クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

DYNASTY-GALLERYの惑星オーナメントの点け方

2020-01-31 | アート・文化

「ミュージアム」

といえば、

 先日、クリンは お友だちのジェマちゃん

から、

アメリカの「自然史博物館」

ミュージアムグッズ

を もらいました。


 (ニューヨークのお土産です


なかみは、


 うちのチットが好きな、海王星のオーナメント

でした


 海王星とは、太陽系のだい(第)8番目の 

わくせい(惑星)

で、

りくち(陸地)のない・青い世界

おそろしくも 美しい、

「ネプチューン」

って 呼ばれる・星です


 (そんな・手の届かない・ほしが、

こんなにかんたんに 人間の手に・・


 せいぞう(製造)元は、

「DYNASTY-GALLERY」

っていう、

「創業1951年」の

ゆいしょ(由緒)正しき・メーカーで、

ジェマちゃんいわく、


「光るオーナメントだよ

とのこと。


でも・・・


 (どう見ても、光ってないよね・・


 ・・・とりあえず、

つまみの

部分を外してみると、

中には

小さなボタンでんち(電池)と

ちんけな そし(素子)が

入っていました


 でも・・・それしか入って

いなくて、

「電球オーナメント」

のわりに、

ソケットが ありません。。



 (ホントに、でんき、つくんだろうか?)

不安にかられつつ、

でんち(電池)カバーを外し、

もともと入っていた

じゅんばん(順番)通りに、


 「素子・ボタン電池3個」を 重ねて入れて


 上から、ぎゅ~って、ふたをしてみました


でも・・・


とくに、

へんか(変化)は 見られませんでした・・


 (・・・ん


これって

もしかして、、


 でんき(電気)、ついているんじゃない


かんがえた・クリンは、


暗いところに オーナメントを 持っていきました。


すると・・・


 びりょう(微量)ですが、

うっすら・光るではありませんか


 この・うっすらかげんが、

逆に

本当の、

宇宙画ぞう(像)みたいです


ずっと電池を入れっぱなしだったから、放電しちゃったのかもね。

・・・電池を変えれば、

もっと明るく光るのかも


メーカーのホームページを見ると、かなり煌々と、光るみたいなのよ。」


チットも 言いました。


 「まあ、とりあえず、

オーナメント問題は解決ね


もうひとつあるの。

海王星グッズ。


 ゴムボールだよ

ほら

「Neptune」って書いてあるでしょ?」


といって、


チットが

青いボールを よこしました


 (ふたたび、海王星が

クリンたち、にんげんの手に・・


しかも、

なげられる


 


壮大な、宇宙のロマンです


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後藤純男展と千葉県立美術館のレストラン

2020-01-30 | アート・文化

もう、

おわってしまった

てんらん(展覧)会 ですが、


 つい・このあいだまで

やっていた、

「日本画家・後藤純男の全貌」

なかなか・よかったです


 ごとうすみお(後藤純男)

いえば、

「院展のボス」

「仏教寺院と中国西域を描いていて、若干・平山郁夫とかぶる」


 という・ていどの

知しき(識)しか

なかったのですが・・


 じっさい「大回顧展」

見て

わかったのは、


 クリンと同じ、千葉出身

で、

お寺さんの子であり

東京美術学校に 2回もおちたけど

あとで

芸大の先生になった


 そして、ふらの(北海道富良野市)

いじゅう(移住)して

しずかに 画ぎょう(業)に

取り組む・・


という、


わりと 

フラットな人なのだ、

ということでした


 晩年のシャシン(写真)とか 見ると

気の良い・おじいちゃま

って 

かんじだし


 ひのはら(日野原重明)先生とも、仲良しだったらしく


それだけで、

性格いいんだな

ってことが、わかります


そして

その 作品は・・


 明るい・光の

すなお(素直)な

作風の

ものが多く


大作以外は

自然と 平易な人のくらしを 描いている


そんな

印しょう(象)


 ・・・今回、もっとも

ステキだな

って 

思ったのは、

昭和29年に 描かれた

灯ともし頃」という 絵で、


田舎のけしき(景色)の中にある、

木造平屋にともる

灯が、

心を ぐぐぐっとしめつける


「きょうしゅう(郷愁)・ここにあり

絵画でした


 びじゅつかん(千葉県立美術館)

