クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

無法松の一生の園井恵子さん

2024-03-08 | 映画

向島で人力車を見た・クリン🐻

ふと思い出すのは、映画「無法松の一生」です。

 1943年(昭和18年)の、阪東妻三郎の主演作が

かなりの名作なんですよね

小倉の車引き・無法松を、あんなに見事に演じきれる・ばんつま(阪妻)はすごい!!

って いつも思います

(同じ監督の同名作品が、ヴェネツィア国際映画祭で受賞しているんですけど、

そちらは、三船敏郎のこん身の太鼓叩きが見られるバージョンで

そっちのほうが有名かもしれない)

でも・・

クリンたちは だんぜん・ばんつまバージョン🐻


ばんつま(阪妻)の無法松は

物腰柔らかく、侠気があって、

胸をはって生きている 正真正銘のこくら(小倉)男児👑

 

 また、その彼が惚れている未亡人役の、そのいけいこ(園井恵子)さんが

実に、しおらしく、美しく

完全に令和の日本からは消えた女性だと、つくづく見入ってしまいます。

 ~あらすじ・言っちゃいますね🐻~

(※ちなみにクリンがこれから食べるのは、映画にも出てくる「小倉祇園太鼓」の名を冠した、湖月堂っていうお店の

銘菓・ぎおん太鼓です 取り寄せました~

 無法松の一生で描かれているのは、明治時代。

ふとしたことから 

軍人さん一家と近づきになった、人力車夫の松五郎

軍人さんの死後、

夫人と、小さな男の子の生活を支え

いつしか、本物の絆で結ばれる

 

つつましやかにして上品な夫人への思慕を抱きつつも・・

それを隠し、

男の子の成人を見届けたのちに

松五郎は病死

 

しかして松五郎の部屋からは、彼が夫人の息子名義でコツコツ貯めていたお金が出てくる。

という、

 つまりは、
プラトニックな「献身愛」のお話です

未亡人役の園井恵子さんを 見ていると

そういう、無法松の献身にも ナットクするものがあり、

本物の帝国軍人の妻に見える・この女性の共演あっての 

名作の誕生だよなあ~

なんて

思う次第です。

 よその子をめいっぱいかわいがり未亡人母子の世話を焼く松五郎は、

いつだって2人のヒーロー

しかも、活やく(躍)シーンは、一つ一つがすべてカッコよく、痛快で

その生き方には・・

何か、

生きていく上で忘れてはならないことを 思い出させてもらえる。

 

そんなかんじ

 

(※何回か観ているんですけど、今回3年ぶりに観るまで、無法松に育てられる男の子を演じていた子役が長門裕之さんあったことに気づきませんでした

長門さんって、子役出身だったんですね

 

 それにしても、このたび取り寄せたお菓子、「ぎおん太鼓

よくある・あんこのパイ包みでしたが、とっても美味しかったな~ また食べたい 

なのに、湖月堂のお菓子、東京のデパートでは 栗まんじゅうのほうしか置いてなくて・・

すごい残念🐻

 

 

 

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貞子にやられない方法

2022-02-23 | 映画

オリンピック期間中、

ずっと・テレビを   みていた家族が、

あることに 気づきました。

・・ねえ、貞子っているじゃない?

「🐻  あ~、『リング』の?」


そうそう。ラストでテレビから這い出て 

そこにいる人を殺すけど

あいつが出て来れないように、小さいテレビを置いときゃいいんじゃないかな?📺

カーナビくらいの。」

 

 (なるほど・・

 

 

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『007』ボンドガール・ランキング♪(ダニエル・クレイグ編)

2021-10-03 | 映画

 10月1日は、ものすごい雨が ふっていましたが

クリンたち、「映画・007」を 見に行きました

 ダニエル・クレイグの出えん(演)が、

今回で、さいごだからです

「ショーン・コネリー以後にジェームズ・ボンドなし

という

固定かんねん(観念)を くつがえした

ダニエルボンド・・

 

さすがに、

(ああ~・・もうギリギリだなあ~)という年れい(齢)に

なってしまったけど、

 彼ほど オメガの価値を高めた有名人はいない

(今回も、カッコよかったです

 しかし 映画のレビューは、するつもり・ありません

「内容を教わっちゃうと、観る気なくす」

って、いうし

今回の「007」は、まさに・集大成そのもの

といえる

(うぉ~~~)な、スペクタクルでしたから

ご自分で、みたほうがいいです

 そこで、ググっとガマンして

今日は、こっちも 集大成

勝手に、ボンドガール・ランキングを やっちゃいます

 

(クリンたち、そもそも・ボンドの活やくよりも、ボンドガールが好きなんですよね🐻

 

 物語をもりあげまくってきた美女たち・・

彼女たちの どこかステキだったか

ランキング形式で、語らせていただきます

 

だい(題)して

「ダニエル・クレイグ時代のボンドガール、ベスト5~

 

第5位:レア・セドゥ

 前回に引きつづいてのボンドガールである、マドレーヌ役の女優さん 決して整った顔立ちではないのに、くずれるような肉体美がありました「スペクター」で披露したシルバーのドレス姿は、圧巻でしたね

(彼女の登場にボンドが見とれて立ち上がるシーンが好きで、クリンたち、録画で10回くらい見直しました

今回のノー・タイム・トゥ・ダイでは、ボンドガールの域を超えた女性になったな・・と感慨深かったです(ああ、これ以上は言えない~

 

第4位:モニカ・ベルッチ

 映画界・伝説の美女とはいえま・さ・か50歳でボンドとベッドイン

ハラハラしました 「スペクター」にちょい役で出てきた殺し屋の未亡人・ルチアです 美しかった~ 

(年は年なりですが、、顔にしわができていてもボディは保たなきゃダメだよな~と、全世界の女性を反省させましたね

クリンたち、あの脚線美をたしかめるため、録画で20回くらい見直しました

 

