの~とか「ブルジュ・ハリファ」がどうの~とか、インターナショナルスクールのお話など・・

なかなか素晴らしい会話をしながら、パリから取りよせた何かのペーストの瓶などのプレゼント交換をしていらっしゃいました~  

クリンも混ざりたかった・・🐻

 

そのうちリーダー格の女性はセリーヌのロゴ入りマフラーをダブル巻きにしていらっしゃり、圧巻でした

 

人間ウォッチングも楽しめますよ

 

(※次回は、新宿の「珈琲西武」という、大箱喫茶にまいります☕

 

 

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青山壹番館(東京レトロ喫茶巡り・28)

2023-09-17 | まち歩き

渋谷駅から、徒歩10分

 首都高3号線を、六本木方面にまっすぐ進み、

右折して「八幡通り」入ると、

まもなく、あおやまいちばんかん(青山壹番館が 現れます。

(昭和48年創業。近くの金王八幡宮でお祭りがあるので、ちょうちんが下がっていますが、このお店はしっかり英国調です

ちなみに、青山っていっても、外れのほうですね。住所は「東一丁目」です。)

みごとな外かん(観)・・

 店内も、カジュアルなしつらえながら、

シックで落ち着いた木目と、磨きこまれた床が、美しい

名物は、ラムボールです

 サイフォンでいれたコーヒーとセットで、950円

平日の10時半だったけど、(この近辺に住んでいるんだろうな~🐻)と見える・常連さんで、

店はしずかにして・ほぼ満席でした

 ここ、ドラマのロケによく使われているらしいよ。『相棒』とか『最愛』とか。」

と 今さらながら、スマホでしらべた

チットが言いました。

「えっ🐻  コーヒーたのんじゃったよ」「杉下右京なら紅茶だよね・・」

(・・ミスった

 

 

(※次回は、乃木坂にある「カフェ・ド・ラペ」を訪問しますね時々行く、クリンたちのお気に入り喫茶です

 

 

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茶亭羽當(東京レトロ喫茶巡り・27)

2023-09-15 | まち歩き

「東京レトロ喫茶巡り・本日は、ガチな名店のご紹介です

 渋谷駅徒歩5分、の路地にある、

「茶亭羽當(ちゃていはとう)」です

 

クリンたち🐻、渋谷は人が多いし・街がやんちゃなので

すごく苦手なのですが・・

このお店に入ると、別世界っぷりがすごくて ホッとします

クラシックモダンな店内・・ 写真うつりが悪いのですが、実際は広々として、ぜいたくな空間が広がります

統制のとれたしずけさ、、

 ホットコーヒーを注文すると、自分のイメージに合った・カップ&ソーサーで出していただける

プロフェッショナルなサービスも、

みりょく(魅力)です

 この日、いただいたのは、千円もする・オーレグラッセでしたが、

わりと「大容量」なので、ふつうに小一時間は 飲み物だけで くつろげます


プロフェッショナルといえば

このお店は、ブルーボトルコーヒーのアメリカ人創業者、ジェームス・フリーマンさまのお気に入り店でもあり

 キビキビとしたバリスタさんが注いでくれる、

他店でありえないほどガツンとした上澄みのコーヒー部分の苦味を 

味わうと・・

ただ事じゃない、プロフェッショナリズムを つうかん(痛感)できます

 渋谷でゆっくりしたい時に、探してでも訪問されることを 

オススメいたします

駅徒歩5分くらいです

 

(この日はクリンたちの奥の席で🐻、女性モデルさんが雑誌の取材を受けていらっしゃいました~

ワカメちゃんヘアーの20代後半っぽい・モデルさんでしたねあの人誰だったんだろう気になる・・)

 

 

※次回は、おとなりの青山エリアのカフェに3軒、おじゃまします

 

 

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くぐつ草(東京レトロ喫茶巡り・26)

2023-09-14 | まち歩き

きちじょうじ(東京都武蔵野市・吉祥寺)には 

もう一軒、

カレーで有名な、レトロカフェが あります。

「COFFEE HALL くぐつ草」です。

 このお店、駅前のダイヤアーケード街の中にある、地下のお店なのですが、

 すばらしい地下空間を有する、いこいのカフェなんです。

これです

(武蔵野市民の隠れ家っていうか洞窟っていうか・・

※鯨井勇さんという、有名な方が設計なさったとか

 オススメは午前中で、大オススメはコーヒーを飲むこと。

 一応あるんです。人気のあるカレーが。

あと、オムカレーやサンドイッチ、ケーキも少しあります。

でも、それらはおなかがすいてたら食べればいいような、喫茶店カレー。

お店の看板であるコーヒーの美味しさのもとでは・・脇役にすぎません。

 あたためられたカップに注がれるのは、

ストロングなのに、苦くないブラックコーヒー

 ミルクを入れたら・もったいないような、しんせん(新鮮)なうま味です

 このお店、今年で385年目の江戸糸操り人形げきだんが、

「劇団員のはたらく場」として 昭和54年にオープンしたそうで

あやつり人形だから「くぐつ草」っていうのですが、

 少し高めのメニュー設定は、もしかしたら、奥ではたらく「劇団員」の、

生活や活動の資金になってたりするかもしれないな・・

なんて思うと、

パトロン気分を 味わえたりなんかします🐻

それでなくても、

洞くつみたいな、茶色い異空間は、それだけで非日常のわくわくかんが、わいてきますね。

 

