暗い気もちになる ニュースが つづいて
いますが、
さいきん、
とても、明るい未来を よかん(予感)させてくれる、
良いニュースを 目にしました
東京大学の入学式で、うえのちづこ(上野千鶴子)きょうじゅ(教授)
が
語った、
新入生への祝辞が すばらしかった
という ニュースです。
すでに、かなり有名に なってはいますが、
クリン、忘れたくないから、自分のために ここに かき
のこしておきます
(前半のフェミニズムについては省略。以下です。)
「あなたたちは、がんばれば報われる、と思って
ここまで来たはずです。
ですが、・・・・
がんばっても それが公正に報われない社会が
あなたたちを待っています。
そして がんばったら報われると あなたがたが思えることそのものが、
あなたがたの努力の成果ではなく、
環境のおかげだったことを 忘れないようにしてください。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、
これまで あなたたちの周囲の環境が、
あなたたちを励まし、
背を押し、手を持ってひきあげ、
やりとげたことを評価して ほめてくれたからこそです。
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひとたちがいます。
がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」と
がんばる意欲をくじかれるひとたちも
います。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに
使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために
使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
・・・」
(これは、、すばらしい・・)と 話だい(題)になりましたが、
クリンも、
本当に すばらしいと かんどうしました
しん(親)友のチットも、「これ・・ つまりは、ノブレス・オブリージュ
のことを 言ってるんだよね。
東大生の家庭は、たいてい 高収入だから。」
とか いいながら、
すごく
かんしん(感心)していました
「ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige )
とは、
「高貴なる者には 社会的責任や義務が伴う」
という 考え方
らしい・・。
それは・・、社会の安定のために、ひつような
考え方であり、
社会の上そう(層)にいる人が、
自分のことばかり考え、
社会全体に 関心を払わなくなったら、
それこそ、たいへん・さつばつ(殺伐)たる 自己中心的な
人間社会になる
との
せつめい(説明)を うけて、
クリンも、(それは困るノブレス・オブリージュひつよう)
と
思いました。
東大生は、
これから、社会の中心で かつやくする人材に なるはず・・
だから 晴れの入学式の日に、
うえの(上野)先生が
話したことを
わすれないで、
社会へのこうけん(貢献)を
考える人に なってほしい・・
クリンは ねがいました
でも、もちろん ノブレスな人にばかり、
がんばりを
おねがいするような
クリンじゃありませんし
そんな 世の中でも、ありません
・・・そりゃ、財力も、のう(能)力も、
東大生の 足元にも
及ばないけど、
それでも・・
クリンは、
(せいいっぱい 人のためになるよう・心がけて生きていこう)
って
決めています
それが・・ クリンたち・シモジモでも 目指すことの
できる、
せいしんのきぞく(精神の貴族階級)
だって、
思うから・・
(ひとりも 知り合い いないけど・・)おたがい、がんばろうね
東大生
クリンより。