第3位:エヴァ・グリーン

「カジノ・ロワイヤル」で、若き日のボンドの恋人として出てきた、ヴェスパー役です

歴代ボンドガールの中でも、トップ3に入るであろう魅力あふれる彼女は、キレイ・かわいい・知的と三拍子そろってて、なおかつ純粋という、ステキな人クリンたち、総合評価では一番好きです(でもボンドガールは刹那的な恋人でなければならないという考えから、この人を泣く泣く3位にしました~

カジノで大勝負をやっている最中なのに、あの悪党ルシッフルをも集中力を切らしたほど、紫色のドレスがお似合いでしたね(クリンたち、録画でこのシーンを30回は見直しました

 

第2位:ベレニス・マーロウ

「スカイフォール」で、極悪人の愛人をやってた・もと売春婦のセヴリン役です

ボンドに出会ってしまったことで、翌日には殺されることになりますがすさまじいウェストの細さ!背中ガバ空き・総レースの黒ドレスを完璧に着こなしていて、本当に夜の女の最高峰という妖しさでした

(クリンたち、彼女が、マカオのカジノのバーでボンドに口説かれるシーンが好きで、録画で40回くらい見直しました

 

第1位:カテリーナ・ムリーノ

「カジノ・ロワイヤル」に出てくる、悪党の妻・ソランジュ役です

サブ的な役柄で、時間にして合計15分しか出てきません・・

その美貌には、目が釘付けになりました~~~

この人も、ボンドに出会ってしまったことで翌日には殺されることになるのですが、、このゴージャスすぎるセレブ妻の気だるい色気は、半端じゃなかった 歯の白さも

(クリンたち、ピンク色ドレスの彼女がボンドの視線で落ちるシーンが好きで、録画で50回くらい見直しました

 

てなわけで・・

 クリンたちみたいに、「目の保養」目的で、「007」をみ(観)に行っている

そういう・お客もいることを お忘れなく・・

 

カントクさん

これからの「007」、どうなってもかまわないけど、

ボンドガールだけは、「どひゃ~~」っていう美人を えらんでください

おねがいします🐻

 

 

(・・・好きな映画をみた後で、レビューしないでガマンするって、けっこう・キツイですね

・・次回、ブックレビューにもどります はあ。。

 

 

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三島由紀夫と東大全共闘(映画・トークイベント感想)

2020-12-17 | 映画

   がまごおり(蒲郡)クラシックホテル

宿泊した

数々の 作家の中で、

クリン、

 みしまゆきお(三島由紀夫)ついて、

とりあげたいことが

あります

(※クリンの広場のテーマにしては、ヘビーですが・・ 大丈夫かな・・

 

と いうのも、

しん(親)友のチット が、

先日・・

 

三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」

っていう 

映画を 見に行き、

 

「おもしろかった~今年一番の映画だったわ

と、

げきしょう(激賞)していたからです

 今年・2020年は、作家・三島由紀夫の

「没後50年目」、、


それを 記念して、

この春・封切りになった 

三島映画が

ロングランで 上映していたので、

 三島ゆきおの命日(11月25日)

に、

しん(親)友・チットは 

見に行ったのです

・・・・

いっても

チットは「三島ファン」とかでは まったくありません


作品は・・

一応 

全部・読んだらしいのですが、

こんな面倒くさい文章で、ノーベル文学賞を狙わないでほしいわ。」

と 

文句を 言っているくちです。



しかしながら・・

 

 そのパフォーマンスの いみ(意味)するところや、

‟壮絶な死”に 向かった心

には、

ひとかたならぬ

関心を 抱いており、

 三島由紀夫が、死の前年に のぞんだという、

東大ぜんきょうとう(全共闘)との「討論会」

の 

ドキュメンタリー映画

ってやつを、

 

ドキドキしながら 見に行ったのでした。

チットいわく、

1960~70年代は、世界中で若者が戦ってた時代ね。

まあ、

現在70代の人たちがやってた

学生運動は、

私らには わからなさすぎ。

このさい、理解を 深めたいわ

 

 知りたいのは、まず・・、三島由紀夫が東大生と

バトルした

70年ころの学生運動は、

『60年安保闘争の延長上にあるのか?』

と いうことと、

 

三島由紀夫の右翼ぶりと、全共闘の左翼ぶりは どれくらいのものだったのか

 

 そして、当時の東大生が、何を語ったのか?

この3点ね。

 

 東大生ともなれば、感覚で反乱を起こしていた

のじゃなく、

そこに

論理による体制拒否が あったはず、、

それが、どの程度のレベルだったのか?

 

戦後史を深く知りたい者として、・・ぜひ見極めておきたい

 

とか

なんとか 言って、

見に行った映画が・・

 

とても、おもしろかったらしいのです

 

 チットに よれば・・

 

とうろん(討論)そのものも

とうろん(討論)会の流れも

おもしろく

 

そこに、

当時の関係者にとった インタビューえいぞう(映像)

うまく・ハマり込んで、

あっという間の 

1時間半

 

 たとえば・・『全共闘・一の論客』と言われた、芥正彦さん

や、

司会をやってた学生や、

取材してた記者や、

三島側の「盾の会」の元メンバー。


 彼らが、いまだに ただ者じゃなく、

切れ味を 失っていないのが、

現在の

インタビューから

ビシバシ・伝わってきて、

良かったそうです

 

また、

当時の「時代背景」を 

かいせつ(解説)をしてくれる、

学者や

作家の お話が

足りない知しき(識)を おぎなってくれて・・

 

これで全部が分かったなんて、もちろん思わないけど、雰囲気だけは、ずいぶんつかめたよ。」

かんしゃ(感謝)していました

 

と、いうのも・・

 

「解説者」の中に、

・作家の平野啓一郎さん

・内田樹先生

・小熊英二先生

など

チットの お気に入りが、何人か いて・・

 

 「 人選が素晴らしい あの人たちの言葉には

淀みがないからね

知性の塊みたいな人たちが、

自在に言葉を操って 

滔々と語るのを

1時間以上、

10人以上も 見れるなんて・・

贅沢な映画だったよ、ほんと・・」

 

 

ポイントを 外して、よろこんでいました

 

 また、「命日特別企画

ならではの、

スペシャリティも あったそうです

 

それは・・

 