長居したいお店です

 

(※次回、東京レトロ喫茶巡りは、渋谷の「茶亭羽當」にまいります ガチ名店です

 

 

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茶房武蔵野文庫(東京レトロ喫茶巡り・25)

2023-09-11 | まち歩き

 さて、「東京レトロ喫茶巡り・は、

パート1が おぎくぼ(荻窪)で終わったので、

その並びにあるきちじょうじ(東京都武蔵野市・吉祥寺)から、スタートです

 

こちら、スパイスカレーが有名なレトロカフェ、

茶房武蔵野文庫(さぼう・むさしのぶんこ)に、おじゃましました。

(1985年オープンだからすごくレトロっていうわけじゃないけどこのお店は早稲田大学の前で学生たちに愛されていた「茶房早稲田文庫」を、閉店後にレシピもろとも引き継いだマスターが営むお店なので、古き良き継承されている伝統があります

入ってみると・・🐻

 店全体が、こくかっ(黒褐)色・・

棚には、いわくありげな古い書物

あっちの壁には、いぶせますじ(井伏鱒二)の書

それに劣らぬ・味わいのある字体で書かれたメニュー看板、

 字体というよりメニューそのものが気になる、

れもんケーキ🍋

ライチシャーベット

ボーネントルテ(おからのケーキ)・・

 焼き物(陶器)・販売コーナー。

 店内を流れるクラシックピアノ曲のしらべ

しずけさ

「早稲田のアカデミック空間」吉祥寺のテーブルウェア文化カレー激戦区文

が とけあって成り立つ・茶房武蔵野文庫」には、

お客さんも、30~60代くらいの、比較的若く、文化的なお仕事・または生活をなさっているように見えるグループやお一人様が

集っていました

カレーセットは、サラダ・コーヒーがついて1300円

(※画像は大盛です←といっても少なめで、鶏肉が通常よりもさらにゴロゴロしているイメージの大盛)

 そして、デザートは別注した「茶房ババロア」。

小さくて、ふにゃふにゃして見えますが、いがいとスプーンごたえがあ、きわめて甘さひかえめです

 さん(酸)味のきいたコーヒーは、

ミルクを入れるととってもまろやかで

さりげなく・いろいろこだわっている、大人向けなお店でしたね

 

(※次回は、同じく吉祥寺の、「くぐつ草」という名建築カフェにまいります🐻

 

 

 

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東京レトロ喫茶巡り・パート2やります!

2023-09-09 | まち歩き

 秋が近づくと「喫茶店の飴色テーブル」

恋しくなります。

そこで

「東京レトロ喫茶巡り」のパート2を 

れんさい(連載、ってほどでもないけど)いたします

 パート1は、2019年秋に 24店を 取り上げたのですが

その後、

新型コロナウィルスが 発生し

お茶しに行くどころじゃ なくなってしまいました。。

 でも・・ 去年くらいから、ポツポツ・取材を再開し🐻

少しネタが たまってきたので、

20軒は ご紹介できるかと 思います

みなさまの思い出のお店も その中にあればいいなあ~

 

(※ちなみに写真は「昭和の味・純喫茶グミ」です

 

~東京レトロ喫茶めぐり・パート1では、以下のお店をとりあげました

 

喫茶去快生軒(人形町)

ラドリオ(神保町)

さぼうる・1(神保町)

さぼうる・2(神保町)

ロージナ茶房(国立市)

COFFEEこころ(本郷)

喫茶・麦(本郷)

蔦珈琲店(青山)

コーヒー・ロン(四谷)

有楽町ストーン(有楽町)

資生堂パーラー、カフェーパウリスタ、銀座ウエスト喫茶室、オーバカナル、みゆき館、和蘭豆、銀座らんぶる(銀座)

文明堂カフェ(銀座)

きょうぶんかんカフェ(銀座)

喫茶you(東銀座)

新宿らんぶる(新宿)

新宿ピース(新宿)

名曲喫茶ライオン(渋谷)

池袋伯爵(池袋)

上野古城(上野)

向島カド(墨田区)

浅草・銀座ブラジル(浅草)

