チェストー！という掛け声の意味（九州ドライブ旅行・９）

「薩摩の御流儀」、じげんりゅう（示現流）

せんがんえん（仙巌園）でも、この剣技が　紹介されて・いました

さつま剣は、

「一撃必殺」が、ムネ（旨）

「一の太刀にすべてを賭けよ」とおしえます。　（※日高君も、そうしてます）

うちのチットを

「剣道部」に入らせた、

名作・「六三四の剣」

その中には、

「剣道王国」としての　かごしまが

えがかれており、

主人公・むさしが、かごしま中のモサ（猛者）たちと、

お手合わせする　シーンがあります

「チェストー！　チェストーー！！　チェストォォオーーー！！」

と

「鹿児島男子」が　さけぶ、かけ声が

いんしょう的

・・・・・・

しかし、一体、「チェスト」とは

何のいみ（意味）なんだろうか・・？

「二の太刀要らず」の　さつま（薩摩）剣には

ふつうじゃない・気合いがひつよう（必要）

それを　あらわすのに、

さいてき（最適）の　ことばが

「チェスト」

「チェ～イ」（「エイ！」の鹿児島弁）

スッ・・　（示現流型、剣先を下げる）

「トウッ」（突き出し）

つまり、そうごう（総合）すると、

「ヤアッッ」

って　ことでした。

この、さつまはやと（薩摩隼人）の、一の太刀・せいしん（精神）は

今もなお

「鹿児島県警」で　うけつがれている

らしい・・

（←鹿児島県警マスコット、「チェスト君」）

 

「和様の書」展・感想

「東京国立博物館」が、

夏休みというのに

大人向けの展示を　

打ち出しています

「和様の書」とは、日本風に　ふで（筆）でかかれた　文字のこと

平安時代、

かの　有名な

すがわらのみちざね（菅原道真）が

「遣唐使はもう、やめましょう。」　と言ってから、

「鎖国状態」になった、

日本

それまで、中国のえいきょう（影響）を　

うけまくってたのが、

＜空海：風信帖＞

ここから、

ジャパニーズ・テイストに

切りかわりました。

＜藤原佐理：離洛帖＞

てんらん会では、

もちろん、さり（佐理）など「三蹟」の書、

のほか

れきし（歴史）好きのおじさんが　よろこびそうな

天下人たちの書、

うっとりしちゃうような　「古筆」の名品が

そろいぶみ

書家の目を　たのしませています

書家じゃなくても、家のチットのように

「茶道」への　きょうみから、

かけじく（掛け軸）を　

見る人もいれば、

「美術愛好家」が　ガン見　しそうな、作品も

あったりして、

なかなかハバ広く、カバーされてたそうです。

なにしろ、

「中国国宝展」や「大徳川展」が

できるほど広い・たてものを使い、

１５０点も　お宝クラスの書をさらすなんて、

じんじょう（尋常）じゃ・ない

 

「書は、小さい個人美術館で、

　ゆっくり見たほうが　味があるよ。」

と

チットが　文句・つけるほど、

じっくり見たいような、美しい紙のものも　あったそうです

 

 

 

 

 

 

芥川龍之介の夏の句

こくしょ（酷暑）です。

地上のものは、みな・やけて、

こった川沿いの木々も

やぶれかぶれな・かんじです・・

「　ジリジリと　

　　　　向日葵　枯るる　　残暑かな　」　（龍之介）

今日は、前のせんそう（戦争）が　おわった日。

「世の中が荒れれば、

　人の運命もまた、荒れる。」

チットがよんでた・だれかの本に

かいてあった　ことばですが、

そういうことを　思い出させるために、

今日という日は　存在するらしい。。

 

 

 