上映前の

トークイベントにおける、

カントク(豊島圭介監督)と TBSのプロデューサーのお話

 

さいしょこそ、

「気楽な居酒屋トークくらいの軽さで 始まった

らしい、

笑い話の中に・・

 

この人たちも、

いわゆる・今一番、脂が のっているじき(時期)の「知識人」

であることが

はっきりと 見て取れて・・

 

「みんな、ワクワクして聴いてた」

って 言っていました

 

 そして・・ このたびの「最大の収穫」は

と 

いうと・・

三島由紀夫についての認識」

彼のえんぜつ(演説)をきいて、改めざるをえなかった 点。

 

だそうです。

 


 「討論会」で、東大生たちの 述べたことは、

若いなりに 

青かったけど

三島ゆきおは

その、かんねん(観念)的な「たとえ話」にも

しんけん(真剣)に

耳を かたむけて

どんなに

ちょうはつ(挑発)されても 

怒らず、

ていねい(懇切丁寧)に 自分の考えを 説明していたそうです。


「東大生たちは、三島が論破されて

立ち往生するさまを期待して 集まって来ていた」

 

との

ことでしたが・・


 さいごは、「アハハ・・」と 和んでいたそうです。。

(そこが、東大生の良いところ)



チットは・・

 

今まで

どうしても 好きになれなかった

三島作品や、

彼の行動に あらわれていた、

わらわれかねない・まっすぐさ

が、


 ずば抜けた・ピュアさから

来ていたのかも・・

思い・・


今後は三島由紀夫について、軽くものを言えなくなったわ。うわべだけを見て、ものを言うのは罪だね

いつまでたっても浅はかだわ、私も・・」

 

と 

 

はんせい(反省)していました

 

 

(映画は、渋谷の「ホワイトシネクイント」でみたのですが、「来年1月からまた上映しますんで~」と

カントクがおっしゃっていたそうですので、ごきょうみある方は行ってみてくださいオススメです

 

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ゴッド・ファーザーの映画に合わせるお酒(リキュール・スパークリングワイン・カクテル・チューハイ)

2020-06-03 | 映画

 「通常勤務」に 在宅ワークが 重なる

今週・・

 

かろうし(過労死)寸前

しん(親)友・チット・・。


 彼女の 今、ゆいいつ(唯一)の

たのしみは、

夜、ねる前の

「ゴッドファーザー・タイム」

 

です

 

( 注:録画しといた・映画「ゴッドファーザー」を

観ながら、

イタリアっぽい・お酒を飲むこと

   

これが、

疲れて 殺伐とした心を 

落ち着かせるには、ちょうどいいらしい

 


 「ゴッドファーザー(The Godfather)」・・・

 


それは・・

 

イタリア系・マフィアの こうぼう(興亡)

を 描いた

連作で、

 

映画史に、

さんぜんと かがやく・けっさく(傑作)


 クリン・・、マフィアのこと・・ あまり、

ほめたく

ないのですが

 

この映画だけは・・

 

かなしくも 

美しいので

チットに みることを 「許可」しています

 

 

さて・・

 

この映画(鑑賞時)

に 

ふさわしいお酒 と いえば・・

 

 

そりゃもう

 

 作品の名を 冠した、

カクテル

「ゴッド・ファーザー」

で あり、

 

「最初にして最高傑作

といえる

パート1を 見るときには、

 

ぜったい(絶対)に

欠かせません。

 

 アーモンド(杏仁)の 香りの

高い

イタリアの リキュール、

「アマレット(Disaronno Aamretto)」

と、

 

 ウィスキーを ブレンドし

 マーロン=ブランド

えん(演)じる、

初代ゴッドファーザー

の 

しぶい・存在かん(感)に

 

みいる・・

 

 お酒が つよい方は、ウィスキーグラスで、

ガバッ

あおいじゃっても

いいと 思います

 

 

(うちのチットは 弱いので、カクテルグラスですが・・)

 

 さらに 次作の「ゴッド・ファーザー・パート2」

には、


イタリアの、

「ミモザ(MIMOSA)」というお酒

合わせます


 これは・・、スパークリングワイン

シチリアの

ブラッドオレンジを 

ミックスした、

フルーツカクテル

なのですが、


 パート1で あの世に行った、

初代ゴッドファーザー

シチリア時代の かいこ(回顧)シーンが

出てくるから、

 

イメージに 合ってるし・・


 2代目のドンになった、アル・パチーノ

若々しさ

が、

フレッシュな 味わいの

カクテルに、

ぴったんこ

 

 

そして・・

 

 三部作の ラスト・・、

「ゴッド・ファーザー・パート3」


こちらに 

合わせる お酒、、

 

 それこそ ラベルに その名を

きざんでいる

 

「ゴッドファーザー・スパークリング(GODFATHER Vino Spumante Brut)」

 

以外には

ありえません

 

 イタリアの 有名カンパニーの、辛口スプマンテ

は、


いがい(意外)なほど・・

そぼく(素朴)にして、

 

ドライ

 

 

(ポーン

 「2代目ドン」として、ファミリーを 大きく

しながら、

 

 晩年は・・、ざんげ(懺悔)と くのう(苦悩)

の 

日々を送った

アル・パチーノ扮する

マイケル

の 物語に、


 すごーく・マッチした お酒の ようです

 

 

しかし・・・


この映画、

とにかく

長いので・・、

 

 次々・のみすすめているうち

気がつくと、

一本

あけてしまっていたり

するみたい

ですから・・

 

 

みなさま、

どうぞ

 

のみすぎには ごちゅうい(注意)くださいませ・・

 

 「健康に、気をつかいたい

いう方には、

アルコール度数3%くらいの、

イタリアの島っぽい・缶チューハイ

とかも

 

ございますので、

どうぞ、

ごずいい(随意)に

 

 

 

(またしても 中間報告でした~ ぶろぐは、まだお休みします

 

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フクシマ50(映画感想)

2020-03-10 | 映画

「新型コロナウイルスにばかり、気をとられ

がちな

今年の春ですが


明日は

3・11。

 

