サッカー、カメルーン戦勝利、おめでとうございます。
本当に良かった。
これで負けてたら、次のオランダ戦まで怒涛のバッシング合戦が繰り広げられていただろと思うと、それだけでもホっとした。
やっぱり当事者、前線で頑張ってる人達の努力が報われることが一番。
おめでとうございました。
さて、そんな時事ネタとは関係なく、今月のアタマにゲットしたCDの話題を・・・。
「FLOWERS IN THE DOME / Paul McCartney」
今やもう20年も前の出来事になってしまったポール・マッカートニーの初来日公演、東京ドームで行われた5日間のうち、後半の2日間、3月11日と13日を収録したタイトル。
カセットに記録されたこの2公演は共通して、音像が中央にまとまりながらきちんとエッジが立って聴きやすい、インフォに偽りのない高音質。
ボーカルがくっきりと大きく収録されていることからも、よっぽどの好ポジションで録音されたことが想像できる。
若干13日の方がドームの残響を程よく拾っていて個人的には好みの音。
11日の「My Brave Face」だけが、テープチェンジの都合で未収、過去のタイトルから補填されてはいるものの、この高音質タイトルの価値を落とすもんじゃないでしょう。
そして何よりファンにとって嬉しかったのはこのタイトルでもって、90年初来日公演の最終日である、3月13日公演の模様がようやく日の目を見たことだろう。
さすがに最終日だけあって、ドーム中に、ある種独特な熱さ、ムードが漂っているのが伝わってくる。
当時高校生だった自分なんかは、まだまだファンになって日が浅く、全てが新鮮で、「初生ポールだ!」と無邪気にはしゃいでいればよかった。
けれど、長年の、いわゆるリアルタイム世代のビートルズ、ウィングス・ファンにとっては、2度の悲劇を乗り越えての初来日公演。
そして日程変更など紆余曲折あった中で迎えた千秋楽ということで、尋常じゃない思いを胸に臨んだ人も多かったことでしょう。
そんなことを妄想しながらこの音源を聴いていると20年前の熱狂が鮮やかに蘇ってくるってもんですよ。
随所で聞こえてくるリンダのコーラス=声のおかげで、2000年代以降のライブとは違ったムードにドーム全体が包まれてる。
ウィングスが(そんなことは絶対ないけれど)続いてたら、ライブはこんな風に進化してたのかな?~なんて。
ポール&リンダの脇を固めるバック・バンドが今聴いてもめちゃくちゃ巧い!。
今もポール・バンドに欠かせない、キーボードのポール・ウィックス・ウィッケンズやギターのロビー・マッキントッシュもさることながら、あらためてヘイミッシュ・スチュアートの存在が光る。
特にこの日の「Let It Be」での彼のソウルフルなコーラスは鳥肌もの。重厚なゴスペル・ソングに聞こえてくる。そこにロビーのソロも加わり、自分にとってはこの日のベスト・トラックか。後半リンダのコーラスがヨレるのもご愛嬌。
ラストのアビーロード・メドレー前の感謝の挨拶も感動的だけど、全てが終わったあとの「サヨナラ、ジャマタネ!、マ・タ・キ・マースッ!」という力強い声に、ようやく日本での公演を終えた、やり切ったというポールの充実した思いが伝わってきてヤバイです・・・。
もう20年ですか・・・。
「FLOWERS IN THE DOME / Paul McCartney」
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 11th March 1990
Disc 1
1. Opening Film 2. Figure Of Eight 3. Jet 4. Got To Get You Into My Life 5. Rough Ride
6. Band On The Run 7. We Got Married 8. Let 'Em In 9. The Long And Winding Road
10. The Fool On The Hill 11. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 12. Good Day Sunshine
Disc 2
1. Can't Buy Me Love 2. Put It There 3. Things We Said Today 4. Eleanor Rigby 5. This One
6. My Brave Face 7. Back In The U.S.S.R. 8. I Saw Her Standing There 9. Coming Up 10. Let It Be
11. Ain't That A Shame 12. Live And Let Die 13. Hey Jude 14. Yesterday 15. P.S. Love Me Do
16. Get Back 17. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 13th March 1990
Disc 3
1. Figure Of Eight 2. Jet 3. Got To Get You Into My Life 4. Rough Ride 5. Band On The Run
6. We Got Married 7. Let 'Em In 8. The Long And Winding Road 9. The Fool On The Hill
10. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 11. Good Day Sunshine 12. Can't Buy Me Love
13. Put It There 14. Things We Said Today 15. Eleanor Rigby 16. This One 17. My Brave Face
Disc 4
1. Back In The U.S.S.R. 2. I Saw Her Standing There 3. Coming Up 4. Let It Be
5. Ain't That A Shame 6. Live And Let Die 7. Hey Jude 8. Yesterday 9. P.S. Love Me Do
10. Get Back 11. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