マッサージチェア～くつろぎ指定席

今日の午後、

わが家に、「マッサージチェア」が

とどきました

テレビつうはん（通販）でチットが「衝動買い）した、「くつろぎ指定席」　

前から、ほしがってはいたものの、

「まだ、早いよね～」

と　買わずにいました。

しかし、

今年度、しごとがハードすぎるチットは、

あまりに　体がつかれちゃって、

ストレッチくらいじゃ　

どうにもならず、

あわれに思った　おにいちゃんが　

時々、

マッサージを　してあげていたのです

でも、おにいちゃん・・、

ほんしょく（本職）は、クリンの「くつろぎ指定席」だから、

わるいけどチットには　

マッサージチェアを　

あてがいます。

（グォングォン・・）

（しっぽ・マッサージ※本当は脚＆足です。）

一昔前は

２０万くらいしてたはずだけど、

今じゃ、６万円を切る・・

すごい時代になったなあ。。

（たおすと、タタミ一畳分）

さっそく、

この・じょうほう（情報）を　ききつけた

チットのお母さんは、

「遊びに行こうかな～」

と

言い出していて、

しばらくは　取り合いになりそうです。

・・・・・これは、チャンス（商機）。

「チットも、つかう時は一回、１００円入れてね。」

 

 

 

 

 

 

 

原田康子「挽歌」～釧路が舞台の小説

＜Ａ・ヘミングウェイ著　「日はまた昇る」＞

（明日もあつい、ってことだな・・）

ぶんごう（文豪）の　予告どおり、

今日も

あつく　なりました

「こんな日は、部屋の中で　涼しい小説でも読むのが一番。」

そう言って、

家のチットが　

チョイスしたのは、

くしろ（釧路）市の作家、

はらだやすこ（かんじ：原田康子）の『挽歌』

 

昭和３０年代のベストセラーですが、

先日、くしろ市の作家が

「直木賞」をとった・流れで、

今、ふたたび

思い出されている　作品です。

（２０１３年直木賞、桜木紫乃「ホテルローヤル」→）

原田さんの本のお話は、

「体が弱いけど、奔放に生きてる若い娘が、

　かげのある妻子持ちの男に恋をして、

　男の妻の秘密をかぎだすが、

　それが悲劇を招く。」

というものですが、

人物の　心のひだとともに　えがかれた

「釧路の街や、湿原」の

キレイで、

さびしくて、

うすらさむい・ふうけい（風景）が

よむ人を　

ショート・トリップ　させてくれる。

＜釧路の画家・佐々木栄松　画、「釧路川と幣舞橋＞

「このさい、

　三浦綾子と、渡辺淳一も読んで、もっと涼しくなろう

　北海道の空気感はいいね。

　食べ物の描写も楽しいし」

と言って　チットは、

ホタテを買ってきました

夕はん（飯）は、バターやき（焼き）だね

　

 

 

 

　

 

 

 

夏のダジャレ～流行のモヒート

「流行っている」と言えば、

この夏、

「モヒート」が　キテるそうです

　（ソースは、中央公園の鴨）

モヒートとは、

ハバナ生まれの・カクテルで、

ミントの葉っぱと

さとう（砂糖）を　グラスに入れてつぶし、

ラム酒と　ソーダを注いでつくる、

夏にピッタリの　キューバのお酒

「昨日、チットとケンカしたんでしょ。

　ちょっとは　ご機嫌とったほうがいいよ。」（鴨）

（なるほど。）

というわけで、

さっそく・クリン、買いました。

ヘミングウェイも　あいしたらしい

それらしい・コースターを　ようい（用意）して、

その他、「小道具」・よういして、

まなつ（真夏）の昼下り、

はまき（葉巻）片手に　ゴクッ、とのめば

キブンはすっかり、ヘミングウェイ

チットのペースも　上がります

「もひーとつ、いかが？」

 

 

 

 

「半沢直樹」

「備蓄用」に　買ってあった、サバ缶を

やせたい・一心で

あけてしまった、クリン

チットに　見つかって、

おこられて　しまいました

「まったく、すぐテレビに影響受けるんだから。　

だいたい、サバ缶食べるくらいで

痩せるわけないでしょ！

バランスの良い食事と運動、

そして、規則正しい生活が　あってはじめて・・・　くどくど・・・」

（缶づめ一つで、話が長い・・

　チットのヤロ～～）　 

買ってくれば、いいんでしょ

・・・・・・

見てろよ

ばいがえし！（かんじ：倍返し）

 

