東京都・文京区の「弥生美術館」で、昨日から
なんと
「はいからさんが通る展」が 開かれています
「はいからさんが通る」
といえば、
1970~80年代の 少女たちを、むちゅう(夢中)に
させた、
少女マンガの「至高作品」
戦前を知らない、昭和の女子たちを、「大正時代」に ハマらせた、
ロマンあふれる
れきし(歴史)・ギャグマンガ(漫画)
です
うちのチットも この作品をよんだことによって、
女学校を知り
モガを知り
平塚らいてうを知り
かぞく(華族)を知り
芸者を知り
人力車を知り、
「大日本帝国陸軍」を知り、「シベリア出兵」を知り、
「米騒動」を知り
「白系ロシア」を知り
「壮士」を知り
「思想犯」を知り、
まんしゅう(満州)を知り、「関東大震災」を
知ったのです
つまり めちゃ・おもしろい「歴史の教科書」 そのもので
あるとともに
ヒロイン「花村紅緒」をとりまく、「タイプ別の4人の
美形男性」
をも
めでることができる、
いっしゅ(一種)の「恋愛カタログ」
として
あいどく(愛読)してきました
(グッズ売り場で目立ってた、限定ファイル・350円。)
てんらん(展覧)会は、
はいからさんの原画・200点が、ストーリー順に かざられており、
ヒロイン・花村べにお(紅緒)
の半生の
主よう(要)な部分を、
追えるように なっています。
ほかにも、やまとわき(大和和紀)先生の「はいからさん」
以外の
作品のカラー原画が、
ざっと
かざられており、
「懐かしい~~~~~」の、一語につきる、
てんじ(展示)内容
(いちおう、「大正時代の風俗」への りかい(理解)
を
ふかめるため、
女学生の服や、ざっし(雑誌)なども
ありましたが、
きほん・「原画展」を見に行くと思って
まちがいないです)
来かん(館)者は、2人以上の友だち同士で、あれこれ
話しながら
じっくり マンガ原こう(稿)を
よみこむ
ファンたちが 多いため、
いつもは すいている
「弥生美術館」
なのに、
1Fも、2Fも、なかなかの人ごみ(混み)でした。
うちのチットのように、
「穴が開くほど、読み込んだ」という ファンなら、
はなれたところから
チラッと
ながめるだけでも、
シーンやセリフが
思い出せるから いいのですが、
細かいところを わすれちゃってると、全部よみおえるのに、
列に
ならびながら
ダラダラよまないと いけなくなるので、
1時間くらいは
かかりそう、、
とのこと
1・2かい(階)だけでなく、3Fに「高畠華宵の展示室」だってあるし、
このチケットで、
となりの「竹久夢二美術館」だって
入れるのです
(そっちまでいく人がほとんどいなくて びっくり
って、チットが言ってました。
ぜったい・見たほうが、トクです)
まあ、、ともあれ、大きな「原稿用紙」で見る、たまき(環)の
りんりん(凛々)とした
美しさや、
らんまる(蘭丸)の まいすがた(舞姿)
は、
むねが ぎゅ~~~っとするほど、すばらしかった
らしい。。
だからこそ、いっそう、「画業50周年」をきねん(記念)して
今年の11月に公開される、
映画の
キャラクターデザインが、
見なれた・この絵でなく、
いまどきのアニメチックなことが、
「個人的に惜しまれる・・」
と
チットは 言います
「まあ、いっか~。グッズ買えたから。
ほら、見て この付箋。和紙だよ
しかも、
ふきだしのところに、メッセージが
書けるの
あ~、最初の一枚には、何て書こうかな
『瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ 』
かね」
と、
チットは、このマンガにより 知った、百人一首の
和歌を
えい(詠)じました
「・・・う~ん、このふきだしには、合わないんじゃないの」
「え~、だったら、環と鬼島さんが結ばれるシーンの、
西行の歌かなあ
『ねがわくば
花の下にて 春死なん
その如月の 望月のころ 』
にする」(チット)
「えっ
それをこのふきだしに書くわけ」(たのしみ方は自由)