は、

千葉駅から モノレール・・

という

へんぴ(辺鄙)な場所に ありましたが、


 来てよかったです


65さい以上は

タダですし


へいせつ(併設)の カフェレストラン

「Shirayuri」

ランチの レベルの高さ

は、

おねだんを かんがえると、

都内の ミュージアムレストランの 

どこよりも、


イケてました


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映画「ジョーカー」感想

2020-01-28 | 映画

さて・・

ブックレビューにつづいて、


「映画の感想」を ひとつ


 かなり・話題になって、公開3か月たっても

まだ

上映しているところも

あるみたいなので、


ご存じの方も いらっしゃるとは 思いますが・・


アメリカの映画「JOKER(ジョーカー)」です


 アメコミのヒーロー「バットマン」に 出てくる

悪役、

「ジョーカー」を 主人公にし、


なぜ、ジョーカーなる狂気の犯罪王子が生まれたのか


テーマに作った、


オリジナルストーリー


 キャラクターとしての

ジョーカーは、

奇抜な服を着た

かなり・イっちゃってる男 

であり、


もはや かんじょう(感情)の ゆれ(揺れ)も何も 表さない・・


そんなかんじですが、


こちらの映画では、


そうなる前の、あわれで、かなしい・こどく(孤独)な男だったころのすがた(姿)


描かれています。


 ストーリーを ようやく(要約)

すると、


ジョーカーになる前の男・「アーサー」

は、

「世界を笑いで満たそう

と 

がんばっていた

おっさん・ピエロでした


 でも・・ NYというまちのやみ(闇、病み)

は、

そんな・大道芸人を

「底辺」

としかみなさず


アーサーは

まちかど(街角)で くつじょく(屈辱)をうけること

しばしばでした・・


私生活でも、

老いた・お母さんの かいご(介護)に

追われ


なぐさめてくれる

友だちも、

彼女も いなくて


 エンターテイナーになるゆめ(夢)

を見ながら

ひたすら、成功する・自分を 

もうそう(妄想)して、


気もちを

くさらせる日々・・


 そんな ある日・・


のっぴきならない・状況から、

地下鉄で 

3人を 殺してしまったアーサーは、

そこから

「狂気のジョーカー」と、化します


 そんな主人公アーサーを えん(演)じた、

ホアキン=フェニックス 

本当~に すばらしく


しばらくのあいだ、

彼のかなしい・泣き笑いが 

耳について はなれませんでした。。


さらに


この人が、

あの「リバー=フェニックス」の弟である


という 

かんがい(感慨)が、

「スタンド・バイ・ミー世代」

クリンのむね(胸)を、あつくさせたのでした




 バットマンのジョーカーを 知らない人が

見ると、


「ただただ、救いのない物語・・」

映るかもしれません。。


そして、


心が弱っている人が 見たら、

(ウツになってしまうのではないか


しんぱいが きざします


でも、、


 たまには、こういう作品を

見て、

人間のダークサイド

を 

ちょくし(直視)するのも、


現代人には

ひつような 時間かも しれないな、



って

クリンは 思いました。


にしても・・・


 (大そうじで 出てきた

このノート、

東京ディズニーランドで 30年前に買ったやつ

だよ・・


 当時のディズニーランドって、けっこう

ダークな面

もってたよな~・・


今は、

キャラクラーランドに 

変わっちゃったから、


こういうノート、売ってなさそう。。


 子ども相手のテーマパーク

とはいえ、

こういう・デザインが

子どもの

じょうそう(情操)を ゆたかに はぐくむんだよね~。。)




※映画「ジョーカー」は、

大人のじょうそう(情操)をも

はぐくみます


おそらく、主役のホアキン=フェニックスは

今年のアカデミー「主演男優賞」を

じゅしょう(受賞)することと

思われます


きかいがありましたら、ぜひ・ごらんになってくださいませ


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刺さない美容鍼

2020-01-27 | 本と雑誌

「・・・で、けっきょく、イチオシな本って どれだったの?