「東日本大震災」の日 です。



 ・・というわけで、クリンたちは 公開中の映画、

「Fukushima50」

み(観)に 行きました

 

 「フクシマ50」と いうのは、

しんさい(震災)の時に

こわれた

「福島第一原子力発電所」

で、

ひがい(被害)を さいしょうげん(最小限)に食い止めよう

命をはった

現場の人たち

 

を 海外が呼んだ、名称です。

 

 あの時・・、毎日 食い入るように

テレビを 

見ていたけれど

 

果たして、現場では 何が起こっていたのか

 


それを

知りたくて、

 

クリンたちは

映画かんに行きました。



 映画は、その求めどおり、

・地震の衝撃

・津波のスケール

体かん(感)できる作りと なっており、

 

しゅうし(終始)、ドキドキしっぱなし

 


 ストーリーは、「地震発生

から

三日くらいのあいだに、 

ふくしま原発で 何が起こっていたのか?

現地のしてん(視点)から 

とらえたもので、

 

 原発のこうぞう(構造)、現地の対応、

プラントエンジニアたちの

必死のはたらき


が、

よくわかりました。。

 

 主人公は、「東電」の、よしだまさお(吉田昌郎)所長えんじる、

わたなべけん(渡辺謙)

さんで、

 

これは、

来年の「日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞」

ものの 名えん(演)

でしたが、

 

 
吉田所長を はじめとする、

作業員の方々の

多大なるご苦労に、

 

本当に

あたまの下がる 思いがしました。

 

 


それと対比して、

映画では


 当時の「東電トップ」のクズっぷり


また、

それよりはましだけど、官邸の余計なうごき

 

なども

描かれており、


いかに

現地をぎせい(犠牲)にする

東京のわかってない連中の多かったことか・・

 

このたび、

思い出した次だい(第)で ありました。。

 

 


家ぞくは 言います。

 

 「 吉田所長への弔いのような 映画だったね。。

 

彼ら 

現地作業員の方々に対して、

私ら外野は 決して

砂をかけるような 発言をしてはいけない。

 


ただ・・

原発に関しては言いたいことがあるね。

 

人間が制御できないものを、これ以上使い続けちゃいけないよ



 どれほどのコンピューターにシミュレーションさせて、

対応能力の優れた人を 配置したとしても、

 

根本的に間違っているじゃん。

 


この9年、

汚染水はたまり続けて

たいして状況は好転されずに なあなあの復興だよ。



誰がどう見たって

原発は事故ったら 終わりなのに、

電気代が高くなりますよ、と脅されて

国民は大人しく見送ったよ。


海外にセールスかける政府の汚ささえね



 その間クールジャパンで

観光立国目指して、

インバウンド刺激して・・

 

でも、

 

福島原発の建屋が水素爆発を

起こした時から、

世界が日本をどれだけ 冷めた目で見てるか、わかってるのかな

 

クールジャパンなんて、

まやかしなんだよ


今回の新型コロナウイルス対応だって、

日本は世界中からうんざりされているでしょうよ。



『お前らのやらかし、定期

 

 

ってね。」

 

 

 

ひさびさに、

思い切った・家ぞくのいけん(意見)を

きいた

クリンは、

 

 映画のラストシーンに、「2020年オリンピック東京大会は

復興五輪として位置づけられ云々」

書いてあったのを 思い出し、

 

(しんコロで、オリンピックが とんじゃったら、どうしよう・・)


不安を つのらせました

 

 

映画では、

ぼうとう(冒頭)のシーンも

印しょう的でした。


 マグニチュード9.0のゆ(揺)れが 起きた時、

「原発執務室」の中に

かざられていた

がく(額)が

ふっとぶのですが

 

たしか そのがく(額)には、


「冷やす 止める 閉じ込める」

ひょうご(標語)のようなものが

書かれていました。

 


あのがく(額)が 

あっけなくふっ飛んでいった

えんしゅつ(演出)に、

 

にんげんが せいぎょできない・すべてが込められている・・

 

 

かんじました。

 

 

かなしくて、

いろいろ 考えさせられる

映画だったけど・・

 

 このさい、ぜひ、明日、3月11日

みに行ってみてください

 

今、

映画かん(館)

ガラ空きですし

 

しんさいの当日に 行くことに、

かち(価値)がある

 

思います

 

  ・・・っていいながら、

クリンたち、

サービスデーの

月よう日に 行っちゃいました

 

すみません

 

 

 

 
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映画「ジョーカー」感想

2020-01-28 | 映画

さて・・

ブックレビューにつづいて、


「映画の感想」を ひとつ


 かなり・話題になって、公開3か月たっても

まだ

上映しているところも

あるみたいなので、


ご存じの方も いらっしゃるとは 思いますが・・


アメリカの映画「JOKER(ジョーカー)」です


 アメコミのヒーロー「バットマン」に 出てくる

悪役、

「ジョーカー」を 主人公にし、


なぜ、ジョーカーなる狂気の犯罪王子が生まれたのか


テーマに作った、


オリジナルストーリー


 キャラクターとしての

ジョーカーは、

奇抜な服を着た

かなり・イっちゃってる男 

であり、


もはや かんじょう(感情)の ゆれ(揺れ)も何も 表さない・・


そんなかんじですが、


こちらの映画では、


そうなる前の、あわれで、かなしい・こどく(孤独)な男だったころのすがた(姿)


描かれています。


 ストーリーを ようやく(要約)

すると、


ジョーカーになる前の男・「アーサー」

は、

「世界を笑いで満たそう

と 

がんばっていた

おっさん・ピエロでした


 でも・・ NYというまちのやみ(闇、病み)

は、

そんな・大道芸人を

「底辺」

としかみなさず


アーサーは

まちかど(街角)で くつじょく(屈辱)をうけること

しばしばでした・・


私生活でも、

老いた・お母さんの かいご(介護)に

追われ


なぐさめてくれる

友だちも、

彼女も いなくて


 エンターテイナーになるゆめ(夢)

