日本画家、「神坂雪佳の展覧会」が 始まりました。
場所は、東京のパナソニック・汐留美術館。
クリンたち、昔からのファンなので、初日に見に行きました🐻
かみさかせっか(神坂雪佳)は
明治末期~昭和初期に活やく(躍)した、京都出身のイケメン画
琳派の流れを組む、図案家でもあります。
代表作はこの「狗児(いぬころ/くじ)」で、
かわいい・キレイ・余計なものを描かない
この鉄則を破らなかった彼のデザインは、日本よりも海外で評価が
今回、細見美術館と、個人コレクターと、クリンたちもひいきにし
たくさんの作品が集められ、
初めて一堂に会したものだから、
初日の土曜日は、そこそこ混んでいました。(予約制)
さて、絵画・図案化された焼き物・工芸品、どれも良かったけど、
とくに良かったのは
絵画→菊慈童図
画帖→ちく佐
蒔絵図案→秋の野図卓
陶器図案→四季草花絵替扇面向付
でした。
中でも、秋の野図卓は、萩やすすきの生い茂る秋の野を歩む鹿が🦌
青白く発光する鹿の姿が
たまらなく、秋の野でした。
絵画は、半切か色紙サイズは全て佳作でしたが、
屏風絵くらいの
かえって
神坂雪佳がえいきょう(影響)を受けていた、本阿弥光悦や俵屋宗達など巨匠の作
酒井抱一の「桜に小禽図」なんて、ちょっと目に焼き付くくらい美しか
あと、
神坂雪佳がコレクションしていた、中村芳中という江戸後期の絵師の作品が
出色の出来映えで、
クリンたち知らなかったから、
とくに、
「枝豆露草図屏風」は、影絵のようなたらしこみ技法が、ものすごく美しく、「雪佳が愛蔵していた」という説明書きを読んで、
なるほどな~と 思いました🐻。
センス抜群だった神坂雪佳のまわりには、センス抜群の美品が
そろ
クリンたちも、センスの良いものを身の回りにおく・重要性をつう
ミュージアムショップで「狗児」をかたどった、すばらしい清水焼の香立
買いたかったのですが、
8800円もしたので、あきらめました、、
(※写真は、330円のチケットケースです)