日暮里ニュー・トーキョー(荒川区)

カヤバ珈琲(台東区)

荻窪邪宗門(杉並区)

番外編カフェ・バッハ(台東区)

 

 

(ってことで、その25は、東京都武蔵野市吉祥寺の「茶房武蔵野文庫」から まいります🐻)

 

 

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存在の耐えられない軽さ(ミラン・クンデラ感想)

2023-09-06 | 本と雑誌

新しい図書館で 借りた本は、

チェコの作家、ミラン・クンデラの、

『存在の耐えられない軽さ』です。

 映画化されたので、タイトルは世界的に知れわたっていますが

内容を知らないので、

作者の訃報が流れたこのたび、読んでみました。🐻

 一言でいうと、男女の三角関係が三人の内面を中心に記された、

「愛の煉獄(れんごく)小説」です。

(※後から一人追加され、四角関係になります

 男は生来の浮気者で、本当は結婚なんかしちゃいけないタイプだけど、

ある無力でかわいい女にひかれて、所帯を持ってしまう。

でも、

息を吸うかのごとく浮気をし、妻となった女を絶えず悩ませ

そんなストーリー。

 これがソ連の支配下にあって・体制を批判し
「国籍はく奪の憂き目」にあった作者の小説

なければ、

それほど 注目されなかったのかもしれない。


しかしながら、

この作者、大学の先生もやっていたため

 叙述が哲学的で・・ 登場人物たちに、どうしようもない勝手心や、執着心など、

世話の焼ける愛を とろ(吐露)させているだけのところでも、

 宿業とか、本質とか・・

やたら、真実味を まきちらしてきます。

 存在の耐えられない軽さは、耐えられない重さに あこがれる。

(ってことを言っているけど、、

・・ダメだ🐻 むずかしくて1回読んだだけじゃ、テーマをズバリ言い当てられない

 「幸福と不幸は、両極にあって 交換可能である」

(この一文には、えらくナットク🐻)

 人の悩みとは、自分だけにのしかかってくるように見えて、

だれの悩みでもある。


あなたは私、

私はあなた。

 

(藤井風?🐻)


そんなメッセージを 投げかけられたような、、

 大人が心に浮かべる・ずいそう(随想)が、全部つづられた小説でしたね

 

(ちょっとしゃべりすぎ=書き過ぎなところは、作者が亡命先フランスの影響を受けているものと思われます🥖

 

 

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新しい図書館

2023-09-03 | 地元

 そういえば 7月1日に、

近所の図書館が、リニューアルオープンしました

クリンたち、すぐ行ったんです🐻

 いまどきなかんじの、キレイでグッドデザインな館内は、

ちょっと、ホグワーツ(魔法学校)みたい

 歩いて2分のところに、本屋さん(丸善)があるけど、

この図書館と、競合しちゃうんじゃないか・・?

(って、余計な心配したり。

 勉強がはかどりそうな自習室もあるけど、

歩いて5分のところにある「有料自習室」と 競合しちゃうんじゃないか?

(って、余計な心配したり。

 もともと市民に人気があるカフェが入っちゃってるから、

近りん(隣)のカフェと 競合しちゃうんじゃないか・・?

(って、余計な心配したり。

 鳥の鳴き声みたいなBGMが流れているけど

外(中央公園)にいる鳥の鳴き声と 競合しちゃうんじゃないか?🐦

など・・

余計な心配ばかり、きざしました。

 リニューアル前は「廃校になった小学校」を居抜きしていた中央図書館

古めかしいから・人気がなくて、いつ来ても 空いていたけれど、

今度の新しい図書館は

キレイだし、

エレベーターや、エスカレーターもついてるし

 中央公園にも、出られるようになるみたいだし

 そりゃあ、老若男女が集まるわけだよな・・

今の時代における「設備の重要性」というものを 思い知ったのでした。🐻

 自習エリアは、防音の個別スペース・オープンスペース・外が見えるカジュアルスペース

に 分かれていて、

いっぱいあるけど、朝から「争奪戦」に なっていそう・・

「静寂読書室なんていうのも ありましたが、

しばらくは開館イベントもあって 混んでいるだろうし、

家で読むのが 一番・せいじゃく(静寂)だよな・・

な~んて 思い、

 クリンは、この日、スポーツ新聞をチラ見して 帰りました。

 ちなみに、オープニングイベントは 超ごうか(豪華)で、

・ノンフィクション作家の柳田邦夫先生の講演

・流行作家の辻村深月先生の講演

・絵本作家の石津ちひろ先生のことば遊び教室

・気象予報士の平井さん(平井信行氏)のお天気クイズ

などが ありました

(平井さんのクイズに申し込みたかったけど、小学生限定だったんですよね

 (たま市も、まあまあ・がんばっています

 

 

 

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