しん(親)友・チットに きくと、


うーん・・、これかね~。」と言って、

ごうかふろく(豪華付録)本

出してきました



タイトルは、



「フェイスラインのゆるみに喝! 刺さない美容鍼ですべてを上げる!」


です。


 (・・・・・は



きけば、

ここ・1~2年くらいで

有名になった・エステ「ハリジェンヌ」が 

かんしゅう(監修)した、

「美容鍼つき・小顔矯正ムック」

で、


 エッフェル塔の形をした・小さい・びようばり(美容鍼)


 「リフトアップメソッド」がつまった・トリセツ(取扱説明書)

入っているのだそうです。(2千円ちょっと)


 「マッサージでは届かない

細かい筋肉までほぐせます。」(byトリセツ)



 ふつうに、コリそうなところを ツボ押しの

ようりょう(要領)で

グリグリする

気もちいいのですが、


 おそらく・チットがやりたいのは、「ほうれい線」

を 消すことなので、


 ほうれいせんに沿って

くるくる・まわしながら 

押してみます。



(くるくるくるくる・・



イタキモ~・・



 「どう?ビフォー・アフター」

「・・クリンちゃんの ほうれい線は、消せないと思う。」




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最近読んだ本

2020-01-26 | 本と雑誌

「社会派」な しん(親)友・チット

は、

さいきん、

こんな本を よんでいました。


6冊、ご紹介いたします


 1、『FACT FULNESS(ファクトフルネス)』

(ハンス=ロスリング著)


「国境なき医師団」の そうせつ(創設)者

書いた、

マインドフルネス本で、


「思い込みじゃなくて、正しいデータで

世界を見れば、考え方が変わるよ」

という 

けいもう(啓蒙)が、


じゃっかん・うっとうしい

本です


 2、『官僚たちのアベノミクス

~異形の経済政策はいかに作られたか』

(軽部謙介著)


(ジャーナリストが 取材し、安倍さんと「経産省」「日銀」たちとのかけひきをメインに書いた本です。

ブロ友さんがよんでいたので、チットは、気になってよんだそうです

アベノミクスが良いかわるいか?ってことについては、書いていません。)


 3&4、へんしゅう(編集)者・つづききょういち(都築響一)

さんの本2冊。


『夜露死苦現代詩(よろしくげんだいし)』

『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』


 まち(街)にあふれる・キャッチーな言葉を

あつめた「よろしくげんだいし」

と、

こだわっている・全国の本屋さんを 紹介した本。


(かなりB級な内容です・・)


 5、『一〇〇年前の女の子』(船曳由美著)


明治のおわりに生まれた・テイちゃん

くらしをつづった、

「戦前農家の日常・ノンフィクション」


時代のフンイキというものが

よくわかる・本なので


近代日本を もっとりかい(理解)したい方

ご高れい(齢)で、昔のことを 思い出したい方


には

オススメだそうです


 6、『探偵が早すぎる』(井上真偽著)


テレビドラマが 

とてもおもしろかったので

原作を 手に取りました


(ドラマの広瀬アリスちゃんが、とても魅力的でした。ドラマのほうがいいかな~。)


(ブックレビュー、あとひとつ・いきますね


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「都市空間の明治維新」(松山恵)・感想

2020-01-25 | 本と雑誌

しばらく、

小説や何やらを たのしんでいた

しん(親)友・チット

ですが、


 「歴女」である・チット

本気で

どくしょ(読書)させるのは、

やっぱり・「歴史関係」の本です。




今・よんでいる、

『都市空間の明治維新~江戸から東京への大転換』

まつやまめぐみ(松山恵)さんという

「建築畑出身の歴史家」の ろん(論)文みたいな

本で、


クリンたちも 住んでいる

この東京が できた時

明治政府が 

どうやって・江戸をこわし(壊し)

あたらしい・時代の首都を つくったのか



そこのところに

迫っています



 クリンも、江戸さんぽ(散歩)

