去年の春先に、いくつかのレーベルからリリースされたメリー・ホプキンの来日公演。
1970年の大阪万博のために来日、万博ホールにて開催されたコンサートをサウンドボード収録した音源で、自分もmoonchildレーベルからリリースされたものを手に取った。
今回、その映像版がリリース。
といっても別ソース?で、動画共有サイトにUPされていたものを(現在は視聴できない)DVD-Rにパッケージしたもの。
レーベル名はなし。
R盤だけど1280円と、他のタイトルよりちょっとお高め。
わずか10分ほどのダイジェスト映像なれど、その画質の良さに驚いた!。
「万国博アンコールシリーズ」と番組のサブタイトルにもあるので再放送されたもの?。
TVの受信状態も完璧で、保存状態も極めて良好な状態だったことがその画質から窺い知れる。
スリーブ裏面
常に画面にはアップロード者のクレジットが入っているものの、これだけのレア映像が拝めるのだからありがたい(笑)。
ちなみにアップロード者が管理するチャンネルのリストには、主に70~80年代前半にかけての歌番組(!)がこれまた綺麗な状態でUPされている。
ご本人か、ご親族かが考えられる最高の状態で録画して、同じく大切に管理されてきたものなんだろう。
いやあ、あるところにはあるもんですね。
DVD-R盤面
ほぼコマ切れに編集されてはいるものの、オーケストラが入った豪華なステージ、インタビューシーン、客席の様子等
重要な場面を垣間見ることができる。
笑えたのがCDでも聞けた、インタビュアーはしだのりひこ氏とのシーン。
「僕が誰だか知ってる?」、「日本のフォーク界のキングで・・・」云々のコメントに対しメリー・ホプキンが、はあ?とドン引きした表情を見せている。
思いっきり滑ってる(笑)。
丁度微妙な時期だったのか、彼女のポールに関するコメントも、何となく距離間を感じさせるもので興味深い。
演奏シーンもコマ切れで収録されているものの、唯一「Those Were The Days」はフルで収録。
貴重な万博公演のライブシーンをこの1曲だけでも拝めることはとてもありがたい。
もしかしたら、番組のオリジナルはTV局にも残されていないのかもしれない。
可能であればぜひともこの番組をフルで見てみたい!と思わせるタイトルでした。