を見ながら

ひたすら、成功する・自分を 

もうそう(妄想)して、


気もちを

くさらせる日々・・


 そんな ある日・・


のっぴきならない・状況から、

地下鉄で 

3人を 殺してしまったアーサーは、

そこから

「狂気のジョーカー」と、化します


 そんな主人公アーサーを えん(演)じた、

ホアキン=フェニックス 

本当~に すばらしく


しばらくのあいだ、

彼のかなしい・泣き笑いが 

耳について はなれませんでした。。


さらに


この人が、

あの「リバー=フェニックス」の弟である


という 

かんがい(感慨)が、

「スタンド・バイ・ミー世代」

クリンのむね(胸)を、あつくさせたのでした




 バットマンのジョーカーを 知らない人が

見ると、


「ただただ、救いのない物語・・」

映るかもしれません。。


そして、


心が弱っている人が 見たら、

(ウツになってしまうのではないか


しんぱいが きざします


でも、、


 たまには、こういう作品を

見て、

人間のダークサイド

を 

ちょくし(直視)するのも、


現代人には

ひつような 時間かも しれないな、



って

クリンは 思いました。


にしても・・・


 (大そうじで 出てきた

このノート、

東京ディズニーランドで 30年前に買ったやつ

だよ・・


 当時のディズニーランドって、けっこう

ダークな面

もってたよな~・・


今は、

キャラクラーランドに 

変わっちゃったから、


こういうノート、売ってなさそう。。


 子ども相手のテーマパーク

とはいえ、

こういう・デザインが

子どもの

じょうそう(情操)を ゆたかに はぐくむんだよね~。。)




※映画「ジョーカー」は、

大人のじょうそう(情操)をも

はぐくみます


おそらく、主役のホアキン=フェニックスは

今年のアカデミー「主演男優賞」を

じゅしょう(受賞)することと

思われます


きかいがありましたら、ぜひ・ごらんになってくださいませ


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映画「グラン・ブルー」感想と焼酎

2019-08-26 | 映画

 この夏(も)、海に行かなかった クリン家では、

3ヶ月前に

ろくが(録画)された・映画が、

何度か 

再生されていました。


 「グラン・ブルー(LE GRAND BLEU)」っていう、

30年くらい前の 映画です。



「グラン・ブルー」は、

フリーダイビングに 生きる・男たちを描いた、

海の映画で、

ぶたい(舞台)は イタリアの島なのですが、

その「映像美」と、

シンプルなのに 本しつ(質)的な もんだい(問題)を 投げかける

テーマ性

に、

全世界が 共めい(鳴)した作品

です。


 わが家にも、そのねっきょう(熱狂)の ざんしょう(残照)が

あったりします(本棚の上)。


クリンたちは、

公開から 10年後くらいに、初めて見たのですが、

そのころは

しん(親)友のチット・ともども、若かったため


「海に魅了されすぎて、女を捨てて 海底に死にに行く・男の気持ち」


なんて

わかりませんでした。


しかし・・・

それから だいぶたつ・今は、


せつな(刹那)的にしか 見えなかった 天才ダイバーたち

「陸の上での生き方」

というものが


りかい(理解)できるようになり、

まだ見ぬ海の底へ行くために、陸でのすべてを捨ててしまう・・

そんな選択も、

あの人たちにとっては

必然だと 

捉えることが できるようになった。」

しん(親)友・チットは 言ってます。


 何かを極められる、特別な資質を持つ 男たちには・・、

恋人の愛や

家族の情を 

もってしても

とめられない、

追いかけるべき世界が あるのね。。


男女の差、といえば、それまでなんだけど・・・


こんなに いろいろ考えさせられる映画だなんて、昔は気づかなかった


 ・・・それにしても、すべてを包み込む、キレイな映像だよね~


青い海・・

夜のイルカ・・

海の底・・・


オシャレなバー

男と女

か。


お酒飲まずに いられないね


といって、


しん(親)友・チットは、

ネーム買いした

しょうちゅう(焼酎)「グランブルー」を のみはじめた、のですが・・・


安かったから 仕方ないんだけど、

美味しくないわ・・。

何か、

味付けるもの、持ってきてくれる?」

クリンに うったえました。


(・・・たしか、青色系とう(統)のリキュールが、あったはず。。)


 (これだ!)

(トトト・・・) 「あっ みどり色だった


緑茶リキュールかあ~・・。 『DOVER』ね。

ドーバーって いったら、、

イギリスとフランスの間の海峡の 名前だよ。」


と、


チットが ビミョ~な 表じょう(情)

に なりました。



「ちょっと・・場所、ちがったね。」 ・・・う~ん。。」




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アルキメデスの大戦・映画感想

2019-08-06 | 映画

 (今日は8月6日・・


 今日から10日間は、せんそう(戦争)のことを 考える 

きかん(期間)・・)


ということで、


 クリンは、しん(親)友・チットと、今、公開中の 

映画を 見に行きました 


 「アルキメデスの大戦」(※)っていう映画です

 「アルキメデスとは、古代ギリシャの

数学者の 

名前ですが、

 映画の主人公が、「100年に一人の天才」といわれた

数学者

なので、

それに ひっかけています


 ぶたい(舞台)は、第二次世界大戦が はじまる前の、

日本海軍・・


 当時、海軍には、2つのはばつ(派閥)

あり、

 1つは、「伝統的な、戦艦を用いての大砲戦

を やりたい、

きゅうへいころう(旧弊固陋)グループ


 もう1つは、「いやいや、これからは空母を建造して、航空機戦争だろ

と 

かんがえる、

せんしんかいかく(先進改革)グループ


 