したとき

番町に 行ったことあるから

知っていますが、



 江戸じょう(城)に、しょうぐん(将軍)が

いた時に

周りを かためていた・武士たち

は、

「明治維新」とともに どかされて、

よそへ いどう(移動)に

なったのです



 それって・・・じっさい、

どうやったのか


とか、



玉突きいどう(移動)させられた・町人たちは

いったい・どこへ行ったのか


とか、



よく考えると、げんじつ(現実)的な ギモンが きざしてきます



 人間を50人・いどう(移動)させるだけでも

たいへんなのに

明治政府は

どうやって、

「新首都・東京」を 思いのままの 

都市計画に

はめ込んでいったんだろう・・・



 れきし(歴史)の教科書

では、

さらりと 新時代がスタートしたように

さっかく(錯覚)して

しまいがちですが



そもそも

「戊辰戦争」を やってたくらいだから


ばくしん(幕臣)も、

シモジモ(江戸っ子)も、

すさまじく

ていこう(抵抗)したはず・・



クリンは 思いました。



 本書では、そこらへんを ひもとく

カギとなる、

町人の有力者が 紹介されています。



たとえば、

・牧啓次郎

・福島嘉兵衛



このうち、

ふくしまかへえ(福島嘉兵衛)は、

新時代で てんらく(転落)した「貧窮民」や「無宿人」の

世話係として

八方・うごきまわってた・商人らしい



彼らのような、政府の委託をうけた取りまとめ役が 

いなければ、

到底お上の号令だけでは、実現不可能だったんだろうね

この本の内容は

消化不良な点もあるけれど、動機づけとしては 十分だわね


ひさしぶりに、『江戸散歩』したくなった


クリン、今度、どっか行こう」(チット)



 「いくいく」(お出かけだ






(というわけで、3月くらいに、「クリン江戸散歩」行きます 千住・吉原・浅草あたりを取材しようかなって 思ってます





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神崎和幸「デシート」感想

2020-01-24 | 本と雑誌

今日は、

ブロ友さんが 書いた本

の ご紹介です


 タイトルは、「レシート」。


(じゃなかった・・『デシート』


 『デシート』とは、「欺瞞」っていういみ(意味)

だそうで、


とう(登)場人物が、

かるく・あざむいたり

おもく・あざむいたりする

ストーリーを 

あらわしたものです。


 作者の かんざき・かずゆき(神崎和幸)

さんは

もと・たんてい(探偵)さん

で、


自分を 思いっきり・とうえい(投影)した「ハンサムな探偵」

主人公に しています


 じっさい・かんざきさんは かっこいい

方なので、

まあ・べつに 文句は ありませんが、


それにしても・・

この 主人公の たんてい(探偵)さん、


中身も かっこよくて、


 男気あり ゆうき(勇気)あり

チエ(知恵)あり

人みゃく(脈)あり

根性あり



ざいばつ(財閥)のドンに ひとりで 立ち向かっていき

なおかつ

女性に対しては

やさしくてスマートでいちず


という、

ほぼ カンペキなヒーローとして

描かれていて・・


 クリンたちは、作者の かんざきさんの

ナルシストっぷりに、

いっそ

すがすがしい

かんどう(感動)を

おぼえたのでした・・


 かんざきさんのブログは 大阪人のおもしろさに

あふれていて

クリンたち、

いつも、わらわせてもらっています


でも、

『デシート』の主人公は

東京人で、

ぶたい(舞台)も 東京


さわやかさが きわだつ、「勧善懲悪」な ストーリーは、

かんざきさんが

けいけん(経験)してきたのであろう

れんあい(恋愛)のきび(機微)

あいまって

ステキな作品に 仕上がっている

思いました


が・・


 クリンは、そのうち、

かんざきさんが

関西を 

ぶたい(舞台)とした作品を

世に 送り出してくださることを

きたい(期待)いたします


そこにこそ



 かんざきさんの「真骨頂」が 

あるんじゃないかな


って

思うから


(しょひょうはつづきます


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コアントロー・フィズ・パイナップル(冬のお酒)

2020-01-23 | 食・レシピ

前回、

「バロン」の お話

を いたしましたので

 

フランスつながりで、

さいきん、

うちのチットが のんでいる

フランスのリキュールの ご紹介 を させていただきます

 

 「コアントロー(COINTREAU)」っていう

お酒です。

 

 

昔から有名な、

甘くて、そのまま・チビチビのめる

このお酒

 

 (40度くらいあります)

 

これを、

パイナップルジュースで とう(等)分に

わります。

 

 すると・・、初夏から夏にぴったりな

イケイケな

カクテル が

できあがる

 

のですが・・

 

そこに

 

 タバスコを すうてき(数滴) たらす

と・・・

 

「コアントロー・フィズ・パイナップル」

という、

 

 ものすごく・ホットな

 

「凍てつく・冬の夜にピッタリのカクテル」

完成します

 

 

ただし

 

タバスコを 入れすぎると

 

 

 かっら~い 口の中が 

燃えるようだわ

 