 

ブームで売り切れた食品

こった川のネコちゃんが、

「最近、サバ缶を買いに行っても、売り切れてて困る」

と

ぼやいていました

先日、テレビで「鯖の水煮缶」を食べると

やせるホルモンがたくさん出る

と　

紹介され、

人気が出ちゃったらしいのです

思えば、

ココア・ポリフェノール・ブームにはじまり、

なっとう（納豆）マゼマゼ、

朝バナナ

トマト・リコピン （チットのお気に入りプチトマト：「優糖星」）

など・・・

一年に、

一度か二度は

食品が、

「品薄現象」を　おこします

バクハツ的に　はやる（流行る）のは

ほとんどが、

「ダイエットに効果あり」

と　言われる場合

ダイエットしてない、うちのチットは、

好きなトマトや

バナナがなかった日は

さすがに・おこって、「代替品」を　食べていました

　 「どんなにバナナが欲しくても、ダイエッターは「まるごとバナナ」に手は出さない」（チットの談話）

今年の春、

干しエノキが　はやりはじめた時は、

エノキ好きのおにいちゃんも、心配したものです。

まったく、

「一体、どうして　日本人は

　流行にすぐ、踊らされちゃうんだろうね～？」

と

去年、大はやりだった「ガリポタ（ガリガリ君コーンポタージュ味）」を食べながら、

クリンたち、話し合った・ものです。

・・・・・

とはいえ、

「ダイエットに効く」とか言われると

女子として気になるのも　本当。

・・・・・

＜夜中＞

「・・・ファァ～。。

　クリーン？　そこで、何してるの？」

カチッ

「あっ、チット　なんでもないよ」

 

 

 

夏のダジャレ～フルーツ編

あつくて、

汗・ダラダラ・・

こんな日は、スイカです

「買ってきたけど、チットも食べるでしょ～？」　　「今は、ちょっとだけでいいー。」（チット）

（ちょっとって、何センチくらいかな？）」

・・・・・

いくらなんでも、

５ミリじゃ、うすいか・・

夏のダジャレ～残暑編

もうしょ（猛暑）が　よみがえって・きました

なのに、今朝

「実家に行く。」

というチットに

お父さんとお母さんへの「暑中見舞い」をたくすと、

「クリン、　昨日、立秋だったから、

『残暑見舞い』って　書かないと～。」

って

言われたのです。

エッ

・・・もう秋？

・・・・・

だったら、このあつさ、

いったい、なんざんしょ・・　

 

シベリアとロシアケーキと懐かしいお菓子（と、ハスだっぺ）

映画「風立ちぬ」で、主人公が食べていた

「シベリア」

クリンも　食べたくなり、買ってきました。

カステラに　

ようかんが挟まった・シベリアは、

シベリアの「黄土」（カステラ）と、「黒竜江」（羊羹）を　も（模）した、

いぎ（意義）深い・おかしで、

ようかんは

「シベリア鉄道」とも　言われています（レール？）

じっさい、

明治のおわりから　売られているそうで、

ネーミングだけじゃない、

れきしの深みを　かんじます。

うちのチットは

昔、

北海道のおばあちゃまの家で

よく食べたらしく、

「釧路みたいなシベリアに近い風土の街で食べると、

　価値が増す。」

と

思い出しています

（永久凍土をイメージしたとも言われる）

シベリアは

東京を中心として　東日本に広がった、

とのことで

こっちでは、スーパーで９８円で売られているけど

西日本では　

あまり・見かけないそうです

（冷やすといいみたい）

ロシアケーキは、

西日本にも　ふきゅう（普及）したけど、

ウエストや

中村屋、木村屋など

今も、売りつづけている東京のシニセ（老舗）のは、

なんというか

ロシア度・高い

「いこくジョウチョ（異国情緒）っていうか、

　たまんないよね～。

　この、きょうしゅう（郷愁）」

と

つぶやく・クリンに、

チットが言いました

「今日、茨城県の同僚からもらったお菓子も、

　情緒と郷愁、すごいよ。」

＜左：のし梅、右：れんこんサブレー「ハスだっぺ」＞

・・・・・・

れんこん・・

　クリソツ　（左：本物）

 