両者は、予算を めぐって、はげしく 対立していました


「空母と、戦闘機がないと、戦えない」と かんがえる、

山本五十六(いそろく)少将

は、

 対立する・グループが

巨大せんかん(戦艦)「大和」を つくろう

と 

するのを

そし(阻止)するため

 天才数学者を やとって、「戦艦大和の建造費に隠された偽計」を

あばこうとします


 ここで、天才のきらめきを はっき(発揮)して

主人公は、

みごと

ぎけい(相手方の不正見積り)を

しょうめい(証明)する

のですが・・・


 主人公の 天才数学者を えんじたのは、

若手はいゆう(俳優)の

すだ・まさき(菅田将暉)さんで、


クリンたちも びっくりするほど

すごい・えんぎ(演技)で

天才数学者に

なりきっていました


 ・・・実は、この主人公は、実在の人物では ないのですが、

「その世代の真摯さや熱さを凝縮した」

という、

原作者の

ねらい通りの 人物を、

すださんは、えん(演)じあげていた

と 

思います


 また・・、わき(脇)を 

かためた

はいゆう(俳優)さんの えんぎ(演技)も

すばらしく


こちらは

実在の人物も 多かったので、


「史実とフィクションの 境界を見極めよう


うちの歴女・チットは

ちょう・しんけん(超真剣)に、見ていました


 せんかん・やまと(戦艦大和)

史実通り、1945年4月、

アメリカ軍き(機)による もうこうげき(猛攻撃)を

うけて、

海底に しずみます・・


 と、いうことは、けっきょく(結局)・・


天才数学者が

ぎけい(偽計)を あばいても、

ヤマトは つくられてしまった


ということを いみ(意味)し、、


「なぜ、そうなってしまったのか


それが、

このストーリーの、かく(核)となる 部分です


 (ここから、ネタバレしますので、

観ようかなと思っている方は、ご遠慮ください



 美しくて、りっぱ(立派)で、おおしい(雄々しい)

巨大せんかん(戦艦)が

つくられてしまうと、

「(勝てない戦争に)勝てる」

かんちがいした

日本人が、

戦い抜こうと してしまう・・


それを おそれた 

山本五十六と、

 あえて、そういう「ヤマト民族の依り代」のような

せんかん(戦艦)を つくり、

それでも

てき(敵)にやられて 海に沈む

げんじつ(現実)を

つきつけることにより、

「負け方を知らない日本人を 目ざめさせよう

とする、

大和せっけい(設計)者の「平山忠道・中将・・


 そのたたかいの 中心で、

「数学で、戦争を止めよう

いきごむ

若き・天才数学者、

かいただし(櫂直)・・


「数字はうそをつかない。数字は正義。」を、

しんじょう(信条)とする、

主人公の

かいただしは、

自分ほどの天才の

数学的けつろん(結論)を もってしても、

じたい(事態)は 

うごかず、

割り切れない世界が あるのだ・・


ということを

知るのでした。。


 ものすごく・いろいろなことを 考えさせられる、

深くて、

せつない

かさく(佳作)です


もし・よろしければ、

ごらんになってみて ください




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韓国映画「バーニング(村上春樹原作)」を観に行って・・

2019-02-17 | 映画

さいきんの

映画の話を

もう一本・・


しん(親)友のチットが、


 「遅くなりついでに、『バーニング』

を 観てきたわ。

・・・

日比谷まで行っちゃった。

他に、上映してる館が なくてさ。


暗いかお(顔)をして 帰ってきました


 「バーニング」といえば、半年前から、公開を

まっていた

映画の はずなのに、

いったい

どうしたんだろう・・?


しんぱい(心配)してきくと・・


レストランのごはん のりょう(量)が少なくて 高かった

ことが

暗さの

原因では、

ありませんでした・・

 

 「・・最近の、日韓関係の悪化を まざまざと 感じて、

うすら寒い思いがした。

 映画を観に行って、そんなこと感じたんだよ あり得る


答えたのです。

 


 「バーニング・劇場版」(※)は、むらかみはるき(村上春樹)

たんぺん(短編)小説

『納屋を焼く』の 映画化作品 

で、

 原作を、村上たんぺん(短編)・ベスト3

あげている

うちのチット

は、

映画の公開を たのしみにしつつ

出来が わるければ、

ようしゃ(容赦)なく・文句をいおうと、

いきごんでいました


・・・しかし


原作を 

かんこく(韓国)の現代社会に おきかえて、

シリアスに つくりかえた

イ・チャンドンかんとく(監督)の 

力りょう(量)は

すばらしく

映画は、

「村上作品とは違うけど、面白いものに 仕上がっていた」


そうです


・・・


にも かかわらず

チットは、

作品について

レビューする気を 

まったく失って、帰ってきました。



 それは・・ 国さい(際)的にも ひょうか(評価)

された、

「村上春樹作品の映画化」である

本作品が、

日本では

2月1日に公開されて、

たったの

2週間で、上映かん(館)が 都内で1か所だけになる

という

じじつ(事実)に、


両国の、

抜きさしならぬ・じょうせい(情勢)を かんじたから・・


らしい・・


 昨年末、NHKが、いきなり、この映画の

1時間・たんしゅく(短縮)バージョン

テレビで 

放送したのを、

たまたま、目にした方も

けっこう 

いらっしゃったのでは ないでしょうか・・?



あの時、

(公開前なのに、NHKは、どういうつもりなんだろう

うちでは

ちょっとした・ぎろん(議論)に なったのですが・・


それは、、


さいあく(最悪)のタイミングで 

公開されることになる、

映画の不運を 見こ(越)しての、

NHKなりの 

はいりょ(配慮)だったのかな・・


とか

思うと、

クリンも 暗い気もちに なるのでした。。


(かんがえすぎだと、いいのですが)

 




 










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シティハンター映画・感想

2019-02-15 | 映画

 しんじゅく(新宿)駅では、今、映画

「シティハンター(CITY・HUNTER)

広告が、目につきます


 「シティハンター」は、

80~90年代に

大ヒットした 

マンガ

で、

ここ、しんじゅく(新宿)が、ぶたい(舞台)です


 主人公は、ちょっと・エッチで、うで(腕)が

たつ

スイーパー(※始末屋)の

さえばりょう(かんじ:冴羽 獠)

 

 彼が 都会のやみ(闇)に

うごめく 

男女の、

きらびやかな かなしみを 

受け止めつつ

あく(悪)を ほうむり去る・・


という

ものがたり


その、アニメーション版は、

伝説的な テーマソング

と あいまって、

多くの 若者を、ドキドキ・ワクワクさせました


 クリン、当時、まだ 子ども

でしたが、

ティーンエイジャー

だった、

しん(親)友のチットは

しっかり

かんか(感化)され

 大学生になってから、しんじゅく(新宿)

