With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

当り

2006年06月08日 | Music
新宿の某レコード・ショップで手に入れたローリング・ストーンズ73年ライブをサウンドボードで収録したブートCD。
ストーンズ・ファンには耳タコの超定番音源らしいけれど、自分にとっては恥ずかしながら初めて聞く、ミック・テイラー在籍時で最も脂の乗り切ってた頃のライブを収録したもの。
ネットで色々調べてみると、既に名盤扱いのタイトルのリイシューらしいけど、ジャケットも今風でカッコいいし、CD-Rじゃなくてちゃんとしたプレス盤。
さらに値段もブートにしては破格のリーズナブル・プライスだったので即買いしてしまった!

再生をした瞬間に、音のすごさにびっくり!
ブートとは思えない、オフィシャル級のライブアルバムだった。
また、音の良さに加えて、演奏も素晴らしい!。キースの、ルーズな様でいて、決めるところは決めるカッティングに乗って、若きギタリスト、ミック・テイラーのブルース・ギターが自由自在に浮遊しまくる!、といった感じ。
「Tumbling Dice」なんて鳥肌モノだ

甘ったるいバラードの「アンジー」も、ミックのラフなボーカルとテイラーのギターのおかげで思いっきりロックしている。チャーリのドラムがこの間の来日ライブの時とほとんど勢いが変わらないのも驚異的だ!。・・・このアルバム、聴いててかなり気持ちがいい。いやあ、こんなにすごいライブをやってたんだなあ、と感激
いや、「…やってたんだなあ」は間違い。この盤を聴いたあと、あらためて先日のさいたまの「Mdnight Rambler」を聴いてみると、変わらないテンションをバンドが保っていることがわかる!。
ミックに関しては、この73年よりも動いていたし…。これってやっぱすごいことだわ。
とにかく、この一枚、自分にとっては当たり!の一枚だった。

ハズレをひいてしまうことの多いブートレグ漁りだけど、たまにこんな「当たり」、素晴らしい盤にめぐり合うことがあるから、やめられなくなっちゃうんだよなあ…