 

 

 

 

風立ちぬ・感想～ジブリ映画の傑作

みやざきはやお（かんじ：宮崎駿）かんとくが

５年ぶりに作った、ジブリ映画

「風立ちぬ」

「ゼロ戦・設計者の堀越二郎」の青年時代と、

空へのあこがれを

日本のドロ沼時代と　

交えて描いた

ふか～い作品で、

見に行く前までは、ほりたつお（堀辰雄）の小説「風立ちぬ」の

アニメ版だと　

思ってたのですが、

ほりこし二郎その人に

大きなウェイトが　おかれています

れきし（歴史）にくわしい・チットによれば、

ほりこし二郎さんは、

「現実には別の人と結婚していて子どももいる」

とのことで、

ヒロイン・なおこ（菜穂子）との「軽井沢恋愛」や

かの女の死の部分は、

くっつけられた

小説のお話

この小説を　ミックスすることで、

「戦前の知識人階級の立ち位置も

　現れてくるし、

　純愛って、こういうもんだ　ってことも

　新婚夫婦を通してわかる。」（チット談）

ゼロせん（戦）はもちろん、「同盟国・ドイツ」との関係や、

「関東大震災」や

「昭和恐慌」も

きょうみぶかく、

「高校生が見るといい内容」

と

ハナ息・あらかった、チット

昭和の東京の「街の描写」にかけては、

（よくぞここまで・・・）

と　

かんしんするレベルで　再現されていて、

「隅田川の一銭蒸気」がかもしだす

うるわしの「東京風景」は

カラーな分だけ、

珠玉

http://kazetachinu.jp/prono.html

「宮崎さんの意気込みがすごい。

　本当に創りたいものをつくったんだね。。」

と

おにいちゃんも、しんこく（深刻）なかおで

かんじ入ったのです

せんそう（戦争）を　とり上げたことで、

まったく、

子どもをいしき（意識）してない、とか

「ゼロ戦・ロマン」にむすびつけて

と　

色々言われているらしい、

ですが、

それが、おかどちがい（お門違い）だってことは、

あるていど

べんきょう・した人なら

「見りゃ・わかる」のだそうです。

はんどうさん（半藤一利氏）も、みやざきさんのこと、「天才だ」って、ほめてます

・・・・・・

クリン、

（てつどうが　いっぱい出てきてすごいなあ）

とか、

（シベリアってお菓子、そういえば、あったな～）

とか、

そんなことばっかり、かんしんしちゃったから、

がんばって

べんきょうしなきゃな。。

って

おもいました

 

 

 

 

 

 

 

涼しげな夏のお菓子～わらびもち

ここのところ、

いがい（意外）にすずしく

おそれていたほどの　

あつさはありません。

（夜風に吹かれるクリン）

あ～

いいなあ・・

これくらいの　気温が　つづけば、

夏を　フウリュウ（風流）に

たのしめるよね

中央こうえんの池のお水は　干上がっていて　あつくるしかったけど、、

クリンは　

そうぞう（想像）の中で

こうえんの池に

　　　　　　　　　　　　　お水をはりました　

 

 

 

 

夏のダジャレ～猛暑編

チットがるすの間も、

あいかわらず、おにいちゃんの「野菜中心生活」は　つづきました

（それどころか、エスカレート）　「・・・なに？このそうめん・・」

ですが、

この夏、クリン家は

かこく（過酷）・いっぺんとう（一辺倒）

じゃなく、

大きな　しんか（進化）を　とげてもいます

それは・・

エアコンが、２年ぶりにつかえるように　なったこと

３・１１で、

「節電」がさけばれた年にこわれた

エアコンを、

わが家は　

ほったらかしました。

でも、色々な・状況を　かんがみ、

さらに

ガマンのげんかい（限界）を　こえたため

なおしたのです

＜ｂｅｆｏｒｅ＞

「ぅう～・・あつい。」

もうしょ（猛暑）だもん・・。

＜ａｆｔｅｒ＞

スヤスヤ・・

もうしょうがない