こうそう(高層)ビル 

アルバイトしたり していました(笑)


 あれから、20年・・ このたび、

「劇場版・シティハンター~新宿プライベート・アイズ~」

公開され

「歌舞伎町~新宿~西新宿は、冴羽 獠の街」


とか 思っている、

アラフォー~アラフィフの 

男女が

映画かん(館)に あつまりました


 映画そのものは、「完全新作」で ありながら、

昔の アニメ版と

なんら・かわらぬ

てんかい(展開)、ギャク、しゅだいか(主題歌)

もろもろに なつかしく

完全に、ファンは

狙いうちに されていました・・・


そうされてるのを

百も しょうち(承知)で、

ファンは

どんよく(貪欲)に、

作り手のサービスを きょうじゅ(享受)し

見おわったあとは、

「なつかしい

「よかった~~

「リョウちゃん、かっこいい

「もっこり

ぜっさん(絶賛)していました


 クリンたちも、同じように

こうふん(興奮)しながら、

一点、

昔のアニメとちがう、

やや・ゆるい

キャラクター・デザインのせん(線)に

フマンを

抱いていました

(だって、ゲストで出てきたキャッツ♥アイ・三姉妹が、アニメの70%くらいの 美しさに とどまっていたのです

あの、美しさダダモレの 美人三姉妹が・・)


 

しかし


ラストで、

「GET WILD」が かかった しゅんかん(瞬間)


すべてを

ゆるしました


 アニメでも、毎回、エンディング・テーマとして 流れていた

TMネットワークの

ちょう(超)名曲「ゲット・ワイルド」は、

やはり、

昔も今も、すべてを キレイに おわらせる

究きょく(極)の

めんざいふ・・


かつての ドキワクに 

ふたたび よいしれて

クリンたち、

「シティハンター」を

たんのう(堪能)いたしました



ただ・・


ひとつだけ、

こうかい(後悔)したのが・・


 たま(多摩)の映画かん(館)で みちゃったことです・・

(新宿で観るべきでした









 


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「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」しのぶの風鈴

2017-10-01 | 映画

なつかしい話・ばっかり

きょうしゅく(恐縮)ですが、、


 昨日、「はいからさんが通る」のキジに 用いるために、

マンガをかくしている

たな(棚)を

開いた時、

 ふと・目に入った、なつかしマンガ・「うる星やつら」

・・それを見て、クリン、思い出しました 


 この夏、金沢を旅行したさい、

「ひがし茶屋街」の

ろじ(路地)を

歩いていた

しん(親)友・チットが、

ふと・立ち止まり


「なんか、見たことあるな・・。」


しばらく・かんがえこんでいた

この・風けい(景)。。


 それが この「うる星やつら」の映画版「ビューティフル・ドリーマー」

一場面であった

ということを、

クリンは

思い出したのです


 ・・・きおく(記憶)のとびらが、開かれた、

しゅんかん(瞬間)

でした


 この作品中、とう(登)場人物の「しのぶ」が、「風鈴売り」の ゆめ(夢)の世界

迷いこんで しまう

 げんそう(幻想)的で、いんしょう(印象)的な、

名シーンが 

あります・・。

 

 あれは、たしか、東京のはずだけど・・、


しずけさもふくめて、

たしかに この場所に、似ている・・。


 80年代を ぶっとんだギャグで せっけん(席巻)した、

マンガ、

「うる星やつら」


 しかし おしいまもる(押井守監督)が、原作を

いやく(意訳)して、

好きなように

つくった、

このけっさく(傑作)の

「劇場版」は、

 ふへん(普遍)性のある、深いテーマを 描いてて、

子ども心に

みい(魅入)ったのを、今でもおぼえています。 


 「たしか、文化祭前日の学校が あまりに楽しすぎて、

『いつまでも、

 いつまでも、

 この楽しい日を 繰り返したいっちゃ

って

ラムが 願ってしまうんだよね。

 そしたら、その夢が現実になって、来る日も来る日も

文化祭前日・・

という、無限ループ。。


そんなような話だったね。

わ~、観たいっ


チットは 

そういうと、

どうが(動画)を

探し出し、

 ちょっと・こわいけど、今見ても おもしろい、

「押井判・うる星やつら」

見はじめました


 (・・チット、『来週からは、すごく忙しくなる』

って 言ってたな。)


・・・・・


今日みたいに、

のんびり・映画を見れる 休日

を、

 えいえん(永遠)に、くり返したい。 と、ねがってるような

よこがお(横顔)

に、

クリンは 気づきました。。
















 