クリン、

パイナップルジュース、もっと入れて(チット)

 

 「うん、わかった

 

 

って ことになり、

 

ジュースを 入れたら入れたで

 

 

・・・なんか、味が薄まった~。作り直して~。」(チット)

 

 「うん、わかった

 

と 

いうことになるので・・

 

 くり返してるうちに、「飲みすぎる現象」

には

ちゅうい(注意)が ひつようです

 

 

 

 

(次回、しょひょう(書評)に もどります)

 

 

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バロン西

2020-01-22 | 教養

今年・2020年は、

「東京オリンピックイヤー」


ってことで、

『五輪小説傑作選(作家たちのオリンピックっていう短編集)』

よんでいたら、


しん(親)友・チットが 

好きな


「バロン西」の お話が

その中に 出てきました。


 「バロン西」とは、1932年(昭和7年)の

ロサンゼルス・オリンピック

において、


ばじゅつ(馬術大障害)で 

金メダルに かがやいた

にしたけいち(西竹一・陸軍中尉)

あだ名です。


・貴族

・お金持ち

・若い

・スポーツマン

・語学堪能

・社交的

・海外でも 人気ある

・オシャレ(ブーツはエルメス)


と、


とにかく・かっこよかった・バロン西

は、


 こんなふうに、クライスラー

馬で とびこえたりして

世人を 

しびれさせていました


 当時(1932年)、日本は、

中国と戦争(満州事変)してて

もうすぐ「国際連盟」も だったい(脱退)

首相も 暗殺されるなど(5・15事件)


「国際的にも、国内的にも、ヤバいね、あの国・・」


という 

時代でした。。



 そんなときだったからこそ

バロン西の かつやく(活躍)

海外における人気の高さ

日本国民にとっての ほこり(誇り)

であり、


迫害されていた・アメリカにおける日系移民の いやし(癒し)


でも あったのです。




しかし・・・


 バロン西が、2度目に出場した、

「ベルリン・オリンピック」

20位と ざんぱい(惨敗)すると

軍は、

彼を 切り捨てました。




 もともと・ガチガチの「陸軍」

中で、

ロン毛(丸刈りでない)で

外車を のりまわし、

とくちゅう(特注)の「白い乗馬服」を 着用していた

バロン西は


反かん(感)を 抱かれており



そのためか



よりにもよって、いおうとう(硫黄島)に 行かされたのです



太平洋戦争の

中でも、

くっし(屈指)の ひさん(悲惨)さとなった

「硫黄島の戦い」・・ 



バロン西は 

ここで 死にますが、

攻げき(撃)するがわの 米軍が、


「バロン西 我々はあなたを失いたくない。だから投降してください。」


呼びかけた と 伝わっています。



 


バロン西は、

「硫黄島」に行く前に、

世田谷の「馬事公苑」を 

おとずれています。




 ロスで 金メダルを取った時

あいぼう(相棒)、

「ウラヌス」に 会うためです




バロンの「愛馬・ウラヌス」

も、

戦時中の 栄よう不足などで

かなり・弱っていましたが

バロンのすがたを 見つけると、

かけよって

「お鼻・スリスリ」

甘えたらしい。



しん(親)友・チットは 語ります。


・・・ここらへんのいきさつが、城山三郎の短編小説に

うまく書かれていて、泣けるんだよね~


バロン西は、

愛馬のたてがみを 少し切り取って 懐に入れて

死地に赴くわけよ。


悲しい・・


バロン西については、ウラヌスとセットで評価しないと いけないわね


 私の好きな歴史上の人物は、1位斎藤隆夫、2位桐生悠々、

3位尾崎行雄、4位上杉鷹山、

5位以下は、いすぎて決められない・・


ってとこだけど、


バロン西が15位以内に入ることは 間違いないわね。


ウラヌスもセットにすると、西郷隆盛よりも 上位に位置するんじゃないかしら



 なにしろ『ウラヌス』っていうのは、我が愛する

『天王星』

の異称だからね」(チット談)



 (・・・・えっ、その理由?)