本当に良かった。
これで負けてたら、次のオランダ戦まで怒涛のバッシング合戦が繰り広げられていただろと思うと、それだけでもホっとした。
やっぱり当事者、前線で頑張ってる人達の努力が報われることが一番。
おめでとうございました。
さて、そんな時事ネタとは関係なく、今月のアタマにゲットしたCDの話題を・・・。
「FLOWERS IN THE DOME / Paul McCartney」
今やもう20年も前の出来事になってしまったポール・マッカートニーの初来日公演、東京ドームで行われた5日間のうち、後半の2日間、3月11日と13日を収録したタイトル。
カセットに記録されたこの2公演は共通して、音像が中央にまとまりながらきちんとエッジが立って聴きやすい、インフォに偽りのない高音質。
ボーカルがくっきりと大きく収録されていることからも、よっぽどの好ポジションで録音されたことが想像できる。
若干13日の方がドームの残響を程よく拾っていて個人的には好みの音。
11日の「My Brave Face」だけが、テープチェンジの都合で未収、過去のタイトルから補填されてはいるものの、この高音質タイトルの価値を落とすもんじゃないでしょう。
そして何よりファンにとって嬉しかったのはこのタイトルでもって、90年初来日公演の最終日である、3月13日公演の模様がようやく日の目を見たことだろう。
さすがに最終日だけあって、ドーム中に、ある種独特な熱さ、ムードが漂っているのが伝わってくる。
当時高校生だった自分なんかは、まだまだファンになって日が浅く、全てが新鮮で、「初生ポールだ!」と無邪気にはしゃいでいればよかった。
けれど、長年の、いわゆるリアルタイム世代のビートルズ、ウィングス・ファンにとっては、2度の悲劇を乗り越えての初来日公演。
そして日程変更など紆余曲折あった中で迎えた千秋楽ということで、尋常じゃない思いを胸に臨んだ人も多かったことでしょう。
そんなことを妄想しながらこの音源を聴いていると20年前の熱狂が鮮やかに蘇ってくるってもんですよ。
随所で聞こえてくるリンダのコーラス=声のおかげで、2000年代以降のライブとは違ったムードにドーム全体が包まれてる。
ウィングスが(そんなことは絶対ないけれど)続いてたら、ライブはこんな風に進化してたのかな?~なんて。
ポール&リンダの脇を固めるバック・バンドが今聴いてもめちゃくちゃ巧い!。
今もポール・バンドに欠かせない、キーボードのポール・ウィックス・ウィッケンズやギターのロビー・マッキントッシュもさることながら、あらためてヘイミッシュ・スチュアートの存在が光る。
特にこの日の「Let It Be」での彼のソウルフルなコーラスは鳥肌もの。重厚なゴスペル・ソングに聞こえてくる。そこにロビーのソロも加わり、自分にとってはこの日のベスト・トラックか。後半リンダのコーラスがヨレるのもご愛嬌。
ラストのアビーロード・メドレー前の感謝の挨拶も感動的だけど、全てが終わったあとの「サヨナラ、ジャマタネ!、マ・タ・キ・マースッ!」という力強い声に、ようやく日本での公演を終えた、やり切ったというポールの充実した思いが伝わってきてヤバイです・・・。
もう20年ですか・・・。
「FLOWERS IN THE DOME / Paul McCartney」
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 11th March 1990
Disc 1
1. Opening Film 2. Figure Of Eight 3. Jet 4. Got To Get You Into My Life 5. Rough Ride
6. Band On The Run 7. We Got Married 8. Let 'Em In 9. The Long And Winding Road
10. The Fool On The Hill 11. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 12. Good Day Sunshine
Disc 2
1. Can't Buy Me Love 2. Put It There 3. Things We Said Today 4. Eleanor Rigby 5. This One
6. My Brave Face 7. Back In The U.S.S.R. 8. I Saw Her Standing There 9. Coming Up 10. Let It Be
11. Ain't That A Shame 12. Live And Let Die 13. Hey Jude 14. Yesterday 15. P.S. Love Me Do
16. Get Back 17. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 13th March 1990
Disc 3
1. Figure Of Eight 2. Jet 3. Got To Get You Into My Life 4. Rough Ride 5. Band On The Run
6. We Got Married 7. Let 'Em In 8. The Long And Winding Road 9. The Fool On The Hill
10. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 11. Good Day Sunshine 12. Can't Buy Me Love
13. Put It There 14. Things We Said Today 15. Eleanor Rigby 16. This One 17. My Brave Face
Disc 4
1. Back In The U.S.S.R. 2. I Saw Her Standing There 3. Coming Up 4. Let It Be
5. Ain't That A Shame 6. Live And Let Die 7. Hey Jude 8. Yesterday 9. P.S. Love Me Do
10. Get Back 11. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End