今年も、
あつく・くり広げられる
「高校野球・甲子園大会」
うちのおにいちゃんの 大好きな・ギョウジ(行事)です
「がんばれ」「よし」「いいぞー、それでいいんだよ」
「DeNAが、育成枠で採るかもしれないな」
と
おにいちゃんは
今日も たのしそうに・見ています。
しかし
今大会は、
「ダルビッシュ投げのピッチャーが、あまりに多い」
と
ブツクサ文句も
言っています。
「速球だからこそ通用する、ダル投げ」
を
たま・おそいくせに まねちゃって、
力をのばしきれない・子がいっぱい
おにいちゃんは、フマン(不満)です
おにいちゃんの「解説」では、
ダル投げは、
ひじと手首をつかう投げ方(主役はひじ)
かたをつかわない分だけ、投げるのはラクだけど、
(ピッ) さいしょから、
「揚力」で、スーッと行くダル投げは、
ボールの「推進力」が 足りなくて、
わりとかんたんに、打たれます
「高校生が、プロを真似するのは
当たり前だけど、
ダルがダル投げで成功するのは
スピードが速いからなんだよ。
あれをやっていいのは、ダル投げの王者・ダルだけ。」
(ダルは、せも高いし、
手足も・ながいのです)
おにいちゃんが、やってほしいのは
「桑田投げ」
上体を、グゥーッとそらし、肩で投げる・くわた投げは、
かた・ひじ・手首の3つを、さいだいげん(最大限)につかいます
この投げ方は、タイヘンだけど
「推進力でベース付近
→スピンによる揚力」
の じゅんに
たまがすすむので、
打たれづらい、とのこと
くわたせんしゅ(桑田真澄)の ストレートが
かんたんに打たれなかったのは
そのため、だそうです
この投げ方、
じつはピッチャーのきほん(基本)の投げ方なのですが、
今大会、なぜか、
「桐光学園の松井君」の
オンリーワンに、なっちゃってて、
だつ・さんしんの
りょうさん(量産)に、つながりました
「松井君は、桑田と工藤が一緒に投げているようなもんだな。
しかし、思い出すのは
江川だな。
桑田投げ、プラス胸のしなりを使った 江川投げは
最強だった。」
・・・
江川投げはムリにしても、
高校生には
体全体を使った、
くわた投げを めざしてほしい
と
おにいちゃんは、しゅちょう(主張)します