(しょひょうは つづきます・・)


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伊坂幸太郎が好きな理由~「チルドレン」を読んで・・

2020-01-21 | 本と雑誌

今日は

ブロ友さんの すすめで

よんでみた本の ご紹介です


「ご紹介」っていうのが はばかられるほど

有名な本ですが・・


いさかこうたろう(かんじ:伊坂幸太郎)の『チルドレン』です。



ドラマ化も 映画化もされた、この小説

一言でせつめい(説明)すると、


主人公の「家裁調査官」の 人間的みりょく(魅力)

どくしゃ(読者)を 力づよく・連れまわす


そんな、

さわやか・ヒューマン「短編集」の、ちょうへん(長編)。


(※短編が積み重なって、結果長編になる、あのパターンのやつです


 すでに、よくいわれる・いさか作品の

ひょうか(評価)

としては、


「張り巡らされた伏線と、その回収が卓抜である


というのが ありますが、


クリンがかんじる

いさか作品の

とくちょう(特徴)といえば、


ストーリーと、

とうじょう(登場)人物が、明るい


ということ


 『チルドレン』の主人公である

「陣内さん

も、

知性の人ながら

ごうほうらいらく(豪放磊落)

茶目っ気があり


良いいみ(意味)で「稚拙」


いつだって 

その げんどう(言動)で、

周囲を 

幸せに みちびく力を もっています


 いさかさんと 同じくらい・人気のある 

流行作家の

ひがしのけいご(東野圭吾)さん

作品は、


「伏線・回収」のほか、

「意表・ミスリード」

ふんだんで、


より・バラエティにとんでいるかん(感)がある


とも言いますが、


 やや・「切ない終わり方」

をする時が

あって、

大人向き


読んだあとで より・幸せになれる

のは、

「幸太郎」と名の付く作家・いさかさんの作品のほうじゃないかな?


って

気がしています。


どちらもすばらしい・作家さん

くらべること自体、

ナンセンス


そして、

しん(親)友・チットなどは

「東野推し」なのですが・・



クリン、

あえて 言います


クリン個人の いけん(意見)としては、


 あっとう(圧倒)的に「伊坂幸太郎推し」

です


なぜか というと・・・


 彼は、まつど(千葉県松戸市)

出身だからです。


(クリンも、イセタン松戸店の出身)

 (・・・同きょう(郷)のよしみって

むげにできない)



しょひょうは、つづきます



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「ある男」(平野啓一郎)・感想

2020-01-20 | 本と雑誌

 20年前、『日蝕』で 芥川しょう(賞)に

かがやいた


作家・ひらのけいいちろう(平野啓一郎)


・・受賞作を 読んだときには、

いかにも 

現役京大生が書いた、っぽい言い回しが 

読みにくかったけど、


今や、

恋愛小説を書いて

読者を 悶えさせるほどの 手練れになったわ


と、


うちのチットを

かんたん(感嘆)させるような、

へんぼう(変貌)を 

とげています


 しかも、「純文学」の人だと思っていたけど、

社会的なモンダイ(問題)

にも

目を向けることができる



このたび、

世に 知らしめたのが、


さいしんさく(最新作)の小説、

『ある男』です。



 物語の主人公は、べんごしさん(在日韓国人3世の弁護士)

で、

彼が

いらい(依頼)をうけて、


死んだ「ある男」の 身元をさぐる・・


という


ストーリー なのですが・・


 その男は、生きている時、別人になりすまし

なりすました別人のまま 

死亡する


ので、


けっきょく・だれだったのか

わからない・・


それを つきとめる


てな お話。


 なりすまし男の 正体を

さぐるうち、

主人公の「弁護士」さん

は、

こせき(戸籍)売買など、

「闇の世界」に せっしょく(接触)することに

なります。。



「登場人物の人間関係」が ふくざつ(複雑)な

わりに、

流れるような 文体のおかげで

よみやすい本

ですので


「別人になりすます」ことに

きょうみ(興味)が おありの方

は、

よんでみると

有用な

じょうほう(情報)が えられるかも・しれません


・・・・・


 (・・・この、おすすめの仕方って、まちがって

いるだろうか




(書評はつづきます・・)

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アンチエイジングの目標

2020-01-19 | 健康・病気

 大人の・むね(胸)キュン

れんあい(恋愛)小説

だった、

『マチネの終わりに』。(平野啓一郎著)

 

 


どくしょ(読書)で 

心のうるおい(潤い)を チャージした

クリンでした

が、

 

しん(親)友・チット 

は、

 

全体的に良いストーリーだったけど、気に入らないところが ある。」

 

 

いちゃもんを つけています

 

 

・・・どこってさあ、

パリの 

レストランで、ふたりがデートするシーンよ。

 

ドレスアップしてきた

彼女を見て、

 

38歳の彼が、40歳の彼女を

 

(改めてみると、三十代半ばと言われても 納得しそう。)

 

感嘆する場面、あるでしょ?

