毎月1回、社内メールでお客様相談室から送られてくる「お客様の声」。
フリーダイヤルに入ってきたお客様の生の声をまとめたもので、部門をまたがり、その数は100件以上にのぼる。
たまに、お褒めの言葉も入っているものの、ほとんどが苦情
。
内容も100%こちらが悪いコトから、ほとんど嫌がらせや、憂さ晴らしに近いモノまで多岐に渡る・・・。
今月も「無茶言う人いんな~」と見ていると、なぜだか心にひっかかるコメントに出くわした。
「寝たきりの妻に貴社製品を食べさせているが、取り出しにくく、こぼして布団を汚してしまった。容器を改善して欲しい。」
普段仕事をしていると、予算だの売上だの、製造・出荷数量見込みだの、仕様書、提案書作成だとか、机の上で数字を動かすことばっかりに奔走していて、最終消費者であるお客さん、さらには実際の家庭で利用されるシーンに触れることなど、ほとんどない
。
苦情ではあったけれども、うちの会社の商品がこの夫婦の日常生活に溶け込んで、コミュニケーションの一部として使ってもらってるシーンが浮かんできてなんだか嬉しかった
。
苦情だからこそ、わざわざこうやって連絡をくれるわけで、ひょっとしたら、伝わってこない「お客様の声」として、伝わってくる数の3分の1でも、笑顔のあるシーンにうちの会社の商品が利用されているかも知れない。
早朝の出勤や、急な休日出勤の冴えない自分の日常の先に、そんなシーンが展開されてるのなら、悪くもないかなって思った
。

お客様相談室のYさん。
昔はもう一人同じヘアースタイルの人がいて、ライト兄弟と言われていた。
フリーダイヤルに入ってきたお客様の生の声をまとめたもので、部門をまたがり、その数は100件以上にのぼる。
たまに、お褒めの言葉も入っているものの、ほとんどが苦情

内容も100%こちらが悪いコトから、ほとんど嫌がらせや、憂さ晴らしに近いモノまで多岐に渡る・・・。
今月も「無茶言う人いんな~」と見ていると、なぜだか心にひっかかるコメントに出くわした。
「寝たきりの妻に貴社製品を食べさせているが、取り出しにくく、こぼして布団を汚してしまった。容器を改善して欲しい。」
普段仕事をしていると、予算だの売上だの、製造・出荷数量見込みだの、仕様書、提案書作成だとか、机の上で数字を動かすことばっかりに奔走していて、最終消費者であるお客さん、さらには実際の家庭で利用されるシーンに触れることなど、ほとんどない

苦情ではあったけれども、うちの会社の商品がこの夫婦の日常生活に溶け込んで、コミュニケーションの一部として使ってもらってるシーンが浮かんできてなんだか嬉しかった

苦情だからこそ、わざわざこうやって連絡をくれるわけで、ひょっとしたら、伝わってこない「お客様の声」として、伝わってくる数の3分の1でも、笑顔のあるシーンにうちの会社の商品が利用されているかも知れない。
早朝の出勤や、急な休日出勤の冴えない自分の日常の先に、そんなシーンが展開されてるのなら、悪くもないかなって思った


お客様相談室のYさん。
昔はもう一人同じヘアースタイルの人がいて、ライト兄弟と言われていた。