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「沈黙~サイレンス」映画感想

2017-02-05 | 映画

 死後、「永遠の楽園」たる・天国へ行く・・


それは、

つらい現世を全うするために

人々が信じた、もうひとつの世界・・ 

 仏教のみならず、キリスト教でも、信じられていることです


 せん(戦)国時代に来日した、フランシスコ=ザビエルにより

伝えられた

キリスト教ですが

 西洋文明のかけらも知らない・日本人にも けっこう信じられ、

 みじかい間に ばく(爆)発的に、信者をふやしました

 しかし、それも、さこく(鎖国)とともに きんし(禁止)されていったは、

みんなの

知るところです。

 先日、うちのチットが見に行った、映画「沈黙-サイレンス-」

は、

そんな、日本における

初期クリスチャンたちの、

くなん(苦難)の歩みを 

知らしめる、

 ふきゅう(不朽)のキリスト教文学を、原作としています

 <遠藤周作の「沈黙」を、マーティン=スコセッシ監督が映像化しました


映画のぶたい(舞台)は、

キリスト教だんあつ(弾圧)が

もっとも きびしかった

江戸時代初めの

「長崎」。


ものがたりは、

 「宣教師のリーダー」としてがんばっていた・フェレイラが、

ごうもん(拷問)にたえかねて

キリスト教をすてた

という

ショッキングなニュースをうけ

弟子の2名が

日本にやってくるシーンから

はじまります

 その2名とは、ポルトガル人の「ロドリゴ」と、「ガルペ」

で、

このうち、

ロドリゴが、主人公です。

 二人は、五島列島から みつ(密)入国して、かくれキリシタンの里に

ひそみ、

「禁教令下」でも

信仰をすててない日本人たちに

かんげい(歓迎)されます


 しかし!まもなく・みっこく(密告)され、逃亡生活に入って

あげく、

役人につかまる・・。


主人公ロドリゴは、

 日本人キリシタンたちが、なぶりごろされたり

 相ぼう(棒)・ガルペが、日本人信者とともに、海に沈められるのを 

見せつけられ、

しだいに 

しょうもう(消耗)します・・

 その後、ながさき(長崎)の牢でも、

かつての師・フェレイラから

「転べ。(棄教しろ)」

すすめられたり、

 ごう(拷)問用の穴を 見せつけられるなど、

あらゆるいやがらせで、

きょくげん(極限)まで

追いつめられて

しまいます・・


いっしょうけんめい・祈っても

何もしてくれない。。

 (神さまっているのかな)と、

その存在まで

うたがいはじめた・ロドリゴを、

かろうじて

せんきょうし(宣教師)としての

プライドが

支えますが、

 「明日にでも、自分が拷問を受ける番か・・」という夜に、

 となりの牢から きこえてきた・大きないびきと思われる音が、

 実は、自分のために、身代わりで 穴吊りにされている

日本人信者の

うめき声だと知って、

 ロドリゴは、ついに、ききょう(棄教)し、「踏み絵」をふむ

という

ストーリーです。。


 マーティン=スコセッシかんとく(監督)は、この小説を

かなり研究し、

日本人への

布教のむずかしさの 本しつ(質)に

せまるべく、

がんばりました


 映ぞう(像)表現も、キャストも、いわかん(違和感)を

かんじさせないよう、

かなり、

気をつかっています

 でも、もしかしたら、原作をよんだことのない・お客さんにとっては、

この映画は

ざんこく(残酷)で、

長すぎるだけの作品、

かんじるかも、しれません。。

 えんどうさん(遠藤周作)の手による、原作小説をよみ、

あらすじを

はあく(把握)して、

「神の沈黙」ってなんなのか

くらいは

考えてからいかないと、


むいみ(無意味)だと思います


http://chinmoku.jp/


 かえってきたチットは こんなことを言いました。


命の危険にさらされるなら、

 踏み絵なんて、踏んでおけばいいのに・・。

 って、

 昔は思ってた。

 でも!

 今は、どんなことをされても

 棄教しようとしない、信者の気持ち、わかるよ


 私だって、『クリンを棄てろ!』、『クリンを踏め!』って

言われても、

絶対に できないもん

殉教するよ


「うちは、クリン教徒だもんね 「そういうこと
































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映画「セッション」感想

2016-03-19 | 映画

「花粉の季節のインドア・ライフ


そこでは、

「読書」と ならんで

 「映画鑑賞」が、ひっす(必須)のごらく(娯楽)

なるわけですが、

クリンたち

今日、さいこう(最高)に

ひまつぶしになる

アメリカ映画を 見つけました


 「アカデミー賞受賞作・『セッション』」です


http://session.gaga.ne.jp/


 ぶたい(舞台)は、全米・1の「音楽学校」

 そこの、ドラムスせんこう(専攻)の学生が、きちく・きょうし(鬼畜教師)に

見出され、

ぎゃくたい(虐待)されながら

 みずからの才のう(能)を、かくせい(覚醒)させる

という

ストーリー。

 この、狂気のしどうしゃ(指導者)えんじる、J・K・シモンズと、

きらめく・原石の主人公

との

たましい(魂)のセッションが

あまりに

命がけすぎて、

じわじわきます。。


 先生が しごきまくる・「練習風景」は、まるで、デス・マッチ


手から血を流しながら

ドラムを たたきまくる

主人公の 

えんそう(演奏)は、

 見ている者の 気もちをも追いたて

クリンたち、

つい

自主的に 

フッキン(腹筋)したり 

 スクワットしたりして自分を 追い込んでしまいました

 ドキドキ・ハラハラしながら、あっという間に 2時間がたつ、

アグレッシブな

おんがく(音楽)映画


インドア・ライフの

うんどう(運動)不足は、

この映画が、いっきょに かいしょう(解消)してくれました 



 






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思い出のマーニーとアカデミー賞

2016-02-23 | 映画

 思い出の中にかがやく ノスタルジック・昭和がし(菓子)

とくしゅう(特集)してきた

クリンたちですが、


思い出といえば、

 スタジオジブリの映画、「思い出のマーニー」は

けっこう 

おもしろかった

ってことを、

今週末、

アカデミーしょう(賞)が 発表される前に

はっきり言っておきたいな

って 思います


 (←長編アニメーション部門でノミネートされてます


 みやざき(宮崎駿)かんとくや、高畑(勲)かんとくから、世代交代している

スタジオジブリ。


なんとなく

きょうみ(興味)を 失いはじめた

クリンたちは、

米林かんとく(監督)の「マーニー」も

きっと

「借りぐらしのアリエッティ」な・かんじなのかな・・?

思い込み、

見に行きませんでした

 しかし、去年、テレビ放送でやっていた 「マーニー」を

ちょっと見てみて、

そこに

てんかい(展開)されていた

アニメ手法の

奥ぶかさに

びっくり。。

 10代の少女の、せんさい(繊細)かつ・たかん(多感)な 心を、

これでもか!

とばかりに

しょうしゃ(詳写)していて、

原作から

さらに 入り込んだ、

パラレルワールドを

つくり上げていたのです



ジブリ式の

美しい・はいけい(背景)画は、

いつも通り こうか(効果)的で、

小さな世界を

描いているのに

ミステリアスに すすんでいく

ストーリーを、

引き立てていました


 以来、クリンたちは、決めました


世の中で

わだい(話題)になっているものは

あまり 決めつけないで

見きき・しておこう



と。










 

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