 

 

 そんなの、ぜんっぜん、うれしくない

 

たった

5歳若く見えるだけなんて、

普通じゃん

 

誰だって、

メイクと服で そのくらいは 実現できるわ

 

40歳だったら・・

32歳くらいに見られないと、私だったら 屈辱を感じる

 

 

私はね、クリン・・。

 

 50歳になったときに、35歳に見えることを

目ざして、

今、努力しているのよ

 

それだけじゃない

 

60歳になったときには、20代に見えるよう、そのまま努力を継続するつもり

 

 

 

声高らかに、

チットは せん(宣)言しました。

 

 

 「・・・・お、大きな声、出さないでよ

近所にきこえたら

はずかしくて、クリン、外歩けない

 

 

 

 

 

・・・・・

 

みなさまに おかれましても、

 

この話は、

きかなかったことに してくださいませ

 

 

 

しょひょう(書評)を つづけます・・。

 

 

 

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「マチネの終わりに」(平野啓一郎)・感想

2020-01-18 | 本と雑誌

 さて・・、大人の男女の「恋模様」を 描いた

れんあい(恋愛)小説

はまりつつあった

クリンたちは、


この冬、


もうひとつ、「恋愛小説」を よみました


 『マチネの終わりに』っていう、

さいきん・映画化された 小説です


 『日蝕』で、「芥川賞」を じゅしょう(受賞)

してより・20年。


 すっかり・こなれた、ストーリーテラー

に なった、

作家の ひらのけいいちろう(平野啓一郎)さん

は、

さいきん、


「大人がキュンキュンする・切ない恋物語


世に 送り出しています


 ご本人、京大出身ですが、「恋愛体質」

でもなさそうな

高学れき(歴)の、

よくせい(抑制)された・いんしょう(印象)を ブチやぶる

ダイレクトな

表現で、


そのペン先から したたりおちる、

中年のラブ・ストーリー


に、


クリンたちも、ドキドキ・・





いわく




「地球のどこかで、洋子さんが死んだって聞いたら、俺も死ぬよ。」

(主人公のセリフ)




 キュンキュンキュンキュ~ン



 「二人の会話は尽きる気配がなかった。

それは、

最初だからというのではなく、

最初から尽きない性質のものであるかのようだった。」



 「蒔野は、自分の中にある、

洋子に愛されたいという感情を、今はもう疑わなかった。

胸の奥に、白昼のように耿々と光が灯っていて、

その眩しさを うまくやり過ごすことができなかった。」



 「幸福とは、日々経験されるこの世界の表面に、

それについて語るべき相手の顔が、

くっきりと示されることだった。」




などなど。




キュンキュンキュンキュ~ン





天才ギタリスト(男)

ジャーナリスト(女)

が、

東京~パリ~ニューヨークを 

ぶたい(舞台)に くり広げる、


やるせない

ラブ・ストーリー


『マチネの終わりに』・・・



 さいきん、むね(胸)キュン成分が 

足りてない方、


ぜひどうぞ、オススメいたします




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横尾忠則の名言「アホになる修行」

2020-01-17 | 本と雑誌

 アンリ=ルソーの作品に

スポットを 

あてた、


『楽園のカンヴァス』(※原田マハの小説)


(わりと めずらしい・画家をとりあげたもんだな


クリンは 思いましたが、


 お友だちで、アーティストの

ジェマちゃん

いわく、


「あの、横尾忠則も、アンリ・ルソーを理想形とみている。」


のだそうです


・・・・・


よこおただのりって、

あの、


 岡本太郎ばりに、「芸術がバクハツしちゃってる

おじいちゃん



 わりと、ちみつ(緻密)な「宗教画」

のごとき絵

描く、

画家のジェマちゃん ですが、


タダノリ(横尾忠則)先生の、

自由かつたつ・天衣むほう(無縫)

アーティストだましい(魂)

あこがれ


 「横尾先生のお言葉には、私が目指すべき境地が

広がっている


と、

本を 買ったりしています。



タダノリ先生ご自身は、


「自分の吐いた言葉は排泄物でしかない。言葉は信じられるものなのか、信じられないものなのか、僕にはさっぱりわからない。」


おっしゃっていますが、


 その おことばには、クリンにも

かんめい(感銘)を与えたもの

ありましたので、


ちょっと・ここに、書きのこしておきます


<ばっすい


「現代は頭のいい人が多過ぎる。だから悩ましい問題に振り回される。アホに問題などない。」



「問題ばかりをテーマにするアートが多い。問題がなきゃ評価されないからだ。」



「他人のルールでなく、自分のルールにしたがうのが、長い目で見れば間違いない。」



「生きにくくしているのは全て自分に固執しているからだ。固執するほど大した自分かどうか考えてみよう。」



「経済を幸・不幸の基準にしている間は、人間の内面は停止したままだ。」



「成功を考えると、その瞬間から保守的になる。」



「美術はどこにでもある。そのどこにでもあるものを発見するのが美術だ。」



「芸術に目的があるとすれば、人間の精神を生まれながらの融通無碍(ゆうずうむげ)な状態に戻すことだと思う。」



「芸術よ、お前はそんなにエライのか。」



「過去の悩み、苦しみ、迷いは『今』ほとんど解決している。時間が解決してくれたのだ。そう思えばたった『今』の問題も、未来から振り返ればすべて解決済みということになる。」




 (・・・・な、な、な、なんという

しゅぎょく(珠玉)



「考えるな」「アホになれ」「肉体を脳化せよ」「なんでも楽しめ」


そういう

タダノリ先生の 

お言葉に 


かんか(感化)されて、


 ジェマちゃんは、こないだ、「羽生結弦マリオネット」

せいさく(制作)したに ちがいない


クリンは 気づきました


 タダノリ先生は、


「美術界よりも 自分の世界が大事です。」


「時には無責任になることも必要だ。絵なんてぼくは責任取ったことがないね。」


とも

おっしゃっています。。



 いつも、マジメすぎる・クリンは、


(この考え方も、大事かもなあ・・)



思いました。


ですので


 2020年は、アホになってみたい

おもいます



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楽園のカンヴァス(原田マハ)・感想

2020-01-16 | 本と雑誌

 「2019年に 読んだ小説の、ベスト1

しせん(私撰)した、

『臣女』(おみおんな)


それを 紹介してくれた人の ススメにしたがって

よんでみた、


絵画ミステリー小説、『楽園のカンヴァス』


 こちらも、かさく(佳作)でした


ぶたい(舞台)は、スイスのヴァーゼル


モマ(MoMA、ニューヨーク近代美術館)の キュレーターをつとめる

男性

と、

日本人研究者の女性

が、


「アンリ=ルソーの、隠された大作の 真贋を争う

という、


西洋絵画好きには たまらん・お話です


ヒロインの女性が、

「大原美術館」に きんむ(勤務)している・シーンから

はじまるため、


「エル・グレコ」好きの

うちのチットは

そく 

よみはじめましたが・・


 ものがたりは、単なる

「絵画うんちく」に

おわらず、

大人のラブ・ストーリー

をも

並行させているため、

 絵画に くわしくない・どく(読)者

でも、

なんとなく

よめてしまう


 そして・・ 人生のすい(酸い)も 甘いも 

かみしめた 

男女の、

かんどう(感動)的な ラストシーン



・・・まあ、ちょっと、あのラストは

うまく行き過ぎ、だけどね~。

 


年をとっても

男の人から 熱望されて

子連れ再婚できるヒロイン、ってさ。。

少々、夢物語的・・


でも、

苦労した女性が 幸せになれるって・筋書きは、わたしの大好物よ


チットが ひょう(評)しました



 クリンも、(辛抱づよく・まっていれば、

しあわせになれる

いつも

信じているので、


ロマンチックで ステキなお話だな~

って、あこがれました


 さすがは 「山本周五郎賞」に かがやいた

女流作家・・


 (※作者の原田マハさん

は、

ご自身、

「美術館勤務」のけいけん(経験)があり、

「MoMA展」の企画にも たずさわった方です。

やっぱ、実たいけん(体験)にもとづくお話って、

せっとく(説得)力が ありますよね。  



しょひょうはまだまだつづきます



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